デザートを、わざわざ山で作ってみよう! やさしい甘みが絶妙の「パンプティング」 小雀陣二の3ステップで作る『山料理』

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下界でもなかなか手作りしようとは思えないデザートを、条件の悪い山でわざわざ作ろうと思いますか? アウトドアクッキングの第一人者、小雀陣二氏は、そんな無理難題を3ステップで簡単に作ってしまいます。

 

登山中に甘いものは欠かせません。糖分は、歩き続ける元気の源になります。ダイエット効果を期待して登山したら、甘いものを食べすぎて、逆に体重が...、なんて経験ありませんか?

話題がそれましたが、アウトドアクッキングの第一人者・小雀陣二さんの山料理連載、今回のテーマが山でつくる「デザート」です。

下界でもなかなか手作りしようとは思えないデザートを、条件の悪い山でわざわざ作ろうと思えますか? 小雀さん、どうなんですか? 大丈夫、小雀さんのワンバーナークッキングは、いつだって、簡単でおいしく、3ステップでチョチョイのチョイ。

おなじみ、小雀さんの新刊レシピ集『3ステップで簡単! ご馳走 山料理』にも、簡単に作れておいしい山向き手作りデザートのレシピがたくさん掲載されていますよ! ぜひチェックしてみてくださいね。

 

★調理時間/10分 豆乳と黒糖のやさしい甘みが絶妙!「パンプティング」

ヘルシーで栄養価の高い豆乳と黒糖、山向きの食材です。
この相性抜群の2品で作るソースをたっぷり吸ったトロトロデザート。手軽に作れ、予備食にもおすすめです。

 

材料(2人分)

  • バゲット ...... 1/2本
  • 卵 ...... 2個
  • 豆乳 ...... 150㎖
  • 黒糖 ...... 大さじ1
  • シナモンパウダー ...... 適量

作り方

①鍋に豆乳と黒糖を加え、焦げないように中火で熱し黒糖を溶かし、ソースを作ります。
②厚めにスライスしたバゲットを浸け込み、ソースをしっかり吸わせ、中火で焼きます。
③バケットをひっくり返し、溶いた卵を流し入れ、弱火で焼き、仕上げにシナモンをふります。

 

ポイントは手軽に手に入る常温保存飲料、豆乳

デザートだけでなく、山の料理に牛乳を使いたくても、保存状態が気になるので諦める人が多いと思います。そんな方には、豆乳が絶対おすすめです。

コンビニ、スーパーで手に入りやすく、保存が利き、かつヘルシーで栄養価が高いので、とっても便利な山料理の味方ですよ!

 

このレシピについて

本レシピは、アウトドアコーディネイターとして著名な小雀陣二氏の新刊著書『3ステップで簡単! ご馳走 山料理』から紹介しています。もっとたくさん知りたい、詳しく知りたい方は、ぜひ、こちらの書籍をご参照ください!

⇒『3ステップで簡単! ご馳走 山料理』を見る

 

プロフィール

小雀 陣二

1969年、東京生まれ。アウトドア・コーディネーター。
アウトドアメーカー、カヤックショップ、などでの勤務経験を経て独立。雑誌や広告、CMの撮影などのサポート、スタイリングを担当するほか、得意の料理を活かし、野外料理レシピの連載執筆も行う。各地のアウトドアイベントでは、自らの体験を持ってアウトドアの魅力を伝えている。
日本各地のガイド仲間と共にカヤックやMTBのツアーを行い、夏のアラスカでは川下りやハイキングをエスコートしている。
週末は自らのカフェ「雀家 」をオープン。著書に『おかわり山グルメ』『お手軽アウトドア燻製レシピ』(エイ出版社)、『3ステップで簡単! ご馳走 山料理』(山と溪谷社)など、アウトドア料理に関する著書多数。
⇒雀家 suzumeya

小雀陣二の3ステップで作る『山料理』

アウトドアクッキングの第一人者、小雀陣二氏が、3ステップで簡単に作れる『山料理』を紹介。条件が限られている山のなかで、おいしい料理を作るコツが詰まっています。

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