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あったかお鍋を「ジップロック」で手軽においしく

道具・装備 2017年10月12日

文=小川郁代、イラスト=ヤマサキミノリ、写真=杉木よしみ

 Report25 あったかお鍋を「ジップロック」で手軽においしく

 

こんにちは。六郎です。
めっきり寒くなりましたね。僕はあまり寒いのが得意じゃないのですが、この季節ならではの山の楽しみもあります。

そう、鍋です!

実は先日、研究所のメンバーと山でお鍋をやりました。というより、鍋をするために山に行ったというほうが正しいですね。

うちの研究所の毎年の恒例行事なのですが、スタッフ総出で1泊で山に登り、それぞれ好きな鍋を作ってみんなで試食するんです。「合同研修会」という名目ですが、まあ要するに社員旅行みたいなものです。

アサカです。
新人の私は今年初めて参加しました。いろんなお鍋が食べられるので、ものすごく楽しかったですよ。
それぞれに個性的で、具材や作り方の工夫もいろいろあって、終わったばかりなのに、もう来年は何のお鍋にしようか考えてしまいます。今回は所長も一緒に行ったんですよね。所長のお鍋、すごく話題になってましたよ!
 

そうですか?
ありがとう。実は毎年同じお鍋で参加している私の定番鍋です。
それでは主任、そのときのレポートをお願いします。

 

はい。お任せ下さい。
ではまずは僕から。

僕の今年のお鍋は「塩豚のにんにくスタミナ鍋」
がっつりおいしい男鍋で勝負です!

材料はこちら。

 

【メイン食材】カットした塩豚※ にすりおろしニンニクを混ぜて「フリーザーバッグ」に入れたもの
【野菜】キャベツ、ニラ、ショウガの千切り、酒
【シメ】:ラーメン、バター、コショウ

※塩豚の作り方
1.ペーパータオルで水分を拭く取った豚かたまり肉の表面に、粗塩(肉500gに対して大さじ1弱)をもみこむように全体にすり込む。
2.ペーパータオルにつつんでから「サランラップ」でピッタリと包み、「フリーザーバッグ」に入れて冷蔵庫へ。3日目以降が食べごろ​

 

この鍋のポイントは、ずばり「塩豚」。

この研修会に向けて3日前から仕込みをしました。冷蔵庫でかたまり肉を熟成させたもので、家でも時々作るんですが、保存しやすいし、簡単で日が経つごとにおいしくなって、ごはんにもつまみにもすごく便利なんですよね。これを前日にカットして、ニンニクと混ぜておきました。

フライパンで少し肉に焼き目を付けたら水と酒を加えて
沸騰したら野菜を入れて煮込むだけ。

 

うーん、にんにくの香りが食欲を誘います。ビールが進む!
熟成された肉のおかげで、調味料なしでもうまみたっぷり。
ゆず胡椒や七味をちょっと加えるのもおすすめです。

 

 

そしてシメはラーメン。
鍋の残りに水を足して麺をゆで、最後にバター、塩少々コショウをたっぷり。

 

 

下準備さえしておけば、材料も調理もいたってシンプルなのに、すごく手の込んだような深い味わいに。
「料理なんて……」という男子にもおすすめです。

 

主任のお鍋、作っているときからあたりにいいかおりが漂って、みんなの注目を集めていましたね。コクがあって、でも意外にさっぱりしていて、疲れが吹き飛ぶおいしさでした。私も家で塩豚作ってみます。

さて、私も負けていませんよ!
何のお鍋にしようか悩んだのですが、やっぱり普段からよく食べている大好きな「とりだんご鍋」にしました。

 

【だんごだね】
とりひき肉(200g)、卵(1/2個)、長ネギのみじん切り1/3本分、ショウガのみじん切り(大さじ2)、塩、しょうゆ(小さじ1/2)、みそ(大さじ1) すべて「フリーザーバッグ」に入れてよく混ぜ、空気を抜いて冷凍する

春菊、三つ葉、ねぎ、しいたけ、えのきだけ、乾燥ごぼう・にんじん、ごぼう茶パック、油揚げ、鶏がらスープ、薄切りもち、

 

材料はお鍋の定番ですが、ポイントはごぼう茶と乾燥ごぼう。この鶏だんごにはごぼうがとてもあうのですが、ごぼうってアク抜きが必要で山にもって行くのはちょっと面倒なんですよね。スーパーで見つけたきんぴらごぼう用の乾燥野菜がとても便利でした。そしてもうひとつ。ごぼうを細かく砕いた「ごぼう茶パック」をだし代わりにします。水にパックを入れて煮出すと、ごぼうのいい風味がたっぷり。

ここに、「ジップロック」に入った肉ダネを、角を切ったバッグから直接しぼり出していきます。こうすれば食器や手も汚れず、あとかたづけも簡単。山でも衛生的に調理できます。

それに、家での下ごしらえから、保存、持ち運び、調理まで、使った容器は「フリーザーバッグ」たった1枚だけ。

これぞ「ジップロック」の実力です!

 

野菜を入れてできあがり。
味噌の風味にしょうがが効いていて、いくらでも食べられます。ごぼうのうまみが効いたつゆを吸い込んだお餅も絶品でしたよ!

 

いやあ、みんな気合が入っていますね。
アサカさんのごぼう茶のだしは、私もとても気に入りました。今度、家でもリクエストしてみます。

さて、この会では所長である私も例外ではなく、自分で鍋を作らなければなりません。しかし残念ながら料理にはまったく疎く……。

そこで、そんな私のために妻が考案してくれた「火にかけるだけのサバ缶鍋」を作ります。

私が家から持ってくるのはこれ。

 

 

そうです。家で鍋にセットしてもらった物に、「サランラップ」をかけ、「フリーザーバッグ」に入れて持って行くのです。

真ん中にある「スクリューロック」の中身はサバ缶なのですが、この工夫といきさつをご説明しましょう(完全に妻の受け売りです)。

サバ缶はそのまま食べられて便利なのですが、缶の後始末が面倒で、私が妻に何とかならないかと相談したことからはじまった技です。 「スクリューロック」にサバ缶を汁ごと入れ、そこに千切りのショウガと暖かい昆布だしを加え、寒天パウダーを加えて固めます。

寒天は常温で固まるので、移動中も出汁がこぼれる心配もないし、火にかければ溶けて味に影響もありません。食物繊維も豊富で一石二鳥です。

 

他に、紙パックの日本酒と、ペットボトルに水と出汁こぶを入れたものを持ってきました。私がやるのは、「スクリューロック」の中身を鍋に空け、適量の酒とだしをそそいで火をつけるだけです。

これをつまみにお酒を飲むのが、大好きなんですよね。
若い人には人気がないかと思っていたのですが、これが毎年好評で。
それをいいことに、私の定番として毎年この鍋を作っています。

野菜は好みのものでいいと思いますが、私の好みで、ショウガのスライスをたっぷりと高野豆腐、写真では見えていませんが、くずきりを入れてもらうよういつもリクエストしています。

 

それぞれに個性あふれる鍋でしたが、いかがでしょうか?
共同装備としていろいろなアレンジが楽しめるように調味料もたくさん用意しました。

研究ではいつも協力し合うスタッフとも、一緒に鍋を囲むと日ごろしないような話がたくさんできて、有意義な時間が過ごせました。鍋には仲間の絆を強くする力があるようなきがしますね。

そしてこんな楽しい催しにも、いろいろな研究成果が役立っていておもしろかったです。年に一度のイベント、これからもずっと続けて行きたいと思いました。
みなさんも「ジップロック」を活用して、楽しい山鍋タイムを満喫して下さい。

※「ジップロック」「イージージッパー」「スクリューロック」「サランラップ」は旭化成ホームプロダクツ(株)の登録商標です。
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