サースフェー NX 60+
ミレーの定番ザック
「サースフェー」シリーズに
最新大型モデルが登場!
昨年の発売以来、あっという間に大人気モデルとなった
ミレーの「サースフェーNX」シリーズ。
今年は大型モデルが加わり、さらに多様な登山に対応する。
- 文
- 高橋庄太郎、
- 写真
- 中村英史、
- 協力
- ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン
- [PR]
- 2024.04.26
日本の山で最もよく見かけるザックのひとつが、ミレーの「サースフェー」シリーズだ。時代に合わせてたびたびリニューアルされ、最新作は「サースフェーNX」。フィット感のすばらしさや多様なポケットの使いやすさ、それに優れた撥水性などが評判を呼び、昨年の発売後すぐに大人気モデルとなっている。
新しい「NX」は、容量30+5、40+5という小屋泊や日帰り登山向けの中型モデルだったが、そこに今年から中型の特徴のまま容量をアップした50+、大型ならではの特徴を加えた60+と75+が加わった。ちなみに容量の「+」は、トップスカートを伸ばすと荷室が拡張することを意味する。
大型モデルはクッション材を少し硬めにしたり、張りのある芯材をショルダーハーネスに組み合わせたりと、重い荷物でも背負い心地は抜群。ポケットなどの収納力も高く、テント泊に使いやすいのが利点だ。
いまや中型から大型まで幅広いラインナップがそろうようになったサースフェーNX。自分の登山スタイルや好みに合わせて選べるのがうれしい。
大型ならではの機能に注目
新商品のうち60+と75+には、
中型モデルとは異なる
大型モデルらしい機能を追加。
より多くの荷物の重量にも対応する。
3本のサイドストラップが
荷物を確実にホールド
サイドストラップが2本の中型モデルに対し、荷室が大きい60+と75+は3本になった。そのため内部に入れた荷物を上から下までしっかりと圧縮できるうえに、トレッキングポールのような長いものも確実に固定可能である。このストラップはフロントに回して留めることもできるので、マットや脱いだウェアなどを固定しておくのに便利だ。
調節可能な背面長で
よりよい背負い心地に
各ハ-ネスと連続する背面パネルには高通気芯材が使われ、表面はメッシュ製で速乾性も上々。内部のクッション性素材によって、体への当たりも柔らかだ。その背面パッドは上下に二分され、大きな面ファスナーによって43~53cmの間で背面長を調整できる。目安となるサイズも明記されているので、自分の体に合わせて適切なサイズを選びやすい。
左右ヒップハーネスに便利な
大容量ポケット
ヒップハーネスの左右のポケットは、面ファスナーを使ったユニークな折りたたみ式。地図など大きなものを入れるときは、縦の長さを倍近くに拡張できる。これは以前から好評だったミレーらしい工夫だが、中型では拡張できるのが片方のみだった。大型モデルでは左右ともに拡張可能なポケットに。スマートフォンなどの収納に左右を使い分けたい。
進化を続けるロングセラー
サースフェーNXは
使用されている素材や
各部の工夫も気が利いている。
これらの特徴は中型モデルと
大型モデルに共通する仕様だ。