身につけた雪山登山技術を駆使して登る、八ヶ岳最高峰・赤岳 しっかりと雪山の基礎を身に付けたら、総仕上げとして主峰の赤岳を目指したい。この頂に立ったとき、それは本格的な雪山登山の世界の入り口に立ったことを意味する。厳しい急登を越えて、新たなステージの扉を開けてみよう。 2021.12.28
「岩と雪」の南八ヶ岳、森林高地の北八ヶ岳。両方を味わえる天狗岳 雪山の体験を十分に堪能したら、次のステップでは天狗岳を目指してほしい。雪山用登山靴を履いて10本爪以上のアイゼンを付け、ピッケルを手にして山頂を目指せば、本格的な雪山登山に必要な要素が肌で感じられるようになる。 2021.12.15
ロープウェイを使って一挙に樹氷の世界へ――。初体験の雪山にふさわしい八ヶ岳・北横岳 ロープウェイを降りれば、そこは「雪山初体験の人でも、とりあえず冷たい風と樹氷の世界を体験できる場所」となる。ここから北八ヶ岳・北横岳へと向かう道は、冬山初体験の爽快さと厳しさが凝縮されている。 2021.12.07
本格的な雪山挑戦は八ヶ岳で第一歩を! 雪山ステップアップの舞台に八ヶ岳が相応しい理由 八ヶ岳は本格的な雪山登山に第一歩を刻むのに最も適した山と言われる。雪山の魅力、楽しさ、侮れない危険を学ぶのにふさわしい場所を、八ヶ岳の中で探してみてはいかがだろうか? 2021.12.01
信州から武州――。最も古き良き峠越えが感じられる季節に、今も残る本当の峠越え「十文字峠越え」へ 「秋から晩秋へ、峠の頂上付近に粉を捲いたような乾いた雪が風花となって舞う季節が、最も古き良き峠越えが感じられる季節」、この山域をこよなく愛する山岳ガイドの山田哲哉氏。信州(長野県)の梓山から十文字峠を越えて武州(埼玉県)の栃本へと歩く、古の峠道を歩く山旅の魅力に迫る。 2021.10.21
奥秩父の峠は秋が美しい――。峠を越えて新しい世界と出会う時代があったことを、登山者だけが感じることができる 山頂を目指す登頂登山や、渓谷遡行の沢登りのような登山だけでなく、一昔前の旅人の気分で紅葉の峠を歩いてみよう。秋の奥秩父は「峠」へ向かうのが魅力的なのだ。 2021.10.07
1週間の中に四季があり、1日の中にも四季がある。秋の山の魅力と楽しさ。そして独特の厳しさ、怖さ 短い山の夏が終わり、山が最も色鮮やかになる秋を迎えようとしている。しかし、夏と同じ気持ちで計画し、入山すると痛い目にあうこともある。慎重な情報収集と装備の充実が求められるのが秋山だ。 2021.09.15
はじめて登る3000mの山。挑戦者のつもりで謙虚に挑んで、本物の高山の姿を知ってほしい 「3000m級の山」は、登山を始めた人たちにとって、大きな目標となる。もし、まだ訪れたことがないのであれば、この夏にぜひ目標にしてほしい。その難易度やリスクを、よく知ったうえで目指せば、素晴らしい世界が待っている。 2021.07.20
川の生涯を辿る山旅、それが笛吹川東沢釜ノ沢。改めて、この沢の体験を勧める理由 沢登りを体験して、さらに何本か入渓して沢登りに慣れてきたら、ぜひ笛吹川東沢釜ノ沢を目指してほしい。日本独特の登山形式を創り出した、沢登り発祥の地とも言える場所は、沢登りの魅力がギッシリと詰まっている。 2021.07.06
「さぁ、沢登りを始めるぞ!」の前に、必要な装備と始め方を提案 「さぁ、沢登りを始めるぞ!」と考えても、一体どのように始めたらいいのだろうか。ガイドや講習会での第一歩が安全でオススメだが、個人が取り組む場合も含めて、沢登りへの導入を考えてみる。 2021.06.17