天神山てんじんやま
写真:武並完治   川上郡成羽町坂本からの天神山
 岡山県では北部の中国山地を除き、中部から南部には高い山はない。津山と新見を結ぶ線から南の吉備高原は地形学的には隆起準平原に分類され、500mくらいの高さに緩い起伏の谷や山が連なる。一番高いのが川上郡備中町と成羽町にまたがる天神山で、チャートという非常に硬い緻密な岩石で構成されており、浸食されずに残ったのだといわれている。
 登山口は成羽と新見を結ぶ県道33号線に沿う坂本から1kmほど南にあり、中国自然歩道が山頂に向かって整備されている。山頂までは2時間ほど。頂上に近づくにつれ岩峰や岩壁が現れてくる。登りつめた所が天満神社。一等三角点(補点)は西にあるが、東の鈴振岳からは北に大山、南に瀬戸内海が望まれる。
 坂本の東の高原に「吹屋ふるさと村」があり、そこから坂本に下る途中で望む天神山は、実に堂々としている。
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