オリジナルコジーを作ろう① 「山ジップロック®研究所」

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文=小川郁代、イラスト=ヤマサキミノリ

 

Report16 「スクリューロック」用オリジナルコジーを作ろう【前編】

 六郎です。山でのごはんって何であんなにおいしいんでしょう。僕は意外と料理好きで、テント泊のときは食材を担いで登っておいしいものを食べるのを楽しみにしています。

 でも日数が長いときや一人のとき、時間的に余裕のない山行のときは、
やっぱりインスタントものにお世話になることも多いです。

 以前「ジップロック」を食器代わりに使う研究報告をしましたが、「スクリューロック」って、本当に食器にちょうどいいサイズなんですよね。

 ただひとつ難点があるとすれば保温性。また、熱いものを入れると、素手で持つときにちょっと気をつけなければなりませんよね。

 そこで、注目したいアイテムが「コジー」、つまり保温カバーです。

 クッカーやマグなど、はじめからコジーが付属する商品もありますが、「スクリューロック」に合わせて、オリジナルのコジーがあれば、さらに食器使いがパワーアップするはず。

 そこで今回は、食器として一番使い勝手のいい「スクリューロック 473ml」用のものを作ります。せっかく作るのだから使い捨てではもったいない!

「スクリューロック」を洗うときにはずせて何度も使えるように、取り外しができることにこだわりました。

完成形はこんな感じ。作り方を2回にわたってお伝えしていきます!

材料はできるだけ安く

まずは必要な材料をそろえます。

保温性が高いに越したことはありませんが、材料費も手間も、あまりかけずに作るのがわが研究所のポリシー。 100円ショップなどで手軽に手に入るものを中心に材料を選びました。

①アルミ保温シート

100円ショップなどで買える、保温シート。 レジャーシートやお風呂のお湯の保温など、いろいろな用途で、同じようなものが売られています。車の日差しよけなどとして売られているものでもOK。ある程度保温性が得られるように、今回はいろいろ探した中から、厚さ3㎜の少し厚手のタイプを選びました。

②流し台テープ

アルミ素材のテープ。3cm幅のものを使いました。保温シートの補強に使います。

③仮止め用テープのり、または弱粘着両面テープ

粘着力の弱いテープがあると、作業が格段にスムーズに進みます。今回は、簡単にはがせて、ついたのりも簡単に落とせるテープのりタイプを使いましたが、普通のテープタイプでもOKです。

④両面テープ

こちらは通常の粘着力のある、幅1㎝の両面テープ。

⑤布製テープ(なくても可)

これも100円ショップで見つけた、リボンの裏にテープがついていているもの。保温シートのふちの処理に使います。手に入らなければ、手芸用のバイアステープに両面テープを貼っても代用してもいいでしょう。ビニールテープなどでもOKです。

設計図を作りました!

「スクリューロック」は底に向かってわずかに狭くなる形をしているので、 側面の形がちょっと難しいんですよね。

そこで、ちょうどいい形に手軽に作れるように、設計図を作ってみました。 図をこちらからダウンロードして、A4用紙に100%サイズでプリントアウトすれば、型紙として使えます。 パーツはたった3つ。いたってシンプルですね。

ではさっそく作って行きましょう!

【スクリューロック 473ml専用コジー型紙】

型紙を作る

まずは型紙を切り出します。

最初は丁寧に切り取る必要はなく、余白を残してそれぞれのパーツをばらすつもりで切りましょう。

側面右と左は、★の位置を合わせてテープで貼り合わせて1枚にしてください。

【余白は適当な大きさでOK】

保温シートを切り出す

①適当な大きさに切った保温シートの裏側に、仮止め用テープで型紙を貼ります。 側面とふたは表に、底面パーツだけは裏に貼ります。

②底のパーツの型紙のセンターにあるポイントに細字のサインペンなどで穴を開けて 保温シートに印をつけておきます。後でセンターを合わせる目印になります。

③それぞれのパーツを、型紙にあわせて、保温シートをていねいにカットします。

④外枠をカットした側面パーツの、裏の下辺(型紙の三角がある部分)に沿って両面テープを貼ります。曲線に合わせてところどころ浮かせながら貼っていきましょう。

⑤貼り終わったら、型紙の下部の三角部分に合わせて両面テープごとハサミで切り取ります。側面パーツの両面テープの剥離紙はまだはがさず、つけたままです。

これでパーツは完成です!

今回はここまで。次回はいよいよ、コジーの形に組み立てて行きます。

お楽しみに!