ヤマケイオンライン 山と溪谷社

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山の道具研究所 くつした編

アウトドアソックス(登山用のくつした)って、
意外と侮れない。

クッション性能が高かったり、通気性が良かったり、
アウトドアソックスといっても、種類はさまざま。
今回は、そんなアウトドアソックスについて大特集!

文 / 編集部 イラスト / ヨシイアコ デザイン / yucca・編集部

教えて! くつした先生

「アウトドアソックスの手入れはどうしたらいいの?」、「どうやって選んだらいいの?」など、事前に行ったアンケートで、読者からアウトドアソックスに関するさまざまなお悩みが届きました。

「教えて! くつした先生」では、くつした先生こと、さかいやスポーツ・シューズ館の斎藤勇一さんが読者の悩みに答えます。

さて、今週はどんな悩みが届いたのでしょうか…!

斎藤勇一

教えてくれた人

斎藤勇一さん

東京・神田にある登山用品店「さかいやスポーツ」で、 登山靴や靴下、インソールなどの仕入れ販売を担当。
「脚のお悩みなら、おまかせください!」

これまでの「教えて!くつした先生」

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靴下の厚さ、いろいろあるけれどどれを選んだらいいの?

美ヶ原 さんからの質問

山くつしたの基本の「キ」をご覧ください!

くつした先生からの答え

臭わない靴下はありますか?

そっくすん さんからの質問

消臭機能のあるソックスがあります。あとは下着と同じで、ウールの比率が高いソックスが臭いにくいのでオススメですよ。

くつした先生からの答え

いつも履いているメーカーと同じサイズの違うメーカーのソックスを買ったら、サイズ感が違いました。どうしましょう?

緑黄色野菜すき さんからの質問

編み方やソックスの作りは、メーカーごとに違います。同じメーカーの製品でも、パイルの目のつまり方が変わると、サイズ感に差が出ます。また、着圧タイプの製品はフィット感を上げるために小さめに設計されているため、キツく感じやすいです。特徴はそれぞれなので、試履ができるお店が近くにあれば、まずは試履をしてみるのが良いでしょう。

くつした先生からの答え

靴下の縫い目のことです。先日の登山で、愛用している靴下の縫い目(縫い始まりか終わり)が気になりました。石が入っているかと確認したくらいです。歩き終わり自分の足を見ると案の定、痕がついて皮がめくれていました。縫い目のない快適な靴下あるでしょうか?

おんぷちゃん さんからの質問

縫い目がないソックスは残念ながらないのですが、縫い目がフラットなソックスが販売されています。ぜひお店でチェックしてみてくださいね。東京の神田神保町に「さかいやスポーツ シューズ館」というお店があります。

くつした先生からの答え

縫い目によって靴擦れが出来たり、爪が黒くなったりします。靴や足のサイズなども影響すると思いますが足に優しい靴下の見極めかたが知りたいです。

SHP さんからの質問

履いているソックスがゆるい可能性がありますね。靴の中で擦れることで起きるトラブルは、靴がゆるいかソックスがゆるいかのどちらかです。履いているソックスが古いソックスの場合は新しいものに買い換える、新しいソックスの場合は、コンフォート性を考えて、あえて編みのあまい設計になっているものかもしれません。フィット感の高いソックスにするといいでしょう。

くつした先生からの答え

トレラン用のソックスは5本指が主流ですが、なぜ登山用ソックスは指が分かれていないのでしょうか。5本指のほうが蒸れなくて、マメができづらい気がします。

ミナミ さんからの質問

5本指ソックスは厚くするほど指先が広がってしまうので、構造的に厚手にするのが難しいのです。確かに蒸れにくいなどのメリットがありますが、フィッティングが難しいというデメリットもあります。特にアルパインブーツはつま先の部分が細めに作ってあるため、先端の圧迫感があれば、血行不良の原因にもなります。登山靴とソックスを履いてみて、フィーリングが良ければありだと思います。

くつした先生からの答え

これは画期的! という変わったソックスってありますか?

スタミナMAX さんからの質問

そうですね〜、最近はソックスの内側に撥水コーティングを施したものや、二重構造になったソックスがあります。撥水コーティングしたものは、通気性の高い靴と合わせることで蒸れにくくなります。二重構造のものは、シワができにくいので靴擦れを防ぐ効果があるんですね。

くつした先生からの答え

雨の日に靴下が濡れて靴擦れしたことがあります。靴擦れ対策に何か良い方法はありますか?

きみー さんからの質問

濡れると皮膚がゆるみ、剥がれやすくなります。そうすると靴擦れしやすくなるのです。なので、まずは「蒸れない・濡れない」対策をすることが重要です。まずは防水性の高い登山靴を履くか、防水性の高いソックスを履くこと。

くつした先生からの答え

くつした先生は、ソックスの履き方でグッときた瞬間ってありますか?

友達の友達はトモダティ さんからの質問

私はですね、テントサイト、もしくは山小屋でソックスをちゃんと履き替えている人を見るとグッときますね。さらに、その日履いたソックスと靴の中敷きを干している人を見ると「あ、この人分かってるなぁ〜」って。しかも休んでいる時に、快適そうなフリースや厚手のパイルソックスを履いてくつろいでたりすると、さらにグッときますね。

くつした先生からの答え

幅狭、甲浅で靴の中でも靴下の中でも足が遊びます。でも締めすぎると肌が負けてかゆくて仕方ないです。いいバランスの靴下ありませんか?

さまき さんからの質問

最近は足全体に対してフィット感が高いソックスも出ています。また、履いている登山靴やソックスにゆるさを感じるようであれば、靴とソックスのすき間を埋めなければなりません。トレッキングシューズを履いている場合は、厚手のソックスを履くようにしましょう。
ちなみに「厚くしたら、より蒸れるんじゃないの、暑くなるんじゃないの」と言う方がいらっしゃいますが、これは間違い。防水の登山靴を履いていれば、その時点である程度蒸れるし、暑いです。フィット感を高めるためにソックスを厚手のものに変えるのも手です。

くつした先生からの答え

夏の縦走用に着圧のあるソックスはありですか? 日帰りなら気にならないのですが、血行などでパフォーマンスに影響がないか気になります。

おふとぅん さんからの質問

ありです。また、着圧ソックスは足だけのものよりも、ふくらはぎまでしっかり着圧されているほうが、足への負担が少ないのでオススメです。足だけのものは足のアーチのサポートをし、ふくらはぎまであるものは、ふくらはぎの血流促進や筋肉の余計な振動を抑える効果があるのです。
寝泊まりした際に、体調状態の変化でキツく感じたり、足がつってしまう方がいますが、水分不足が原因ということもあります。まずは一泊二日の山行で試してみて、おふとぅんさんに合うようなら、長期縦走なども試してみてください。

くつした先生からの答え

外反母趾(ぼし)なので、山では5本指靴下を愛用。でもなぜか厚手のものがありません。色選択も少ない。普通の山靴下みたいに厚手、薄手、色など、もっと種類があってほしい。

みよ さんからの質問

厚手の5本指ソックスも販売されてはいるのですが、数えるほどしかなく、選択肢が狭いですね。どうしても5本指ソックスで厚手にしたい場合は、アンダーソックスに5本指のものを履いて、重ね履きをするワザがあります。ただ、重ねて履くことでサイズ感が変わります。重ね履きをしたいのであれば、それを前提で登山靴選びをするといいでしょう。

くつした先生からの答え

トレイルランナーの人から、5本指ソックスが良いと聞きました。5本指ソックスって本当に良いんですか?

ひでぃ さんからの質問

5本指ソックスは指ごとに生地があてがわれているので蒸れにくく、湿気がたまりにくいので不快感が軽減されます。また、指先の自由度が高いので、バランスが取りやすいといったメリットがあります。その反面、指の間の生地の分だけ足幅が広くなってしまいますから、今まで履いていた靴がサイズ感の違いで履けなくなる可能性があります。フィッティングに注意!

くつした先生からの答え

インナーソックスを重ね履きする時、アウターソックスとの素材の組み合わせ次第で滑りますか? 蒸れ感の減少と、指の可動を意識することを目的に五本指のインナーソックスを使用していますが、アウターソックスとの組み合わせによっては靴の中で足が滑ってしまうような感覚があります。特に下りで顕著です。

にゃみにゃみ。 さんからの質問

はい。組み合わせによっては滑ります。例えば速乾性のあるインナーソックスは化学繊維を使っていることが多いのですが、それが滑りの原因になったりします。インナーソックスを履く場合は、ウールやシルク混紡のものを選ぶといいでしょう。

くつした先生からの答え

防水ソックスって本当に濡れないの? 濡れないとしたら蒸れるんじゃないの?

YOLO さんからの質問

基本的には濡れません。蒸れますが、アンダーソックスを履けば蒸れにくくなります。また、防水ソックスの中でもシールスキンズの製品は、中がパイル地のようになっているので、比較的蒸れにくいです。
防水ソックスは、防水性能のないトレランシューズや、防水性能のない部分があるトレッキングブーツを履いて「蒸れなく快適に」歩きたい時や、渡渉や雨の日に履くと良いですよ。
万が一寒冷地でソックスの中に水が入ってしまっても、入り込んだ水分が氷点下に近い温度にならないため、足が凍傷になりにくいというメリットもあります。

くつした先生からの答え

足裏(特に指周辺)に汗をかいて、ウールのソックスでも半日履くとグッショリ。ロングトレイルでもそのまま履いていると、靴の中で足が前滑りして爪を傷めてしまう。爪が青紫になったり、そこから水虫になったり。とりあえず休憩時には靴を脱いだり、ロングトレイルの時には履き替えたりしている。それでも年に何度かは足先を傷めてしまって爪割れや水虫が完治しない。なんとかしたーい! くつした先生お願いします!

EVB さんからの質問

発汗量が多いと、ソックスが汗で飽和状態になってしまんですね。これは、より厚手(パイルの立ち上がりが高め)のソックスを履くことで解決するかもしれません。厚手の生地のほうが、より汗を吸ってくれるんですね。また、薄いソックスに比べて、空気の流動性が上がり、疎水力が少し高くなるのでオススメです。
また、エックスソックスの製品はベンチレーションしてくれる(歩いた反動で通気を良くする)ので、そちらも試してみては?

くつした先生からの答え

買ったソックスが思ったよりキツかったり、ユルかったりします。サイズ選びのコツはありますか?

おさかなクン さんからの質問

自分の足の実測が違うかもしれません。登山靴のサイズは一部を除き、足の実測値+10㎜~15㎜程度で選ぶのが一般的と考えられています。なので、靴のサイズでソックスサイズを選択した場合、実測値よりも大きくなる可能性があります。脚の幅などにボリュームがある方の場合は、適正サイズで選んだとしても、ソックスが逆に小さく、きつく感じる場合がありますのでフィッテイングに注意が必要です。
また、ソックスの作り方や製法、紡いだ糸のゲージなどでフィット感が大きく変わるものも存在しています。できれば試履きをオススメしますが、できない場合はソックスのテンションや編み方の甘さなどを参考に選ぶと失敗が少ないですよ。

くつした先生からの答え

ウールが良いと聞きますが、他と比べて高いんですよね~。それだけの価値があるのですか?

ビタミンイエロー さんからの質問

ちゃんと手入れをすると、永く使えます。以前は交換時期について、基本は履いて1年が交換のタイミングですが、実は先生、2年くらい履いているウールのソックスがあります。手入れと管理の仕方で、とっても長持ちするのです。
また、ダーンタフは「生涯保証」をうたっているので、正しい手入れをした状態で穴があいたり傷んだら、無料で交換してくれます。高いだけの価値があるのです。

くつした先生からの答え

かかとの骨がでっぱっているためか、靴下にすぐ穴があきます。ひどいときは3回くらい履いたら、もうあきます。そのため、高価な山用の靴下はなかなか履けないのですが、どうすればいいでしょうか。

ガルシアパーラー さんからの質問

かかとの形状と靴との相性で悩まれているんですね。登山用ソックスは安くはありませんので、なかなか難しい問題です。登山靴とソックスの相性はとても大事ですし、足元を安定させる工夫も必要です。 相性以外の原因としては、靴ひもの締め込みがあまかったり、大きめのサイズの登山靴を履いているなど、靴をゆるめに履いている可能性が考えられます。そうすると、歩行時に靴からかかとが浮いて滑るように動いてしまい、靴擦れしてしまうのです。
その場合の対策としては、靴が自分の足にフィットするように、スキマを埋めるように厚みを持たせたソックスを履く、シューレースをしっかりと締めるなど、足と靴との一体感を出すように工夫しましょう。
耐久性を考えたソックスとしては、つま先とかかとの生地にナイロン比を高めて、部分的に補強しているソックスなども販売されていますよ。

くつした先生からの答え

登山用ソックスの買い替えのタイミングを教えてください。

トモロヲ さんからの質問

擦れたり、傷んだりして生地が薄くなっているソックスは即交換しましょう。またゴムがゆるんで伸びてくると靴擦れの原因となりますので、伸びているものも交換するといいでしょう。
買い替えの目安としては一足につき20回使用したら交換。期間でいうと1年、山行回数が多い方は3ヶ月〜半年が交換のタイミングです。乱暴に洗ったり履いたりすると薄くなったり、毛玉ができたりして消耗が早くなってしまいます。取り扱いは丁寧に。

くつした先生からの答え

普段履く靴下じゃなく、登山用の靴下を履かないといけないのはなぜ? おせーて

ダイオウグソクムシさん2 さんからの質問

登山靴は硬いので、足あたりが悪いのです。なので、普通のものよりも厚み(クッション性)のある登山用ソックスで足を保護しつつ、フィット感を高める必要があります。
また、着圧式など機能的なソックスを履くことで足の負担を減らすことができます。

くつした先生からの答え

5本指ソックスで、完璧な冷え対策のソックスは無いのですか?(足指が寄っているので指の擦れ防止のためと、冷え性なので)

こはる さんからの質問

水分を吸って発熱する繊維の入った5本指ソックスがあります。他の対策としては、テーピングや指用のばんそうこうを指に巻いたうえで厚手の登山用ソックスを履くと、指の擦れが防止できるうえに暖かいですよ。

くつした先生からの答え

アウトドアソックスの手入れはどうすればいいですか?

ひっしー&ひっしー さんからの質問

丁寧にちゃんと履くのであれば、山で付いた汚れを大まかに手洗いして、裏返してネットに入れて洗濯しましょう。柔軟剤はいれずに、中性洗剤で洗ってくださいね。干す時は日陰で平干しするのがベスト。洗濯ばさみで吊る場合は、かかとの部分を洗濯ばさみではさんで吊るすと荷重が分散されて伸びにくいですよ。

くつした先生からの答え

アウトドアソックスについてもっと知る!山くつしたの基本の「キ」へ

アウトドアソックスの役割、素材など
基本を知りたい人は↑をチェック!

プレゼントもあるよ!
アウトドアソックスの
おすすめをご紹介!

DARN TOUGH / ダーン タフ

DARN TOUGH ダーン タフ

抜群のタフさで生涯保証をうたうソックスブランド

「ダーンタフバーモント」は、アメリカ本土でも厳しい自然環境で有名なバーモント州で、30年以上、靴下製造を行う紡績工場のオリジナルブランド。通気性、速乾性、抗菌性に優れた高品質のニュージーランド産メリノウールを使用し自社工場で製造。シームレスの高密度編みで、クッション性とタフさを実現、生涯保証をうたう。

X-SOCKS / エックス ソックス

X-SOCKS エックス ソックス

呼吸するソックス、クールでドライに

60もの特許を持つ「X-SOCKS(エックスソックス)」の靴下は革新性能の証。スイスの人間工学テクノロジー×イタリアの匠の技が織りなすアイテム群は、確かな品質が最良のパフォーマンスを提供する。競技特性に応じた構造で、スキー、ランニング、自転車競技など、様々な分野のトップアスリートから賞賛を得ている。

Icebreaker / アイスブレーカー

Icebreaker アイスブレーカー

メリノウールと人体工学設計でいつも快適

Icebraker(アイスブレーカー)は、ニュージーランド産の高品質なメリノウールを使用したアウトドアウェアブランド。メリノウールの保温性、吸湿性、通気性、抗菌防臭性を活かし、機能的でソフトな肌触りのソックスを開発。シンプルでありながら、足の骨格に基づいたアナトミックデザインにより、足回りを常に快適に保つ。

POINT6 / ポイント シックス

POINT6 ポイント シックス

メリノウールならどれも同じ、ではありません

アメリカ生まれの「POINT6(ポイントシックス)」は、メリノウールの機能性を充分に生かしつつ、スポーツに向いた、必要かつ過度にならないクッション性、横方向へのストレッチ性を持ち、さらに足の構造をサポートするといった性能を実現するため、より優れた技術を開発し、人間工学に基づいたフィットを追求している。

SealSkinz / シールスキンズ

SealSkinz シールスキンズ

英国発。上質で優れた機能の完全防水ソックス

「シールスキンズ」の靴下、手袋、帽子は、「100%完全防水・優れた透湿性・伸縮性」の3つの要素を併せ持ち、いかなる気象条件下でも、また水濡れする厳しい環境下でも、足・手・頭を濡らさず、ドライに暖かく快適に保つ。完全防水ソックスは世界40カ国以上で、様々な分野のトッププレイヤーに愛用されている。

山くつした・アウトドアソックスの役割と選び方

山くつしたの基本の「キ」

みなさんは、アウトドアソックスをどうやって選んでいますか?

「登山靴と一緒に買ったものを、とりあえず履いている」なんて、なんとな~く選んでいませんか?
遊び方や登山靴に合わせてアウトドアソックスを選べば、快適さの向上に繋がります。逆に選び方を間違えると、靴ずれや足の疲れなどのトラブルの原因になることも…。

山くつしたの基本の「キ」では、アウトドアソックスの役割と選び方について、くつした先生に教えてもらいました!

まずは、役割について知りましょう。

アウトドアソックスの役割は
大きく分けて4つ

汗を吸い取る

一般的な登山靴は防水透湿性のあるものが多いですが、発汗量に対して透湿量が追いつかないということも・・・。そんな時は、靴下が湿気を吸って溜め込んでくれるので、肌を快適に保つことができます!

足あたりを良くする

普段履きの靴に近いハイキングシューズであっても、足首に靴が当たり、違和感を覚えることがあります。普通の靴下に比べて厚さのあるアウトドアソックスを履いていれば、靴下がクッションとなり、足首の痛さも軽減されます。

登山靴のフィット感を上げる

サイズが合っている登山靴でも、足と靴の間にはどうしてもすき間ができてしまいます。アウトドアソックスを履くことで、靴と足の隙間を埋め、靴へのフィット感を高めることができます。

下底の硬さを軽減してくれる

登山靴は、靴底が硬いものが多く、長時間履いていると足の裏が痛くなることがあります。アウトドアソックスは、足裏にクッション性のあるものがほとんどなので、靴の硬さを感じにくくしてくれます。

次は「厚さ」と「素材」違いについて。

靴へのフィット感を高めるのに
大切なのは「厚さ」

極薄手

インナーソックスなど、2枚履きでの使用を前提としたもの。

薄手

普段履きの靴下に近いがやや厚め。

中厚手・厚手

登山用ソックスの中で一番多い厚さ。クッション性に優れたものが多い。

極厚手

冬に使用することが多い。厳冬期用登山靴向き。

最近は部分的にクッションがあるものなどがあり、厚みも多様化しています。ここでは、基本的な厚さについておさえておきましょう。

マメや靴ずれなど、足の環境を左右するのが「素材」

ウール

靴内の湿気を吸って溜め込む調湿効果を持つ。防臭効果も。

化学繊維

速乾性があり、足をドライに保つ。製品によっては、やや足裏が滑る感触がある。

ハイブリッド

化学繊維のドライ感を持ちつつ、ウールの調湿性や肌触りを兼ね備えている。

それらをふまえて、自分の登山スタイルに
合わせて選びましょう。

トレイルランニング・
ファストパッキングなど

通気性のある靴薄手のソックス

荷を軽くして行動スピードをあげる山行は軽く柔らかい靴が多いです。そのため、フィット感に富み、あまり厚すぎないソックスの方がおすすめです。

日帰り程度のハイキング

ハイキングシューズ中厚手のソックス

ハイカット部分の当たり軽減と、靴内の湿気を吸ってくれる中厚手のソックスがおすすめ。

山小屋泊・縦走・テント泊など

マウンテンブーツ厚手のソックス

重い装備を背負っての山行は、足裏への負担がかかりがち。そのため、歩行時の安定感を高めるため、靴のソールも硬いものがほとんど。クッション性のある厚手のソックスを履くことで、足のトラブルを防ぎましょう。

ベストマッチなアウトドアソックスで快適な登山を!

次のページは、「アウトドアソックスのオススメをご紹介!」

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取材協力

さかいやスポーツ

さかいやスポーツ

創業以来、約60年にわたり神田神保町で全国の登山家やアウトドアマンに愛されている登山用品店。ウェア、シューズ、ギアなど品目別の専門館を6店舗展開。ウェアや道具に詳しいスタッフが丁寧に解説してくれるので、ビギナーでも安心。

住所 東京都千代田区神田神保町2-48
TEL 03-3262-0432
営業時間 11:00~20:00
アクセス 地下鉄半蔵門線・三田線・新宿線「神保町駅」A4出口より徒歩6分/JR中央・総武線水道橋駅東口より徒歩8分

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