【カリマー】リッジ30&40 カリマーの代表モデル「リッジ」がリニューアル - モニタープレゼント企画 Yamakei Online / 山と渓谷社
創業から70周年を迎えた英国ブランド「カリマー」

 背負い心地がよく、機能性、使い勝手に優れたリュックサックとして、日本でも多くのファンを持つカリマー。今年で創業70周年の節目を迎えた同ブランドは、1946年イギリスのランカシャーで、パーソン夫妻によって起業された。ブランド名の「karrimor」の由来は「carry more=もっと運べる」だ。創業当初は小さな自転車店で、サイクルバッグなどを提供していたが、機能的で耐久性に優れるオリジナルのバッグは、すぐにクライマーの間でも評判に。1957年、バッグの製造技術を活かし、リュックサックの提供を開始する。

 その後は、世界的クライマーや遠征隊が信頼を寄せる画期的なリュックサックを次々に開発し、登山史に残る数々の偉業をサポートしてきた。

 そんな70年の実績を誇るカリマーのトップセラーモデル「ridge(リッジ)30」と「ridge40」が、この春さらに進化、熟成した。

さらに進化し、熟成したNew「ridge」誕生

 多くの登山者に愛用されるカリマーの代表的モデル、リッジは、1999年発売以降、進化のため、いく度となくモデルチェンジを行なってきた。そして今年、リニューアルされ、さらなる進化を遂げた。リッジは、人や使用場所を選ぶ極端な仕様にはあえてせず、中型ザックとして必要十分な要素を備えつつ、「背負いやすく、疲れにくい」を丁寧に追求してきたモデルだ。また、元々はイギリス本国のラインナップであったが、現在は、日本の山岳環境や日本人の体型を考慮した設計・サイズ展開がなされている。「日本の山で使える、汎用性の高い中型モデル」と言っていい。

 具体的に特長を見てみよう。ボディデザインは、やや重心を高く設定。荷物を入れた際、リュックが後ろへ引かれることなく、背中へ吸い付くようフィットする。またボトムは、下りの際、岩などへ干渉しないよう、絞り込んだ形状となっている。

 ベルト類は、より日本人に合う設計にアップデートされた。ショルダーハーネスは、取り付け角度を見直し、パッドの硬さを部分的に変えるなどし、背中から肩にフィットする形状に。ヒップベルトは、平面で体に触れるのではなく、立体的に腰骨を包み込む形状にし、「腰で支える」荷重分散を実現した。バックパネルには、安定性を高める新設計のインナーパネルを搭載。背中への抜群のフィット感と通気性を確保する背面パッドも秀逸だ。

 最適な荷重分散とフィット感、安定性が快適な背負い心地を生み出すとともに、疲労感の軽減にも貢献している。

 使い勝手や機能も充実している。「リュックは丈夫でなければならない」という信念のもと、軽量ながらも高強度の最新素材「タスランナイロン」を採用。前モデルより軽量化されたが、タフなつくりで、安心感がある。

 サイドとトップには、荷物の量に関わらず、理想的な重心ポジションをつくり出すコンプレッションシステムを搭載する。荷物が安定し、快適な歩行が可能だ。

 雨蓋はヘルメット収納に対応したデザインを導入した。雨蓋の伸長はストラップのみで行なうものが多いが、リッジはマチのある生地とストラップ3本で対応する設計。このため、ヘルメットを収納するときなど、雨蓋を伸ばした際、雨蓋がずれにくく、雨にも強くなっている。また、雨蓋を開けたはずみでヘルメットが落ちないよう、ヘルメット用ループも備えている。

 チェストストラップは新タイプのクリップ式に変更された。ワンタッチで着脱でき、また、左右どちらの端でもクリップ留めでき、ストレスがない。

 ボトムには専用のレインカバーが付属する。

 背負い心地の鍵となる背面長。リッジには、あらゆる背面長にも対応できるよう、3サイズが用意された。リッジ30、リッジ40ともに、type1(42cm)、type2(47cm)、type3(50cm)の3種があり、小柄な女性から、大柄な男性まで、ジャストフィットが可能だ(前モデルはtype1とtype2のみだった)。

 また、豊富なカラーバリエーションを有しているのもリッジの特長。ウェアとコーディネートしたり、すでに持っているリュックとの差別化をしたり、好みに応じて色を選べる。

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リッジ

 背負い心地がよく、疲労感の少ないリッジ。丁寧につくり込まれ、安心して長く使える中型モデルだけに、初めての中型リュックとしてもおすすめ。リッジ30は日帰りから小屋泊など、リッジ40は小屋泊や軽量化されたテント泊などにぴったり!

カリマー/リッジ30
価格:21,384円(本体19,800円+税)
容量:30L
サイズ:type1〜type3
重量:1,450g
カラー:5色

カリマー/リッジ40
価格:23,220円(本体21,500円+税)
容量:40L
サイズ:type1〜type3
重量:1,600g
カラー:5色

Brand History

 1946年、イギリスにて、パーソン夫妻によって始められたサイクルショップがカリマーの起源。タフで機能的なカリマーのサイクルバッグの評判は、サイクリストだけに留まらず、クライマーにも知れ渡る。世界各国が8000m峰初登頂をめざした1950年代。クライマーの要望に応え、リュックサックの提供を開始。登山家、冒険家たちをバックアップする画期的な製品を開発し、58年には英国山岳会のアマダブラム遠征隊に正式採用される。

 長きに渡り、登山界の偉業を支えてきたカリマーは、現在、核となるリュックサックに加え、ウェアやシューズなど、アウトドア製品を幅広く扱う世界的ブランドに成長した。

公式サイト ≫ http://www.karrimor.jp/

モニター募集商品

リッジ30とリッジ40の
モニターを、男女合計5名
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リッジ30


リッジ40