グレゴリー「パラゴン」「メイブン」:背負い心地と軽さを両立したNEWモデルが誕生

 1946年にイギリスで創業し、これまで数々の登山家や冒険家の偉業をサポートしてきたアルパインブランド「カリマー(karrimor)」。カリマーは、多くのラインナップを誇るが、2017年シーズンから、ライトウェイト(軽さ)をコンセプトにした新シリーズ「エアリアル(aerial)」を発表した。

 ライトウェイトと言うとグラム単位での軽量化競争になりがちだが、エアリアルシリーズは、ただ単に軽量化のみを追求するのではなく、基本性能や耐久性を保ちつつ、数値では表しにくい“快適性”や“使い勝手”にも主眼を置いて開発が行われている。使い手を選ぶギアではなく、誰もが安心して使える、高次元で軽量化を達成したギアなのだ。

 シリーズには、リュックサックのほか、レインウェアやウィンドシェル、ベースレイヤーも用意されている。

 リュックサックは「SL 35」「SL 20」「SL 2」の3種類をラインナップ。SL 35は、無雪期の小屋泊やファストパッキングに対応する35Lモデルだ。

 カリマーのリュックサックと言えば、背負い心地のよさが有名だが、このモデルもそれを継承しており、背負って歩いたときに「軽く感じる」、登山後の「疲労の少なさ」が実現されている。何かを犠牲にする極端な軽量化ではなく、必要な機能を残し、背負い心地のよさを保ったまま軽量化を達成しているのだ。

 この軽量性と背負い心地のよさに貢献しているのが背面機構だ。超軽量モデルでは、背面パネルやフレームが省略されることが多いが、SL 35にはフィット感を高めるため「3D背面パネル」が装備されている。パネルは軽量な樹脂製で、背中の形状に合わせ調整が可能だ。

 また、本体とパネルはベルクロでしっかり固定できるようなっている。こうすることで、本体とパネルの“あそび”がなくなり、リュックのブレを抑制できるのだ。加えて、本体ボトムを三日月型のスリムなシェイプにし、重心が体に近くなるよう工夫されているのも、背負い心地のよさや歩きやすさに一役かっている。

 生地には独自の「KS-N100d HT Birdseye」を採用する。極細糸を高密度で織ることで、軽量性と、あらゆる山行に求められる強度を両立し、長期に渡る使用も可能な耐久性を有している。

 ベルト類も特筆すべき点だ。ショルダーベルトは肉抜きをして軽量化しつつ、ベルトの縁をテープで縫製することで、強度を高め、歪みや伸縮を抑えている。また、ヒップベルトは軽量モデルらしからぬしっかりした形状で、腰で背負うことが可能だ。

 さらに、ヒップベルトはV字に引き締める機構で、締めるほどに、パッド形状が立体的になり、腰骨にフィットし、荷重を分散できるようなっている。


 背負い心地のよさに加え、快適な山行を可能にする各種の機能も秀逸だ。軽量化ばかりを求めれば、ポケットやファスナー類は少ないほうがいい。ただ、それだと使い勝手が悪くなることも少なくない。

 SL 35は、利便性に妥協はない。フロントには大きなメッシュポケットがあり、脱いだレインウェアなどを収納するのに便利だ。両サイドにも、水筒を入れられるほどのメッシュポケットを装備する。

 また、メインコンパートメントへのアクセスは、ワンアクションで開け閉めができる「クイックアクセスヴィヴィ」を採用する。グローブをしていても操作ができ、ストレスがない。さらに、軽量モデルには珍しく、サイドアクセスが本体右側に用意されている。雨蓋を開けずとも、荷物が素早く取れていい。サイドアクセス部分にはポケットがあり、小物を入れられる(標準では、付属のレインカバー入れとして使える)。

 軽量モデルでありながら、腰で背負うことができ、10kg程度の荷物を問題なく背負え、さらに利便性まで備えたエアリアル/SL 35。カリマーが考える“軽さ”をぜひ体感してもらいたい。

 カリマーから生まれた、高次元でライトウェイトを達成したシリーズ「エアリアル」の35Lリュックサック。軽量化を高めながらも、快適な山行を実現するための機能や装備を搭載。背面長の異なるtypeⅠ(42cm)とtypeⅡ(47cm)をラインナップ。

エアリアル/SL 35
価格: 価格:18,576円(本体17,200円+税)
バックレングス: 42cm(typeⅠ)、47cm(typeⅡ)
容量: 35L
重量: 920g(typeⅠ)、960g(typeⅡ)
カラー: 4色(typeⅠ)、4色(typeⅡ)



Brand History

 1946年、イギリスにて、パーソン夫妻によって始められたサイクルショップがカリマーの起源。タフで機能的なカリマーのサイクルバッグの評判は、サイクリストだけに留まらず、クライマーにも知れ渡る。世界各国が8000m峰初登頂をめざした1950年代。クライマーの要望に応え、リュックサックの提供を開始。登山家、冒険家たちをバックアップする画期的な製品を開発し、58年には英国山岳会のアマダブラム遠征隊に正式採用される。

 長きに渡り、登山界の偉業を支えてきたカリマーは、現在、核となるリュックサックに加え、ウェアやシューズなど、アウトドア製品を幅広く扱う世界的ブランドに成長した。

公式サイト ≫ http://www.karrimor.jp/

モニター募集商品

カリマーのエアリアル/
SL 35 typeⅠとSL 35 typeⅡの
モニターを、男女合計5名
募集します


パラゴン38


メイブン35