【モンチュラ】ヤル テクノGTX ミッドカットアプローチシューズ- モニタープレゼント企画 Yamakei Online / 山と渓谷社

 1998年、「TASCI」社を創業したロベルト・ジョルダーニ氏によって立ち上げられたイタリアの登山ウェアブランド「モンチュラ」。「MONTURA」は、イタリア語で「ユニフォーム」を意味する。

 モンチュラ製品は、登山ウェアに求められる安全性や防寒性はもちろんのこと、フィットしながらも動きを妨げない人間工学的デザインが特長。立体裁断と優れた縫製技術、最先端の素材を使用するなど、抜群の機能性とデザイン性を持ち合わせた唯一無二の登山ウェアをつくり出している。

 信頼性も厚く、イタリアでは緊急医療組織や山岳救助隊など、公共機関がモンチュラ製品を採用。日本でも、一部の消防航空隊で採用されるなど、人命に関わるプロたちにも選ばれている。


 そんな、ウェアで定評のあるモンチュラがシューズを手掛けているのをご存じだろうか。ウェアブランドがシューズを始める際、実績のある靴工場に製造委託するのが常套手段だが、モンチュラは独自の企画・デザインにこだわって製造することを選択した。イタリアの有名登山靴ブランドのスタッフを新たに呼び寄せるなどし、シューズ部門を設立。シューズの展開は今年で2年目となり、どのシューズも完成度が高く、評判となっている。

 数あるラインナップの中で、最も注目のシューズが「ヤル テクノGTX(Yaru Tekno GTX)」だ。1〜2泊程度の縦走登山や岩稜歩きも可能なミッドカットのアプローチシューズで、中・低山で使ってもOKのオールラウンダーだ。

 最大の特長はウェアと同様、そのフィット感とデザイン性の高さ。アッパーには上質なスエードレザーを採用。これにメッシュ素材と補強ラバーを巧みに配置し、デザイン性や快適性、耐久性を両立させている。特に足を立体的に包み込む「3Dダイナミックラッピング」は秀逸だ。タンは片側から包む形状で、甲部分が厚めで、あたりが柔らかく、フィット感が高い。タンのズレも起きない。

 2つのゾーンに分かれた靴紐システム「デュアルゾーンレーシングシステムXT」もいい。爪先側と足首側で絞め具合を別々に調節できるので、登りでは足首側を緩める、下りでは爪先側を緩める、あるいは、岩場で爪先にもう少しシビアなフィットを求めるときなど、一時的に爪先側を絞める、といった使い方が可能だ。また、ライニングにはゴアテックスを使用するため、快適性に心配はない。



 アッパーとともに、ソールにも独自のテクノロジーが組み込まれている。

 ミッドソールには、上部にソフトなEVA、下部にTPU製のシャンクという異なる素材を組み合わせた「コンポジットフレームテクノロジーXT」が採用されている。このため、軽量でありながら、足裏全体の剛性感があり、また、歩行時のショック吸収性にも富んでいる。さらに、2層のミッドソールに加え、アウトソールも含めた3層で効果を発揮する「アダプティブマルチリンクソール」システムも搭載。ソールのねじれが抑制され、足裏アーチをサポートするなど、あらゆる路面で安定した歩行が可能だ。

 ヤル テクノGTXには、「エルゴシェイプ コンストラクションA2S」という、厚さの異なる2枚のインソールが付属しているのも魅力のひとつ。3mm厚の薄いほうは、足裏感覚がつかみやすいよう、岩場の多いコースで、5mm厚のほうは縦走などで、と使い分けるといいだろう。

 アウトソールには、ビブラム社の「メガグリップ」コンパウンドを使用した独自の「シグナル」ソールを採用。乾燥した路面はもちろん、濡れた路面や岩場でも優れたグリップ力を発揮し、耐久性も高い。

 軽量で堅牢、フィット感がよく、歩きやすくて疲れにくいミッドカットアプローチシューズ、ヤル テクノGTX。残雪期から晩秋まで、軽快に山を楽しみたい登山者の新しい選択肢になるだろう。

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モンチュラ

 「フィット感」「軽さ」「デザイン性」といったモンチュラの特性を盛り込んだアプローチシューズ。低山から岩稜コースまで対応し、長く歩いても疲れにくい。替え紐付属で、イメージチェンジも可能!今シーズンは新色が加わり、3月1日より、より求めやすく、下記の価格に改定された。

モンチュラ/ヤル テクノGTX
価格:29,700円(本体27,500円+税)
サイズ:UK7〜9.5(25.5〜28cm)
重量:474g(片足、UK8)
カラー:3色

モンチュラ/ヤル テクノGTX Woman
価格:29,700円(本体27,500円+税)
サイズ:UK4〜6.5(22.5〜25cm)
重量:390g(片足、UK5)
カラー:2色

Brand History

 1998年、ロベルト・ジョルダーニ氏により立ち上げられたブランド「モンチュラ」。ジョルダーニ氏がチベット仏教に関心が深いことから、ロゴマークはチベット仏教の宗教的彫刻をモチーフとしている。アウトドアを楽しむすべての人に寄り添い、ユーザーの夢や希望を叶えることを理念とし、機能性とデザイン性に富む登山ウェアづくりを行なっている。

 現在では、スポーツウェアに留まらず、出版事業部門「モンチュラ エディティング」を発足させ、スポーツに関するさまざまな情報を提供するなど、新たな出会いや感動の共有を生み出す情報発信にも力を入れている。

公式サイト ≫ https://montura.jp/

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