行程・コース
天候
晴れ…曇り(真夏日)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央高速・増穂IC〜
櫛形山への林道は舗装路ですが、幅員が狭くカーブも多いので運転には注意が必要。
駐車場(30台程)トイレ完備
この登山記録の行程
池の茶屋林道終点(7:15)・・展望ベンチ(7:45お山の出待ち15分)・・櫛形山山頂(奥仙重)(8:30休憩10分)・・・
バラボタン平西分岐(9:00)・・・裸山(アヤメ群落)(9:30散策20分)・・・アヤメ平(仮設トイレあり)(10:15)・・・
アヤメ平避難小屋(10:30散策25分)・・・もみじ沢(11:35)・・・北岳展望テラス(12:25〜13:10昼休憩)・・・
池の茶屋林道終点(14:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
南アルプスの白峰三山や鳳凰三山が望める・・・アヤメの群生地・櫛形山を訪ねました。
登山道は、鹿防護フェンスを開けて入っていきます。ヤマオダマキやミヤマカラマツ・イチヤクソウ・センジュガンピ…が咲き・・木苺やシロバナヘビイチゴ・マイヅルソウは、たくさんの実をつけていました。8月になれば、シモツケソウやヤナギラン・サラシナショウマなどが追って咲いていくようです。
櫛形山の最高峰・奥仙重(2052m)・・・ジグザグに登っていきます。途中の展望ベンチからは、北岳・間ノ岳・農鳥岳が望めますが、ガスが濃いので中々その姿を現してくれませんでした。見えそうで見えない・・チラ見せに暫く足止め。
カラマツにはサルオガセが寄生し…霧が薄く漂う森の林床では、クサタチバナの真っ白な花が映え…幻想的。クガイソウやシモツケソウ・カニコウモリは、蕾で準備中。山頂に眺望は、ありませんが…神秘的な森でした。
カラマツやコメツガ・シラビソ の苔むす原生林を抜けていくと、バラボタン平・・明るい緑が広がる草地には、フキの葉が一面に広がり、それを囲うようにサルオガセの宿るカラマツ林が見られます。
裸山・・・鹿の食害で…その数を減らしたといわれる「アヤメ」が、手厚い保護のおかげで、大復活の過程にある様子でした。鹿防護柵を入ると…斜面一面にアヤメが咲き誇っていました。キバナノヤマオダマキも柔らかなレモンイエローの花を揺らし・・テガタチドリ、グンナイフウロ、キンポウゲなど・・お花がいっぱい〜。あまりに素晴らしいので・・時間を忘れて観賞させていただきました。天候がよければ山頂から南アルプスの眺望があるようです。
アヤメ平・・・こちらは、まだアヤメの2番花の蕾が多く、アヤメの数よりキンポウゲの黄色やグンナイフウロの紫花が目立ちました。テガタチドリも多く見られて・・大満足です。避難小屋やベンチ・仮設トイレもあり休憩に良さそうですが、花をじっくり楽しみました。花畑では、クガイソウやヤナギランが準備中。
もみじ谷へ向けてガッツリ下り・・・そこから北岳展望テラスへ向けて登っていくのは、結構きつかった・・・。お花は少なそうですが、バイカウツギ(花)やコバイケイソウ(蕾)などが見られます。
オガラバナやハウチワカエデの葉も見られ…秋には素敵な紅葉が楽しめそうでした。
花いっぱいの櫛形山・・・とても楽しく花を満喫できました。
フォトギャラリー:68枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
テーピングテープ | カップ |
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