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南アルプス 赤石岳~聖岳 縦走

赤石岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳、聖岳( 南アルプス)

パーティ: 2人 (日本猿の末裔 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

1日目曇り、2日目曇り、3日目曇り後小雨、4日目曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 畑薙夏季臨時駐車場から特殊東海フォレスト送迎バスで椹島へ。

この登山記録の行程

【1日目】
椹島ロッヂ(08:35)・・・カンバ段(10:42)[休憩 10分]・・・赤石小屋(15:00)

【2日目】
赤石小屋(05:51)・・・富士見平(06:35)[休憩 21分]・・・北沢源頭(08:12)[休憩 18分]・・・赤石小屋分岐(09:43)・・・赤石岳(11:05)[休憩 35分]・・・百間平(13:35)[休憩 20分]・・・百間洞山の家(14:38)

【3日目】
百間洞山の家(05:18)・・・百間洞下降点分岐(06:35)[休憩 7分]・・・中盛丸山(07:02)[休憩 10分]・・・小兎岳(08:18)[休憩 25分]・・・兎岳避難小屋(09:42)[休憩 18分]・・・聖岳(12:52)[休憩 18分]・・・小聖岳(14:07)・・・薊畑分岐・・・聖平小屋(15:20)

【4日目】
聖平小屋(06:15)・・・滝見台(07:05)[休憩 10分]・・・聖沢吊橋(10:21)[休憩 49分]・・・聖岳登山口(12:24)

コース

総距離
約27.2km
累積標高差
上り約4,315m
下り約4,294m
コースタイム
標準19時間10
自己27時間29
倍率1.43

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

第一日目 (2017.7.25)
前泊の白樺荘から畑薙第一ダム臨時駐車場に車を置き、特殊東海フォレスト送迎バスで椹島に入る。
第一便での赤石岳登山口入山者は5名であった。
いきなりの急登でつづら折りのきつい登りが続きしんどさが増してくる。
ここの案内標識は、『0/5』から始まることが意味深だ。

樺段を過ぎた林道出合でひと休憩後、さらに歩み息が上がってきて平地でひと休憩していると、下山者も足を止めた。
奇遇とはこのようなことであろうか。
我が夫婦を見て、昨年、聖平小屋に宿泊していたことを覚えていた。
確かに私も記憶のある方であった。
今年は奥様と一緒で、奥様はびっくりされていた。
束の間、再会を喜びエールを交わし、小屋までの登山道情報を得て登りにつく。

標柱のある小広場に3/5標識がある。
小腹が空き弁当のおにぎり1個を口にするが、今ひとつの食欲だ。

徐々に高度を上げ、一旦、下げ気味として喜ばせるも、ボッカ返しの標識が現れる。
標識から見える先の勾配はさほどでもないようだが、その名の通りの厳しい急登が続く。
ボッカ返しの終了標識に救われる。
しかし、体力消耗はなはだしい。
小屋まで30分の励まし標識板を信じて力を振り絞ると、赤石小屋の別館が視界に入ってきた。
結局、椹島への第一便で入った最終到着者であった。
小屋までにすれ違った下山者が雨具をつけていたが、ボッカ返し近くから道が濡れてはいたが、雨とはならず小屋迄到着出来たことは幸運であった。
夕食17時。
出発日間際迄、痛めている左腰から左足首への痛みとしびれの治療を続けていたが、痛み止め剤、湿布、サポーターで何とか歩けそうな状態に気が楽になった。

椹島ロッジ(8:35)→(9:27)1/5標識(9:37)→(10:42)林道2/5標識(10:52)→(12:00)標柱のある小広場3/5標識(昼食)(12:28)→(13:20)4/5標識(13:35)→(13:56)ボッカ返し標識(14:00)→(15:00)赤石小屋

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第二日目(2017.7.26)
朝食5時。
明け方まで雨。小屋を出る最終者となった。
遅い出発が幸いして、雨が上がっている。

森林帯では樹木の水滴とぬかるみ道に対して、スパッツが有効であった。
富士見平までに先行2グループ3名を追い越す。
富士見平では雲が厚かったが富士山が確認できた。
反面の小赤石岳から赤石岳の稜線の天気は、晴れていて美しかった。
千枚岳、悪沢岳、中岳、前岳方面はガスが厚かったが、富士見平出発直前に雲が取れてきた。

砲台跡で休憩。
此処から先は高山植物が多くみられた。
北沢源流の水を確保して、沢沿いをつづら折りで登り稜線の分岐を目指す。
途中、石に『水』と黄ペンキ書きされていた。
直ぐ横に北沢源流が流れている。
砲台跡で北沢源流迄下って取水する必要は無かったのだ。

北沢源流を登り切り稜線の分岐標識に出た。
これから先は稜線を登り詰めて赤石岳山頂へ。
下山者の多くの方の荷が少ない。稜線分岐にデポしているのだろう。
荒川小屋からの登山者かも知れない。
稜線横には雪渓が残っていて気持ち良い登りが出来た。
2年ぶりの赤石岳であるが、前回と違いガスで大パノラマは望むべくもない。
山頂到着時は無人であった。
暫くしてガイドと年配者が到着した。
写真を撮りあい、我が夫婦は近くの赤石岳避難小屋へ向かって昼食。
ガイド組は頂上で昼食後に、赤石小屋へのピストンだそうで、頂上で分かれた。

2年前に千枚小屋から赤石小屋を1日工程で目指したが、足が悲鳴を上げて赤石岳避難小屋で泊まる事となった。
その時を思い出してしばし感傷。
避難小屋前ベンチで昼食。
コーヒーの幟が目に入り注文。
これが実に旨い。
小屋番の榎田さんご夫妻と少しだけ会話したが、すこぶる元気そうだった。
奥様から百間洞への若干のアドバイスを頂いた。

百間洞への道は、小屋下窪地の雪渓を20m程トラバースして始まる。
4月の山伏(ヤンブシ)で雪とアイスバーンに苦しめられた事を思うと、雪渓を踏むことが心地良い。
直ぐに少し登り、その後は岩ガレ岩ゴロの道を進む。
頂上までの道と雰囲気ががらりと変わり荒々しい。
赤石岳山頂も近くで見ることが出来なくなるため、目に焼き付けて大斜面のトラバースに向かう。
大斜面下のコルから見るトラバース道はきれいな斜線をしている。
岩ガレ道だが整備も行き届いていた。

コルからの登り返し(と言うほどでもないが)からビューポイントのはずだが、ガスで遠くが見通せない。
結局、百間平迄ガスが薄くなったり濃くなったりでひたすら歩く。
途中、小ピークを越えると突然路が広くなった。
百間平と勘違いして早く到着したと喜んだが、草原状ではない為気を取り直して歩みを進める。
杭打ちされた歩道の百間平が目に飛び込んできた。
百間平に入り暫くガスが飛び赤石岳が姿を表した。
残念だが頂上までのサービスとはいかなかった。
杭打ち道先の百間平標柱でひと休憩。
避難小屋出発からここまで、誰一人会うことがなかった。

行動食を頬張り記録を取っていると、またガスが出てきた。
先を急がねばと思って準備を始めた時、妻が雷鳥に気付いた。
目測距離60m。大きい。
ハイマツに隠れ、また、小岩に上る事を繰り返している。
所有のカメラではこの距離での撮影は厳しいが、思い切りズーム撮影した。
無用な刺激をしないようその場を後にした。

百間平端から下りに入ってすぐ、また、雷鳥がハイマツから上半身を出している。
ハイマツから近くの小岩へ移り、明らかに警戒してポーズを変えている。
近く目測距離10数m。体長30cm以上はある。
撮影を終え先に進もうとした時、ひな鳥の姿が確認できた。
今は子育て時期なのだ。
モデルになってくれた雷鳥に感謝して百間洞へ下る。

森林限界近くの下り斜面で、これから赤石岳へ向かうガイド付き登山者に出会う。
百間洞山の家までにすれ違った登山者はこの2名のみだった。
森林限界からテント場を縫って、大沢岳分岐を経てほどなく百間洞山の家に到着した。
雨とならず助かった。
宿泊手続き後、小屋前のベンチで一息入れ記録を取っていたところ、大粒の雨となった。
この雨は消灯後には雷雨となり翌朝まで続いた。
宿泊者は13名。
二軒小屋から入山して、一日で百間洞山の家迄縦走してきた40歳前の強者男性がいた。
我々よりかなり後に到着しており、雨にあったようだ。
明日は聖岳から茶臼岳に向かい、さらに一気に畑薙ダム臨時駐車場迄走破するという。
まるで、トレイルランのようだ。
稜線を歩くのは初めてだということを聞いて、二度びっくりした。
反面、少々無謀ではないかとも思った。
雨が強くなる中17時より夕食。
小屋名物のトンカツは旨かった。揚げたてだ。
夕食時の会話で、赤石小屋から来たのは我が夫婦のみである事が分かった。
荒川小屋前泊者が大多数を占めていた。
夕食後就寝。
3人部屋枠の部屋を割り当てられて、ゆっくりできた。

赤石小屋(5:51)→(6:35)富士見平(6:56)→(8:12)砲台休憩所(8:30)→(記録なし)稜線分岐標識(記録なし)→(11:05)赤石岳(11:40)(昼食)→(12:23)大斜面下コル(12:25)→(13:35)百間平(13:55)→(14:38)百間洞山の家

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第三日目 (2017.7.27)
昨日までの様子を見て今日から、痛み止め剤と湿布をやめて、両膝のサポーターだけとした。
朝食時間の4時30分にはまだ小降り。
聖岳方面は10名。
今日も最終出発者となった。
大沢岳は当初より迂回する予定だった。
小屋横を通って百間洞下降点分岐に向かう。
ガスも濃く昨日小屋到着前に見えていた中盛丸山は見えない。
何故か息が上がる。

百間洞下降点分岐は分岐標識があり広い峠だ。
目の前にあるはずの大沢岳はガスで確認できない。
記録を取り先を急ぐ。

中盛丸山迄一気に上るつもりが、何故か息が続かない。途中で立ち止まり一休憩。
本来ならば、頂上から富士山の美しい姿を見る事ができる絶好の撮影構図場所だ。
ガス程度で済んでいることで我慢、我慢。
頂上からはすぐに岩ゴロ岩ガレとなり、急斜面の下りに入る直前に危険個所がある。
濃霧であれば足を踏み外し転落する可能性がある。
慎重に通過した後の急斜面はザレている。
ぐいぐいと下り、岩場を経て一旦森林帯に入る。
今日初めて聖平方面からの登山者とすれ違った。

小兎岳へ登り返す途中で、突然カメラの動きがおかしくなった。
小兎岳頂上であれこれ試すも復旧しない。
やむなく予備カメラ(こちらも電池パックカバーが壊れかけているのだが。)で、頂上標識だけを撮影する。
小兎岳では大きな聖岳の一部が雲の流れに見え隠れしていた。
小兎岳頂上真上に、一時大きな青空空間が広り天候回復傾向と喜んだ。

小兎岳から下ると水場標識があり、そこを登り返すと再び広いガラ道の下りとなり、兎岳に登り返すコルとなる。
このコルからの登りはしんどかった。
兎岳頂上に人が確認できていたが、途中休憩。
やっと兎岳頂上に辿り着いた時は、赤石方面に向かう方1名が休憩していた。
直ぐに出発され頂上は貸し切り状態に。
弁当のおにぎりを食べていると、にわかに雲が襲ってきて雨となった。
カッパ(上着)を着て早々に聖岳を目指すことになった。
充分なエネルギー補給と休憩が出来なかったことが、その後に大きく影響した。
また、兎岳頂上に美しい高山植物が群生していたが、撮影できなかったことが悔しい。
普段見かけないピンク系の花だった。

兎岳からの下りは岩ゴロ道で雨で濡れて滑った。
兎岳避難小屋横を通り聖兎のコルに向かうが、道が狭くアップダウンも多い。
要注意危険個所も急に増えた。
百間洞へ向かう登山者とすれ違うことも多くなったが、どちらかが待機しなければならない程狭い。
赤チャートまでに3度スリップ転倒。うち1回はヘルメットに助けられた。
アルプス級の山でのヘルメットは必需品だ。

アップダウンが繰り返されて、コルらしい箇所が分からなかった。
聖兎のコルには何らかの標柱なり標識があるものと思っていた。
後で知ったことだが、赤チャートが聖兎のコルのようだ。
赤チャートの写真が無いことも悔やまれる。
赤チャートに取り付き少し進んだところで道を間違えた。
正しくは小岩を乗り越えなければならないが、ガスでマークを見落としていた。
ガレをトラバースする方向に踏み跡があり、そちらに踏み込んだ、
8m程進んだところで足元が緩くガレが流れていく。
下はガスでどれ程の落ち込みであるか分からない。
さすがに恐怖と危険を感じて戻る。
待機していた妻の声が弱々しい。
小岩を乗り越えマークを発見。晴天時には容易に見えていたであろう。
ガレのトラバースはルートでないことを悟る。
今回の縦走で、一番危険を感じた場所だった。

赤チャートが聖兎のコルとは知らずに登っていく。
暫く登っても下りとならないことで、コルを過ぎていると悟る。
小雨とガスの中にかすかに巨大な山影が見えては、また、ガスの中に消えた。
進むにつれ若干雨が弱くなった。
尾根に到着し一休み。
若干勾配が緩くなったコブ(と言っても大きいが)を越えるごとに、これが最後であって欲しいと思いつつ登るが一向に頂上が見えない。
単独登山者に追い越された。
エネルギー切れで何度も休む。
道から岩への取り付きと変わり、今度こそ頂上だと頑張る。
岩への取り付きは雨で滑り慎重さが要求された。
短いが3点支持が必要な箇所もあった。
頂上直下でやっと頂上標柱が見えた。
きつい。しんどい。息苦しい。口の渇き、エネルギー切れ。緊張感から解放されて出てきた疲れ。
頂上を極めた達成感や感動感はあまりなかった。
小雨は変わらず、展望は一切ない。
頂上で小さめのおにぎり1個を口にして、記録を取り、壊れかけの予備機で何とか撮影して聖平への下りに入る。

頂上から先は、昨年妻が経験積みの道だ。
昨年、茶臼岳から聖平に向かう途中膝を痛めた私は聖平小屋で待機して、妻だけ聖岳に向かった。

下りのガレ道はしっかりしているが、雨で濡れていてザレている場所では滑った。
下りが一段落して雨も小康状態となった危険個所手前で、遅い昼食(おにぎりの残り)をとる。
少し元気となり小聖岳へ向け出発。
小聖岳迄意外と時間がかかった。

さらに下り森林帯に入る。
薊畑(アザミバタ)までも長く感じた。
土道に入ってスリップが発生。水たまりの迂回や飛び越しも多くなった。
聖平小屋への到着まで約10時間かかり予定時間の1時間増しであった。

聖平小屋は平日にも係わらず混雑していた。
宿泊手続きをして、名物のウェルカムフルーツポンチを頂く。
疲れた身に糖分はありがたく旨い。
幸い、7人区画に割り当てられ、先行者が4名グループであり若干の余裕があった。
夕食は3回戦の最後で17時40分であった。
今年の豚汁も昨年と変わらず大変おいしかった。
トイレもさらに進化を遂げていた。
長い一日が終わった。
消灯前に就寝した。

百間洞山の家(5:18)→(6:35)百間洞下降点分岐(6:42)→(7:02)中盛丸山(7:12)→(8:18)小兎岳(8:43)→(9:42)兎岳(10:00)→(12:52)聖岳(13:10)→(14:07)小聖岳→(15:20)聖平小屋

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第四日目 (2017.7.28)
今日は下山だ。
5時の朝食中に日の出の光が食堂に差し込んだ。
茶臼岳や聖岳を目指す方が多く、聖沢登山口への下山者は少ない。

13時の井川観光協会の送迎バスに合わせるため、遅めの出発とした。
百間洞山の家で一緒だった、Yさん夫婦と二人連れ女性グループが13時のバスを目指した。
スパッツをつけ出発したことは正解だった。前日の雨で草木が濡れていた。

快調に下山してしていると、測量者と思われる二人がすごい勢いで追い抜いていった。
滝見台、乗越と休憩するごとにYさん夫妻が追いつき、しばし会話した。
札幌在住のYさん夫妻には北海道の山のすばらしさについて教えてもらった。
私は、昨年の経験からこのコースのビューポイントと水場を伝えた。

滝見台からロープが張られたガレ場や吊橋や木橋が現れる。
木橋は手すりもなくよく滑る。橋下は深く怖さがあった。

造林小屋近くから、登りの方とすれ違うことが多くなった。
かなりの人数とグループが入山している。

造林小屋から聖沢吊橋へ向かう急降下路でスリップ転倒。
木の根っ子に乗り段差の小さい階段を2段滑り落ちた。
怪我をするほどの転倒ではないが、脚力が低下している自覚はあった。

聖沢本流が近くなり聖沢吊橋に到着。
吊橋横の河原に降りて昼食。
バーナーで湯を沸かす準備をしていると、Yさん夫妻も到着した。
聖沢本流の水は飲まないようにと注意した。
バスの時間迄余裕があるため、1時間近く談笑した。
途中で、女性二人グループも到着したが、先を急ぎたいとのことで、吊橋の記念撮影だけで先行した。
Yさん夫婦と女性二人グループは、荒川小屋から一緒だったとのことだ。
この場所での会話が今回の縦走の中で一番楽しかった。

長い休憩を終えて出合所小屋跡に向かう。
高低差の少ない道を下り、小屋跡の少し手前にある水場でのどを潤す。
昨年より水量が格段に多い。
一息ついて出発しようとしていたら、Yさん夫妻が到着した。
コース上の最終水場であり飲めること、この先左カーブするとすぐに出合所小屋跡である事を伝えて先行する。

出合所小屋跡のベンチに先行していた、女性二人グループが休憩していた。
聖沢登山口迄30分程であるため、出合所小屋跡で休憩せずに進んだ。
最後の急降下道を転ばないように慎重に足を運び、登山口に到着した。
誰もいない。
テント内に吊るされている下山届を書かなければ、送迎バスに乗せてくれないのは昨年の教訓だ。
100m程離れた沢の水場で水を確保して持ち帰った。
山の水でコーヒーやお茶を飲むのだ。
結局、13時の井川観光協会の送迎バスに乗ったのは6名だけだった。

定刻に登山口を出発。
畑薙夏季臨時駐車場に到着後、自家用車に乗り換えて後泊の白樺荘に向かう。
Yさん夫妻は汗を流した後の静岡市内で宿泊するとのことで、白樺荘の温泉内でまた出会った。

聖平小屋(6:15)→(7:05)岩頭滝見台(7:15)→(8:33)乗越(8:50)→(9:24)造林小屋跡(9:38)→(10:21)聖沢吊橋(11:10)→(記録なし)出合所小屋跡→(12:24)聖沢登山口

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みんなのコメント

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  • 日本猿の末裔さんへ
    モーちゃんです。はじめまして。
    南アルプスでは、最難関コースと言っても良い赤石岳・聖岳
    を縦走したなんて凄いですね。特に3日目は、アップダウン
    が大変きついうえに、雨が降っていて視界がない。日頃のト
    レーニング山行の賜物ですね。
    写真「聖沢下山前に」を拝見すると、達成感・満足感があふ
    れているような気がします。祝福したいと思ってコメントし
    ました。ありがとうございました。

  • モーちゃんさん、初めまして。
    コメントありがとうございます。

    2年前に椹島から左回りで、悪沢岳から赤石岳迄の縦走をしました。
    その時は、台風一過の後であり、全日素晴らしい天候と展望を得ることが出来ました。
    二匹目のドジョウを得ようと、昨年、畑薙大吊橋から入山して、茶臼岳、上河内岳、聖岳、赤石岳までの縦走を試みましたが、途中で左膝を痛めてしまい、聖平小屋に2泊後に聖沢を下山しました。

    千枚岳から茶臼岳までを線で結びたく3年連続で南アルプスに入ることになりました。
    期待していた聖岳での天候もかないませんでしたし、カメラの不具合から後半の写真が極端に少ないことは残念ですが、目的達成した事自体の満足感はあります。

    今回の山行で7年間弱共にした Zamberlan製靴のサイドに口が開き、靴底の山も相当にすり減っている
    為、Sirio製の靴を購入しました。
    また出かけなくては!

  • 日本猿の末裔さん
    すばらしい山行記録を拝見させていただきました。
    私たちもこの7月16日(月)に白樺荘入りを予定しております。
    翌日(平日火曜日)の朝に移動した先のダム駐車場の混み具合が不安なのですが、
    日本猿の末裔さんの時はいかがでしたでしょうか。
    教えていただければ助かります。

  • somadonさん、コメントありがとうございます。

    7月中旬でありましたら、ダム駐車場には止められず、ダムから1.5kmほど下流(白樺荘寄り)の夏季臨時駐車場に止めることになります。
    臨時駐車場は見えますのですぐわかると思います。
    簡易トイレもあります。

    駐車台数は150台以上ですので、平日で夏休み前ですので、駐車できると思います。

    駐車場入り口前から特殊東海フォレストのバス(マイクロバス)が出ます。
    登山届も提出できるようになっています。

    バスに積み残しが発生する場合は、パジェロのような車が数台準備されて、同時発車することもありました。

    尚、畑薙第一ダム駐車場では、乗車も降車もできません。

    天気に恵まれて、良い登山となりますよう!!

登った山

赤石岳

赤石岳

3,121m

大沢岳

大沢岳

2,820m

中盛丸山

中盛丸山

2,807m

兎岳

兎岳

2,818m

聖岳

聖岳

3,013m

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