行程・コース
天候
初日:曇り一時晴れ 2日目:晴れ 3日目:快晴 4日目:快晴・夜小雨 5日目:晴れのち曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
自宅(千葉・流山)→新宿(あずさ)→松本(泊)・バス松本ターミナル→安曇支所
この登山記録の行程
【1日目】
島々(06:20)・・・二俣(07:50)[休憩 10分]・・・岩魚留小屋(10:00)[休憩 15分]・・・力水(12:14)[休憩 10分]・・・徳本峠(13:20)
【2日目】
徳本峠(06:21)・・・ジャンクションピーク(07:24)[休憩 10分]・・・K1(9:42)[休憩 10分]・・・霞沢岳(10:32)[休憩 30分]・・・ジャンクションピーク(13:57)・・・徳本峠(14:47)
【3日目】
徳本峠(05:33)・・・明神見晴(06:29)[休憩 10分]・・・大滝槍見台(07:33)[休憩 15分]・・・大滝山南峰(10:20)[休憩 15分]・・・大滝山荘(11:03)・・・蝶ヶ岳ヒュッテ(12:47)・・・蝶ヶ岳山頂(13:04)
【4日目】
蝶ヶ岳ヒュッテ(05:04)・・・横尾分岐(05:27)・・・蝶槍(05:51)[休憩10分]・・・2529ピーク(06:43)・・・常念岳(09:21)[休憩 30分]・・・常念小屋(10:48)[休憩 10分]・・・東天井岳分岐(12:58)[休憩 15分]・・・大天荘(13:57)
【5日目】
大天荘(04:50)・・・切通岩(05:15)・・・燕山荘(07:40)[休憩 30分]・・・合戦小屋(08:46)・・・中房下山口(10:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
毎年、プランを立てていた念願の古街道を辿る山行がやっと実現!
1日目:[曇り時々晴れ] 島々から徳本峠小屋への歴史と伝説をたどる。数多くの
著名人・登山家が様々な思いを秘め、歩を進めた古街道へ・・いざ! ス
タート! 静寂な樹々と渓流の混成音に背中を押され黙々と歩を進める。
岩魚止小屋迄、一人旅のためか?現代からワープした感覚を全身に浴び、
感慨に浸る。小屋と桂の巨木は歴史を語りかける様だ。「力水」で癒され
つづら折りのきつい急登をあえぎ、やっとのこと雑誌で何度もみた徳本峠
小屋と対面出来た! 超~感激!上高地からのルートをとった実姉と合流
2日目:[晴れ] 小屋からの明神・穂高連峰の圧倒的なパワーに見入る。今日は、
霞沢岳へ! ジャンクションピークへの登りにひと汗流し、姉に見送られ
頂を目指す。K-1・K-2ピークまでのアップダウンがキツク、太腿がピ
クピク・・下山のハードさが思いやられる。健気な高山植物と周囲の山々
に励まされ、山頂に到着!眺望を焼き付け、ビールを求め小屋を目指す。
下山も登りと同じ位の時間を要し、ヘトヘト状態でやっとのこと到着
美味しい食事(おでんのサービス有)とビールに疲れもぶっ飛び爆睡。
3日目:[快晴] 中村新道経由で、大滝山・蝶ヶ岳へ
中村新道の登山道の情報が少なく、雪渓が残っているとか?の不安があり
スタートするも、ぬかるみも殆どなく整備され静寂な孤独な一人旅を楽し
めた(約7時間の孤独な一人旅)森の匂いと耳が痛くなる様な静寂が続く。
槍見台からの絶景は想像を超える感動(よくぞ、ここに展望台を!感謝)
大滝山の南峰・北峰ともに小じんまりとした名峰であり、両峰にはさまれ、
ひつそりと高山植物に見守られたたずむ大滝山荘は、ゆっくりと疲れを癒
し泊まりたくなる山の家である。静かな樹林帯とはお別れし、人の気配を
感じるとたおやかな優しい蝶ヶ岳に! 眼前に槍・穂高の雄姿!
4日目:[快晴] 昨夕、雨がぱらついたが今日も快晴の気配。大天井へ
モルゲンロートに赤々と染まる頂稜を眼にとらえながらの稜線歩きは縦走
の醍醐味だ!可愛い蝶槍の岩峰で小休止し、槍を左目にとらえながら常念
を目指す。15年振りの(家内と登った)頂が中々近づかない・・キツイ!
やっとのこと極め大休止。下り・・これがまたキツイ!乳酸地獄。
まだまだ常念山脈最高峰の大天井までは・・3時間・ビールを我慢我慢。
横通岳近くで、らいちょう君の鳴き声がするも残念ながら姿はみれず。
雪渓に疲れを癒してもらい今日の目的地に無事到着・・・・ビール最高!
明日からの天候は、下り坂の予報????との事 夜半に雨ぱらつく。
5日目:[晴れ] 今日も晴れてます。午後から予報は下り坂との事で険しい餓鬼岳
ルートは断念し、燕から中房へ下山(温泉・ビールの誘惑に負けた)
さぁ!表銀座コースを堪能しよう。槍を背に周囲の雲海に浮かぶ名峰を
楽しみながら歩を進める。 歩きやすい登山を女王「可憐なコマクサ」の
歓迎を受けながら 「さすが!メジャールートだよな」と何度も呟く私は
幸せ者です。昨日までと違い登山者も桁違いに多く、あっという間に燕に
到着。 燕山荘は色とりどりのウエァを身にまとった老若男女の登山者で
活気づいており、「すごい!槍ってホントに三角!尖ってる!」という、
私も十数年前に発した嬌声が飛び交ってます(これで山の虜になります)
大休止のあと、最後の締めくくり中房温泉へ。梅雨明け後の土曜であり、
喘ぎながら燕を目指す登山者の数はハンパネェ・渋滞です。楽しんで!
好天に恵まれた5日間の山行はフィナーレを迎えてしまいました。
露天風呂で疲れを癒し、「最高にうめぇ~!」と喚きながらビールをあおり、至福の
5日間を回想する。餓鬼岳が心残りだが次回の楽しみと自分を慰める。
「山って、やっぱりいいな」 携帯も通じない、誰にも会わない・・非現実的な時間
と自分との闘い・葛藤は何ものにもかえがたい自分自身の宝物と思う。
次回は、三井ファミリー(姉・智昭・正樹・貴之)との恒例登山を予定しており、
超!楽しみにしてます。 またね~!
フォトギャラリー:11枚
安曇支所から徳本峠小屋までの中間点。古街道の歴史と人々の思いを秘めた岩魚止小屋
歴史の番人・疲れを癒してくれた桂の巨木の存在感に圧倒される
登山の師である姉と念願の徳本峠小屋で!
姉とはジャンクションピークまで!
霞沢岳山頂までの行程は想像していたより、かなりハードだった
中村新道の槍見台(櫓を作っていただき本当に大感謝です!)からの絶景
穏やかな蝶ヶ岳山頂からの大展望は必見の価値あり
雲海に浮かぶ槍・穂高連峰の朝焼けは時間が静止する
常念岳は、15年振り(前回は家内と)
疲れを癒してくれる女王
さすが人気の表銀座・モチベーションマックスでーす!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター | カップ |
みんなのコメント