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奥穂高  重太郎新道  吊尾根

( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (風(ふう) さん )

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行程・コース

天候

初日 晴れ時々曇り 2日目 晴れ曇り雨 3日目 晴れ後雨

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(12:55)・・・河童橋(13:00)・・・岳沢小屋(15:00)

【2日目】
岳沢小屋(06:00)・・・岳沢パノラマ(08:00)・・・紀美子平(08:50)・・・前穂高岳(09:30)[休憩 5分]・・・紀美子平(10:00)[休憩 20分]・・・最低コル(10:30)・・・奥穂高岳(12:00)[休憩 5分]・・・穂高岳山荘(13:00)[休憩 10分]・・・涸沢岳(13:35)[休憩 5分]・・・穂高岳山荘(14:05)

【3日目】
穂高岳山荘(04:15)・・・涸沢岳(04:40)[休憩 15分]・・・穂高岳山荘(05:15)[休憩 45分]・・・奥穂高岳(06:50)[休憩 5分]・・・最低コル(08:05)・・・紀美子平(08:20)[休憩 10分]・・・岳沢パノラマ(09:00)・・・岳沢小屋(10:55)[休憩 35分]・・・河童橋(13:25)・・・上高地バスターミナル(13:30)

コース

総距離
約17.5km
累積標高差
上り約2,581m
下り約2,581m
コースタイム
標準17時間
自己16時間50
倍率0.99

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

6日に、重太郎新道から前穂高、吊尾根から奥穂高、穂高岳山荘から涸沢岳と、
3000メートルを超える山を三つ登りましたが、
すべて霧がかかって視界10メートルくらいの状況で、かろうじて登頂記念の写真を撮っただけで、周囲の景色は全く見えませんでした。

その日は、穂高岳山荘に泊まりました。
受付の横にある「気象情報」によると、明日の午前中は晴れで、昼頃から大雨とのことでした。
明日の午前中がチャンスだと思い、早々に寝ようとしましたが、なかなか寝付けません。
ウトウトしたかと思うと、部屋の周囲でゴソゴソと支度をする気配で目が覚めたので、外へ出てみました。

午前3時頃です。満天の星空です。月の光で歩けるくらいの薄暗さです。
山荘から西の方角を見に裏手に行ったところ、ジャンダルムの上に満月が煌々と輝いています。ゴツゴツした岩のシルエットの上に、まん丸い月が浮かんいます。
素晴らしい景色です。この景色を見られただけでも、ここまで登って良かったと思いました。
「穂高の月」の著者である井上靖が見たかった月は、おそらく、こんな月だったのだろうと思いました。

午前4時ころ、月に励まされて、ヘッドライトをつけて涸沢岳に登りはじめました。
頂上にはすでに数人が、ご来光を見るために待機していました。

涸沢岳の頂上からは、360度の眺望の素晴らしい景色が見えました。
朝焼けの槍ヶ岳が見えました。山荘のすぐ上の急斜面を登る、ヘッドライトが列になって見えました。
前穂高と北尾根の連山の向こうに、富士山が、雲の彼方にかすかにではなく、はっきり見えました。風が強かったので、素晴らしくよく晴れてます。

常念岳の方角からご来光が見えました。
常念岳は姿が良いので、ご来光の風景がとても絵になりますね。

涸沢岳の次に、もう一度、奥穂高に登りました。
素晴らしい眺望でした。
河童橋が見えます。
あそこから、このあたりを見上げていたんだなーと、感慨深く眺めました。
河童橋から見上げる、その神々しいまでの存在感がある穂高連峰の尾根。その美しい穂高連峰の尾根に、今、自分が立っている。その感動。素晴らしい体験ができた。

晴れた日の吊尾根はいいですね。
奥穂やジャンダルムや西穂高の雄大な尾根を眺め、上高地を眺め、とても気持ちよく歩きました。
しかし、高度感のある緊張する場所も沢山ありますね。
でも、また、ここを歩きたいと思いました。

11時には、岳沢小屋について、上高地に着いた頃に雨が降り始めました。
その後の台風の影響は、テレビ報道の通りです。

松本から、新宿方面に向かう人達は、あずさの全面運休のため、
ローカル線で長野に出て、長野から新幹線で東京を経由しました。

無事に帰れましたが疲れました。

以上、念願の奥穂高でした。

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フォトギャラリー:6枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食
ストーブ 燃料 カップ

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登った山

涸沢岳

涸沢岳

3,110m

奥穂高岳

奥穂高岳

3,190m

前穂高岳

前穂高岳

3,090m

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