行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
猿倉(05:20)・・・白馬尻(06:25)[休憩 10分]・・・葱平(09:50)[休憩 10分]・・・村営頂上宿舎(12:30)[休憩 10分]・・・白馬山荘(13:15)
【2日目】
白馬山荘(05:50)・・・白馬岳(06:10)[休憩 5分]・・・三国境(06:45)[休憩 5分]・・・小蓮華山(07:40)[休憩 10分]・・・白馬大池山荘(09:25)[休憩 10分]・・・天狗原(11:35)[休憩 10分]・・・自然園駅(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、花と大雪渓を楽しむため白馬岳に行ってきました。初日は雨時々曇りの悪天候でしたが、初めての大雪渓を経験するとともに、斜面一面に広がるお花畑に大感動しました。これほどのお花畑を見るのは初めてです。さすがは「花の白馬」です。翌日は晴天に恵まれ、白馬岳から広がるたおやかな稜線と唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳へ延びる岩稜の稜線と遠くに見える槍ヶ岳から穂高岳に延びる稜線の美しさを堪能しました。
初日は、雨(時々強く降ることもありました)時々曇りの悪天候でした。大雪渓はクレパスのため一部左山側を迂回するコースになっていました。私の場合には、特に落石等もなく(ただし、落石と思われる岩は結構転がっていました)安全に初めての大雪渓を通過できました。アイゼンはモンベルの「コンパクトスノースパイク」を使用しましたが特に問題はありませんでした。なお、8時頃に稜線部で雷が3~4回鳴ったのには早朝の時間帯だけに本当にびっくりしました(あと一回鳴ったら撤退しようかと思ったくらいです)。
大雪渓が終わると急登が始まります。葱平付近からお花畑が始まりますが、避難小屋を過ぎたあたりからは斜面一面にミヤマキンポウゲをはじめとする黄色や白色の花々が広がっていました。そのあまりの素晴らしさに登りの疲れも忘れるほどでした。今までに見たお花畑の中では一番のもので、さすがは「花の白馬」だと思いました。
なお、初日の登りの標高差が1,600mもあり、このような標高差は初めての体験であり、夜行バスを利用したこともあって心配したのですが、ゆっくりとしたペースを心掛けるとともにお花畑の美しさにも助けられて、無事に山小屋まで到着することができました。特に早朝の出発が時間と心に余裕を持たせたのではないかと思いますので、今後は早朝の出発を心掛けたいと考えています。
二日目は、早朝から晴れて、朝焼けの立山や剱岳を楽しむことから始まりました。白馬岳山頂では霧が出てしまったのですが、白馬岳から小蓮華山にかけての稜線からは、前書きにも書きましたが、白馬岳から広がるたおやかな稜線と唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳へ延びる岩稜の稜線と遠くに見える槍ヶ岳から穂高岳に延びる稜線の美しさを堪能しました。また、所々で剱岳も顔をのぞかせていました。五竜岳は鹿島槍ヶ岳に重なって分かりにくかったり、槍・穂高の稜線の左側のピーク(前穂だそうです)が分からなかったのですが、小蓮華岳の山頂で詳しい方に親切に教えてもらいました。感謝です。また、この稜線のお花畑は、ピークは過ぎているようでしたが、山頂付近と白馬大池の付近で素晴らしいお花畑を楽しむことができました。
なお、白馬大池から天狗原までは大きな岩の続く路です。今回は前日までの雨で天狗原から栂池自然園までの路がぬかるんでいて意外と歩きにくかったです。
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