行程・コース
天候
8/12:曇り 8/13:曇/霧一時晴れ、8/14 曇/霧時々晴れ午後3時頃一時雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
8/11 21:54 自宅発、8/12 2:30 道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」車中泊。(奥飛騨温泉郷栃尾・新穂高間土砂崩れ工事夜間通行止め~AM5:00)
8/12 4:30発、5:28 鍋平無料駐車場着、徒歩20分で新穂高温泉着。登山届提出、下山届カードもらう。
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:21)・・・新穂高温泉駅(06:25)・・・穂高平小屋(07:25)[休憩 25分]・・・奥穂高岳登山口(09:00)[休憩 5分]・・・滝谷出合(10:00)[休憩 10分]・・・槍平小屋(11:00)
【2日目】
槍平小屋(04:40)・・・西尾根のコル(07:00)[休憩 15分]・・・南岳小屋(09:20)[休憩 10分]・・・天狗原稜線分岐(09:30)[休憩 10分]・・・南岳小屋(09:44)[休憩 5分]・・・A沢のコル(11:58)・・・北穂高岳(14:00)
【3日目】
北穂高岳(05:50)・・・涸沢のコル・・・涸沢岳(08:04)・・・穂高岳山荘(08:20)[休憩 10分]・・・奥穂高岳(09:08)[休憩 40分]・・・穂高岳山荘(10:25)[休憩 10分]・・・荷継小屋跡(12:18)[休憩 10分]・・・重太郎橋(13:20)・・・奥穂高岳登山口(14:10)[休憩 10分]・・・穂高平小屋・・・新穂高温泉駅(15:35)・・・ロープウェイ(15:55-16:03)・・・鍋平無料駐車場(16:20)[準備 20分]・・・深山荘入浴(16:55-18:10)・・・自宅(22:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2017年盆は天候が不順で、8/12-13のみ晴れ間の予報なので、11日テニス後、夜出発、夜行3泊4日のテント泊で計画した。ザックは冬より5kgほど軽量の17kgとなった。松本ICに向け圏央道から中央道長野道と進んだが、塩尻の先で事故通行止めで一般道となる。栃尾から新穂高に向かうと土砂崩れ工事の為朝5時まで通行止め。指定の道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」車中泊(2:30)。
8/12 4:30開通待ちに並び、運良く無料駐車場の空きに駐車。準備し、20分下り新穂高温泉登山指導センターに届を
提出し6:21出発。途中から東京の方と同行し、槍平に11:00到着、受付(¥1000)後テント設営。(小屋で南岳へのルートは橋が壊れていて通り難いので、飛騨乗越回りを勧められた) 食事とビール小2本(¥1000)で憩う。前日よりの寝不足で疲労し20:00頃就寝。
8/13 3:40起床、4:40出発。 20分程で2100m付近の雪渓下方でルートと橋が壊れた沢を慎重に渡った。樹林帯尾根の急登が続くと2700mの岩場から左にトラバースすると南岳小屋に着いた
。小屋前にザックをデポし5分で頂上着、後、9:55ヘルメットを装着し大キレットから北穂に向け出発。
いよいよ難所の始まりであるが不安感はなく寧ろ楽しみであった。延々と続く高度感のある梯子や難所には鎖やボルトが設置されているが浮石も多く気が抜けない。曇りがちであり展望は利かないが暑過ぎずこの時期としては条件が良かった。長谷川ピーク、飛騨泣きと難所をクリアしたが所々ザックが引っ掛かり苦労した。北穂の最後の登りは、以前とは違い左に回り込んで小屋の正面からとなっていた。テント(¥700)の受付をし、ビール/水1L(¥500/¥200)を購入し、頂上へ。頂上は展望がガスで得られなかったが、証拠写真を撮り、5分程下って斜面のテント場に着く。(14:30頃) トイレや水場は小屋まで行くが中々辛い。(夕食後、20:00就寝)
8/14 3:40起床、朝食後、小屋に寄り水1L購入し、頂上展望満喫し5:50出発。北穂、涸沢岳間も岩稜続きで大キレットと難易度は変わらない。富士山を始め北アルプス全体や加賀の名峰白山も雲海に浮かび、この山行を充実させる。やがて突然岩場が無くなり緊張から解放され涸沢岳の頂上に着く。奥穂やジャンダルムを眺め、程なく穂高岳山荘着。(8:20)
サブザックで40分程登ると3190mの奥穂高岳頂上に着いた。頂上で記念写真撮りで10人程順番を待ってポーズをとる。9:25山荘前に戻りザックを整えながら、隣の女性登山者と歓談後、
白出沢(しらだしさわ)を下山開始。足に痛みが出て早くは歩けなかったが休みながら下り、白出出合の奥穂高岳登山口に着いた。(14:10) 途中降雨があり雨具を付けたが直に止んだ。林道入口ゲートで下山届カードをポストに入れ15:35新穂高ロープウェイ駅に着き、荷物代を含め切符を購入。(¥400/¥100)15:55発臨時便で鍋平駅着後、15分程で車に着いた。
17:00頃から深山荘に寄り内風呂をもらい、露天風呂に入浴し、雲ノ平山行の中年3人組の山談義を楽しみつつノンアルコール2本を楽しむ。(ビールが飲みたかったなぁー)
湯上がり後、上宝道の駅で夕食を摂り、安房トンネルを抜け、小仏トンネル付近で5k程の渋滞はあったものの22:45帰宅。
フォトギャラリー:56枚
チビ谷通過
滝谷出合
槍平のテント場(この日は約70張程となった)
my tent
槍平小屋のトイレが新しい。水は豊富。
南岳新道の2100m付近の沢が、雪渓が例年より多く、橋が流されているため通過が困難。(初心者のみでは厳しい)
槍平小屋は、売店と素泊まりができるが、軽食もある。
クルマユリ
夜明け前出発。
橋の無くなったこの雪渓の下部を通過する。
ばら野イチゴが旨い。
ニッコウキスゲ
ハクサンフウロ?
2600m
2600m付近に救急箱あり。非常に心強い。
2700m
キバナシャクナゲ
ヨツガシオガマ
2800m付近 南岳小屋が近い
ミヤマダイコンソウ
南岳頂上 3033m
南岳小屋
ウサギギクとヨツバシオガマ
大キレット 1
大キレット 2
大キレット 3
大キレット 4
長谷川ピーク付近
長谷川ピーク 2841m
2818m
矢印や〇で確認しながら行けば迷うことはない。
ナイフリッジが続く
飛騨泣き
黄世永(ハンセヨン)さんと
北穂頂上 3106m
右:北穂頂上と小屋
左手前:テント場
往復がつらい
常念岳 2857m
テント場(21番)
8/14朝 常念岳にご来光も雲間
槍ヶ岳と右奥に後立山連峰(鹿島槍)
右:前穂高岳3090m
中央右:奥穂高岳3190m
中央右:常念岳2857m
左:横通岳2767m
北穂、涸沢、奥穂分岐(奥穂に進む)
北穂南岳を背に、槍ヶ岳
険しい稜線が続く1
険しい稜線が続く2
涸沢岳頂上3110m
涸沢岳頂上より
右:ジャンダルム3163m
左:ロバの耳
前穂3090mの鋸歯
奥に南アと左端に富士
穂高岳山荘着
サブザックで奥穂へ
奥穂高岳山頂3190m(日本3位)
2200mまで下った
穂高岳小屋夏道(近道)入口
後30分で登山口着
新穂高ロープウェイ駅にて(値上げされてる!!)
深山荘の湯、いつものようにお世話になり、さっぱりしました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ | サングラス |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー |
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