行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道315号線から県道3号線に入って小峰峠を越えて走り、福川川に架かる入江谷橋を渡って林道に入る。ナビには林道が現れず地形図にも登山道が描かれていないので、ネットの記録を唯一の頼りにして登山道が現れるのを焦がれながら走って行くと、橋から4㎞の左へカーブして小沢を渡った所に登山口の道標を見付ける。
この登山記録の行程
登山口(795m、12:20)鈴ノ大谷山(1036m、12:55~13:15)登山口(13:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
金峰山から下山して鈴ノ大谷へ向かう。国道315号線から県道3号線に入って小峰峠へ上がると『莇ヶ岳 小峰山』の道標が立っている。
「関東周辺ならハイカーが多くて大概の尾根には縦走路が通じているが、地方のこんな山に縦走路が在るとは!」と驚くのは、大都市周辺に住む者の驕りだろうか?「山の好きな人は、都会人とは限らない。現に、自分は都会生活が50年を越えるが、好悪の情動は小さい頃に育った田舎の生活がベースになっている」等と取り留めのない事を考えながら峠から下っていく。
福川川に架かる入江谷橋を渡って林道に入る。雨水に流されて路面が荒れている所は無いが、風化した岩屑が法面から落ちている所が何箇所もあり、「最近は、スペアタイヤではなくて薬液でパンクを修復するタイプが増えているから、パンクすると走れなくなってJAFを呼ぶ破目になって山行を全う出来なくなる」と慎重に運転する。
ナビには林道が現れず、地形図にも登山道は記載されていないので、ネットの記録を唯一の頼りにして登山口が現れるのを待ち焦がれて走っていく。大袈裟に言えば、闇夜を無灯火の自転車で走る心境だ。橋から4㎞走り、左へカーブして小沢を越えた所に登山口の道標を見付ける。2本の立木にも赤いテープが付けてあり、「間違い無く登山口だ」と身支度を始める。
沢の右岸の濃い踏跡を行く。直ぐに二俣で、それと気付かないうちに左俣右岸の踏跡に入り、源頭の平坦な地形から小尾根に取付いて檜林の中を登る。次第に笹が生えて両側から迫り、両手で押し広げて足元を確認しながら進む。
標高970m付近の緩斜面を過ぎると山頂への急な登りとなり、笹丈が増し密度も増えて嫌らしくなる。「2度とは歩きたくない道だ」と思いながら辛抱強く登る。ステップの無い急斜面は滑り易く、数百mに亘ってトラロープを取付けてある。「ロープよりも、笹を伐採してくれれば山が生き返るのに」とブーたれる。
山頂は笹の海で、踏跡を追って泳ぐように左へ進むと僅かな空地が現れて三角点標石を見出す。
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