行程・コース
天候
初日:曇り 2日目:曇り、ガス、下山後より大雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日21時ごろ、猿倉駐車場に着き車中泊。
3連休ではあったが、台風接近中であったため比較的容易に停められた。
この登山記録の行程
【1日目】
猿倉(06:19)・・・白馬尻(07:15)[休憩 15分]・・・葱平(09:55)[休憩 15分]・・・村営頂上宿舎(11:25)[休憩 30分]・・・白馬山荘・・・白馬岳(12:40)・・・三国境・・・小蓮華山(14:04)・・・三国境・・・白馬岳・・・白馬山荘・・・村営頂上宿舎(15:46)
【2日目】
村営頂上宿舎(06:45)・・・葱平・・・白馬尻(08:59)・・・猿倉(09:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
せっかく岡山から北アルプスまで行くのだから9/14-15に立山を浄土山~別山までぐるっと周り、9/16-17に大雪渓から白馬へ登り頂上宿舎に泊まり、2日目に栂池まで縦走して栂池自然園のロープウェイで下りてこようと欲張り計画。
ところが1週間前の天気予報では白馬へ登る9/16-17は両方とも雨。しかも台風が接近中。白馬はキャンセルしようかと諦めかけていた所、直前の天気予報では16日は曇り後雨、17日は雨と変更。台風も17日午前中はギリギリ大丈夫そう。
そこで、縦走は諦め、もし台風が大丈夫そうなら16日に村営頂上宿舎についた後ちょっと稜線を歩き、17日は雨に打たれながら頂上宿舎から一直線に下山しようと考える。最終判断は当日朝に猿倉ですることにし、前日夜に猿倉駐車場へ着き車中泊。
16日当日朝の天気予報では本日の登山快適指数?は最も良い「A」。しかも台風も17日夕方までは大丈夫そうだったので、登山決行に。
猿倉山荘で登山届を提出し登山開始。順調に高度を上げてゆくも登りの続きで息がしんどい。休憩兼ねる写真撮影を繰り返しながらのんびり登ってゆく。単独行だからメンバーのペースを気にする必要もなくて快適だった。
大雪渓はこの時期になるとかなり溶けていて、ほとんど土の上を歩く秋道になっていたが一部歩けて満足。
下側に30秒以内で渡り終える小さな雪渓があり、しばらく土の道を登ってゆくと2分くらいで渡り終える雪渓があった。上の雪渓上には転がってきたと思しき岩が沢山あったので、上の方を警戒しながら通行。下の雪渓は傾斜も緩やかでアイゼン無しでも登れたが、上の雪渓は下側のよりは少しだけ急で長く、もし滑って止まらなくなったら危険であったので一応軽アイゼンを装着。上端の一部が凍結していたので、軽アイゼンがあって良かった。
荷物が軽くて、もし転けても大丈夫な骨密度があって、転けて滑ったら雪渓のコブに爪を立ててでも止まれる自信がある頑丈な人ならアイゼン無しでも大丈夫そう。
登りながら下を見ると雲海が迫ってきて美しい。また左を見ると杓子岳が格好良かった。
今度は鏈温泉経由で縦走したいと強く感じた。
雪渓通過後、葱平はまだかまだかと写真を撮りながら登っていたらいつのまにか通過していたようで村営頂上宿舎に到着。チェックインをし夕朝の2食を頼み9800円ナリ。「戸隠」の右側1階1番窓側の部屋になる。夕食の5時まで時間があったので、白馬岳、余裕があれば白馬岳がきれいに見えるという小蓮華山まで往復しようと思い部屋を出発。
白馬岳、小蓮華山までの絶景を堪能しつつ往復。道は分かりやすく、「もし注意散漫に歩いていて強風に煽られてバランスを崩すと死ぬかな?」と思う場所は2点ほどあったが、基本的に足場に困る所、恐怖感を感じる所、難所、クサリ等も無く無事往復。
道中の石が白く、「だから白馬というのかな?」と思ったり。
部屋に戻っても他の人はおらず、2日前に登った立山の一ノ越山荘と同様、一部屋貸し切り状態でラッキー。受付のホワイトボードに「夕食:7人、朝食:5人」と書いてあり、3連休なのに台風のせいかなと思ったり。
夕食はバイキングでは無く、ご飯と汁物だけセルフサービスお代わり自由であった。空腹で非常に美味しかった。夕食中に長野遭難対策協会のおじさんが、「明日の夕方から強風となり、翌々日は暴風雨になると説明に来てくださった。」
やはり栂池までの縦走はやめて明日は朝食を食べたらまっすぐ猿倉へ降りようと決意。
9/17(日)午前3時頃より雨が降り6時頃には5mmほど降ると予報を聞いていたのでガクブルしながら起きると雨は降っておらず、風もなく、長野県の遭難防止対策協会のおじさんに相談した所、今なら特に下山問題無さそうとのこと。朝食をおいしくいただき(煮たリンゴが特においしかった)6時45分下山開始。案外快適に下山。
白馬尻と猿倉の間にいくつかある道を横切る小川も増水しておらず9時40分頃猿倉の駐車場着。
白馬八方の湯に入り、お土産購入のために道の駅白馬へ行く途中に普通に雨が降り出す。
下山中降らなくて良かったと感謝。翌日行く予定であった小松基地航空祭のHPを見ると翌日の航空祭は中止になっていたので、一般道で帰路につき、途中で暴風雨を山道を走りつつ13時間後25時頃台風一過の平和な岡山へ到着。
フォトギャラリー:47枚
猿倉山荘
こんな小川が道を通る。台風で増水したら大変そう。
白馬尻小屋
下を見ると時々雲海が迫ってくる
白馬山荘でかい
小蓮華山から白馬岳
白馬岳
村営白馬頂上宿舎
猿倉駐車場
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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