行程・コース
この登山記録の行程
いわかがみ平(07:32)・・・徒渉点(08:26)・・・東栗駒分岐(09:26)・・・栗駒山(須川岳)(10:00)[休憩 17分]・・・いわかがみ平(11:40)
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いわかがみ平 7:32出発
徒渉点8:26~33 (54分)
東栗駒山8:58 (7分+25分)
裏掛コース合流9:26 (28分)
中央コース合流9:47~9:49 (21分)
山頂 10:00着 (11分)
山頂 10:17出発
いわかがみ平11:40 (83分)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
紅葉のシーズンがそろそろ終わりというのと、天気予報、都合などを考えるとこの日しかなかった。
予報通り晴れていたが、北上して栗駒山が見えてくると上部は雲がかかっている。
この時期、いわかがみ平の駐車場が一杯になったら、元いこいの村の駐車場からシャトルバス利用となるのだが、7時過ぎだったがいわかがみ平まで行けた。駐車場は5、6割程度の埋まり具合だった。
いわかがみ平に着くと、下は晴れてふもとが見えるが、上部はガスがかかっている。
上に行くにつれてガスも切れるだろうと期待しつつ、多数が中央コースに向かっていく中、計画通り東栗駒コースに取り付く。
雨が降ったらしく、道はぬかるんでいる場所も多く、段差が大きい場所もあり、ハシゴは4ケ所にあった。
ときどき後ろを振り返ると、麓はよく見える。
◇ ◇ ◇
1時間弱登って沢に出て100㍍ほどこの沢を登る。岩を伝っていけるので必ずしも水の中を歩くことはなかった。滑ることに注意すれば特に危険な場所を通るということはない。
ただ、水量がこれ以上多いときは要注意だろう。
徒渉点からしばらく登るが、平場に出るとそこからはなだらかな稜線歩きになる。
残念ながら、雄大な栗駒の稜線とそこから広がる紅葉はガスで陽が遮られて暗く沈んでいる。晴れていたら、という思いは、その後、栗駒に登っている間も、下山している最中も続いた。
東栗駒は台地上の張り出し部分のピークのようなところで、岩に山名標がくくりつけられていた。
東栗駒の稜線は強風というほどではないが風が通り抜けている。
沢状の部分を越えると、階段で栗駒山の登りにかかる。
やがて、中央コースと合流すると、山頂への階段を登る。
東栗駒コースで出会った登山者は10人前後だったが、さすがに中央コースからは多い。眼下には登ってくる人たちも見える。
◇ ◇ ◇
栗駒山は山頂部までなだらかな登りと広がりを想像していたが、さすがに山頂直前の登りは高さもあり、山頂も必ずしも広いというわけでない。
頂上についてみると、地面にはないが、木々に雪がついて冬景色になっていた。
後でわかったことだが、きょうは蔵王でも初雪となったらしい。
雲が流れて、眼下の紅葉は日差しがある部分とない部分のまだら模様になっていて、いい写真にならない。
山頂からはガスで東側を除いて展望はまったく利かない。
下山途中に山脈北側は見えたが、どれがどの山かは特定できない。
東側は全部が見えたわけではないが、石巻北側の山々、室根山らしきものは見えた。
◇ ◇ ◇
ガスの切れる見込みもないので、20分弱留まった後に下山開始する。
帰りは中央コースを下りる。
しばらく下った後、比較的傾斜の緩やかに下る。ここには登山道から張り出す形で山頂やその下に流れ落ちる紅葉を見下ろせる展望所がいくつもある。
ここまで来たとき、雲が流れて日差しと雲が作る影のまだら模様は残っていたが、なんと山頂部からガスが消えていた。
山頂を目指しながら山肌を縫うような登山道を登り下りする登山者の列がみえる。さながら富士山を思わせる光景ではある。
一度は石とコンクリートで固めた登山道が下りの角度を下げてくると駐車場の一部が見えてくる。
紅葉は、上部は峠を越えた感があるが、まだ広範囲で十分に楽しめる。
いわかがみ平に戻ったとき、悔しいが、朝は見えなかった東栗駒山や栗駒の山体もまばゆい秋の日差しを浴びていた。
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装備・携行品
【その他】
きょうも、ストック、ひざサポーターは使わなかった。 軍手は寒さ対策のほか、徒渉点までの登りで泥のついた部分を掴んだりしたため役立った。 |
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