行程・コース
天候
晴れ(朝は快晴)
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
美濃戸口 八ヶ岳山荘駐車場 4:30着 駐車場誘導係の人が誘導してくれた。当日駐車は500円(1日500円)もうすでに山荘近くの比較的面積の広い駐車場は満車、山荘より4段目の4列駐車の場所にすでに5台(3段目までは満車)
この登山記録の行程
美濃戸口(05:00)・・・美濃戸(05:53)[休憩 10分]・・・堰堤広場(06:36)[休憩 5分]・・・赤岳鉱泉(07:30)[休憩 60分]・・・行者小屋(09:20)[休憩 30分]・・・中岳のコル(10:30)[休憩 20分]・・・阿弥陀岳(11:33)[休憩 80分]・・・中岳のコル(13:30)[休憩 15分]・・・行者小屋(14:20)[休憩 20分]・・・赤岳鉱泉(15:05)[休憩 30分]・・・堰堤広場(16:20)・・・美濃戸(17:00)[休憩 5分]・・・美濃戸口(17:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
険しい岩稜をよじ登り、やっとの思いで到達したのが阿弥陀岳。
雰囲気的には垂直に近い感じで岩を両手両足でつかみ?!登る。
中岳のコルから阿弥陀岳の全貌がよく見え、ハシゴ・クサリ、岩稜とほんとにここを登るのかという威圧感がある。
登り始めてすぐにガイドブックでよく書かれるハシゴ。垂直に登った途中から折れ曲がり変形している。梯子から下を見下ろすと高度感がかなりある。が、慣れてくるとワクワクしてきてジャングルジムを登っているよう。子供も登っていましたが、子供の方がたのもしいほど元気に登っていきます。それに勇気づけられたのか、高所恐怖症の私も結構楽しめました(笑)それ以上にその先のクサリ場と岩稜の急登。これこそ手足を思いっきりつかい、よじ登ります。さっきまでいた中岳のコルが真下に見え、高度感を感じます。今度は下の行者小屋も眼下に見え、かなり高いところにいるんだと実感します。怖い思いをしてまでもなんでのぼるんだろうと、昔は思っていましたが、いざ自分が挑戦してみると、目の前の岩と格闘して、至近距離に山を感じられる絶好の場所?のように楽しいと思えるもんなんだなと感じました。クライミングまではするつもりは全くないけど、歩く登山もあれば岩を登る登山の楽しみも必要なんだなと少し思いました。時間はかかりましたが、2805mの阿弥陀岳頂上にたどり着きました。苦労の後には、ご褒美が待ってました。360°の大パノラマ。この日は少し雲もありましたが、天気にも恵まれ、天狗岳・硫黄岳・横岳・そして主峰の赤岳の八ヶ岳が同じ目線で真正面に構える。赤岳のどっしりとした迫力と横岳の岩稜はすごい迫力があります。赤岳からはキレットの稜線がつながり、権現岳・ギボシ・編笠山と先日歩いた山域が見える。そして北西には北アルプスの稜線が横に長く広がる。穂高岳・槍ヶ岳がはっきりと見える。その下には諏訪湖があり、すぐ横に車山の霧ケ峰が広がっている。もちろん遠く南には雲の上に富士山が頭を最後に出してくれました。
美濃戸からはアプローチが長いので、その長いアプローチに体力をどう温存するかが課題。一番いいのはちゃんと1泊することですが、1日で今回阿弥陀岳にチャレンジしてみて、行者小屋までどういくかということが一番重要。距離的には南沢でまっすぐ行者小屋だと思いますが、南沢はアップダウンと大きな岩を超える登山道部が多く、樹林帯の中での行動で閉鎖的です。それに比べ北沢は景色も明るく開放感があり、途中までは林道になっているので、距離が長くても疲れはその半分で済みます。ただ、赤岳鉱泉から行者小屋へ向かう約40分が余分と言えば余分なのですが、南沢の登りよりも楽で体力を消耗せず行者小屋に行けます。前回中山乗越へ行き、様子を見ておいたので、行き帰りとも北沢にし、長いアプローチを少しでも楽に?切り抜けれたかもしれません。行者小屋から先はどこへ行くにも急登なので、行者小屋でよし!って力を入れられる気持ちになりたいですね。今度は1日で赤岳にチャレンジしてみたいです。
フォトギャラリー:28枚
北沢は紅葉がきれい
トリカブト
北沢対岸の峰ノ松目方面に朝日が差し込む
赤岳鉱泉のすぐ上に横岳が迫る
中山乗越に向かう途中の苔
中山乗越への登りで、横岳上部から朝日が差し込む
中山乗越
中山乗越からみる阿弥陀岳
中山乗越からみる赤岳
中山乗越からみる横岳
中山乗越から見る中央アルプス
行者小屋から阿弥陀岳への途中、文三郎道との分岐点
急登を登る途中からみた横岳
赤岳も目線になる
目指す阿弥陀岳が迫る
中岳のコル
中岳のコルからみた横岳・硫黄岳・天狗岳。
下には八ヶ岳の展望台中山乗越と行者小屋。
中岳のコルから見上げる阿弥陀岳。
中腹にハシゴ場と上部はクサリ場。
最初の難関ハシゴ場
中腹より上部は岩稜の岩場。これをよじ登る。
岩場を三点支持で登り、頂上を目指す
阿弥陀岳頂上
阿弥陀岳頂上標と赤岳をバックに
阿弥陀岳頂上からの赤岳。同じ目線で赤岳が目の前にどっしりと構える
阿弥陀岳頂上からの横岳と硫黄岳
左から権現岳・東ギボシ・西ギボシ・ノロシバ・編笠山。
遠く穂高岳・槍ヶ岳と北アルプスの稜線が見える
下山まじかに富士山も姿を現す。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | |||
【その他】 エマージェンシーシート |
みんなのコメント