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高座岩 悠久の古道「法華道」をたどる その2(入笠山)

入笠山 ・高座岩 1786m ・龍立場 1352m ( 南アルプス)

パーティ: 1人 (トマトとケチャップ さん )

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行程・コース

天候

晴れ  14℃~20℃

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

 6:30芝平・明神橋Pスペースーーー芝平(しびら登山口)1117mーーー
7:00龍立場1352mーーー7:07門跡屋敷ーーー7:27爺婆の石ーーー7:32厩(馬屋)の平ーーー
7:47ハバキアテーーー7:58サンショウゴヤーーー8:10下降点ーーー8:30近道分岐ーーー
8:45御所平・池ーーー8:58本家・御所平峠1787mーーー
9:17高座岩1786m・9:50(-33)ーーー10:11御所平峠ーーー
10:20御所平・池ーーー10:34近道分岐ーーー10:46下降点ーーー10:53サンショウゴヤ
11:00ハバキアテーーー11:07厩(馬屋)の平ーーー11:10爺婆の石ーーー
11:25門跡屋敷ーーー11:29龍立場ーーー芝平(登山口)ーーー12:00明神橋

 計 5-30   (休憩を含む)

コース

総距離
約10.1km
累積標高差
上り約757m
下り約757m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 標高1600mあたりから紅葉の始まった樹木が多くなる。
 登りはまだ暗いので(西側の登り)、下山の時に紅葉の撮影をする。

 キョーンという繁殖期の雄シカの鳴き声に何度も驚かされる。
 立派な角を持った雄のシカが1頭、雌のシカが数頭、走っていった。
 鳴き声は、繁殖期の雄の声だという。
 立派な角も冬の終わりには落ちて、春に新しい角が出始めるそうだ。

 コースの注意点は、
 部分的に倒木が多く少し荒れている。
 登山道と同じくらいの、はっきりとした、けもの道が多い。
 下山するとき、門跡屋敷と龍立場で道なりに直進すると、道を間違う。(正解は、左方向の踏み跡の少ない方へ進む)
 初めてこのコースを下山する場合は、道を間違うと思う。
 コースタイムが不明なので、余裕を持った設定で歩いた。

 トリカブト、タカネナデシコ、ノコンギク、リュウノウギク、ヤクシソウなどが見られた。
 中央アルプスの展望が素晴らしく良かった。
 入笠山方面のカラマツの黄葉が進んでいた。

 次回は、荊口(ばらくち)・赤坂コース(種平小屋入口から)を歩いてみたい。

 悠久の「法華道」を切り開き、コースの手入れをしている、北原様に感謝しつつ、歩かせていただいた。
 以前(春)に、このコースの解説をしていただいた、種平小屋(たねへい)のご主人・入笠牧場の管理人様にも感謝いたします。

 法華道 :
 長野県富士見町から、高遠を結ぶ歴史の道
 入笠山の佛平峠を経て御所平峠、伊那市芝平、山室川に沿って、赤坂、荊口、を通り、非持(ひじ)に至る。 あるいは、高遠から御所平峠を経て、富士見に至る、武士にとって重要な間道であったともいわれる。
 
 
 

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • トマトとケチャップさん、こんにちは
    雪の入笠山の記録を探していて、偶然拝見しました。
    素晴らしい紅葉と雰囲気の場所ですね。
    公共交通機関でどうやってアプローチすればいいのか、来年の紅葉シーズンに向けて研究したいと思います。

    素晴らしい記録をありがとうございます。

  • すてばんさん
    コメントありがとうございます。
    昔の古道が、里を思う人によって今よみがえったという、自然のあふれる場所でした。
    そっとしておいて、たまに、何度も行って見たくなる所でもあります。
    山道は、コースを間違えなければ難しい所ではありません。
    「種平小屋」さんの地図が参考になりました。

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