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雲取山 嵐の中の還暦登山 メタボ登山2017

雲取山( 関東)

パーティ: 3人 (野良耕筰 さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

28朝雲、昼小雨、午後雨&冷気。 29日台風22号影響。朝雨、山頂は雨風、午後雨強くなる中を下山

登山口へのアクセス

バス
その他: 鴨沢BS(台風22号接近中)

この登山記録の行程

鴨沢(06:50)・・・小袖乗越(07:25)・・・堂所(09:48)・・・七ツ石小屋(10:42)・・・上の巻道・・・ブナ坂(13:32)・・・雲取奥多摩小屋(14:26)・・・小雲取山(15:30)・・・東の巻道・・・雲取山荘(16:29/宿泊)・・・雲取山荘(06:24)出発・・・雲取山(07:06)・・・雲取奥多摩小屋(07:44)・・・ブナ坂(08:57)・・・堂所(10:22)・・・小袖乗越(12:21)・・・鴨沢(12:55)

コース

総距離
約24.9km
累積標高差
上り約2,227m
下り約2,224m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

途中なので後日変更予定(2017.11.02.PM)

全国メタボ隊ファン3名の皆様。台風接近中なのにメタボ隊3名「雲取還暦山行」行ってまいりました。Windy.comでは28日午後から小雨、夕方雨。29日は台風前線の雨から15時頃大雨、その後17時小雨、夜は晴の予報でした。気温は28日の午前中が5℃で一番寒く。29日は10℃少し下の予報。天候の変化も楽しみにしていました。結果としては予報通りの雨、寒気、大雨、強風。29日の雲取山山頂では、雨と風の洗礼を受けました。男の還暦60は厄年なので、これで厄落としが出来ると思い耐えました、苦行!「2017年今年の山と還暦と酉年」の三つが重ならければキャンセルしたと思います。

雲取山荘の予約は八月末頃にしたので、部屋は1-1号室でした。初めての山荘の相部屋は楽しい経験でした。同室の埼玉の「バッカスさんと山青年」が気さくな方だったからだと思います。赤ワインで一緒に還暦祝いをしてくれてありがとうございました。すごく楽しかったです。確かに山での赤ワインは気持ちよく酔える様です勉強になりました。「北アルプス」の話もされていましたが、還暦メタボ隊は「森林限界を超えない&電車日帰り」を基本としているのですが「谷川岳」だけは誘惑に負けそうです。いつか森林限界の山域でお会いしましたらよろしくお願いします。

それでは山行記録へ。
今の時期の注意点は「雲取山の東の巻道は熊笹でヤブコギ状態なので行っては駄目」。①熊笹で道が見えない。②熊笹にポールが引っかかる。③見えない道に木の根や岩がある。④クマが出てきそうな雰囲気。雲取山荘でも「巻道は使わないように!」と朝食時に注意していました。メタボ隊は事前情報があるにも関わらす体力の関係と時間が遅くなり、山荘に早く着くと思い、初日に行ってしましました。ヤブコギ30分は雲取山を経由した方が楽です。そのあとの道も同じくらい距離があります。小雨が降っていたら絶対に巻道は駄目です。

28日は青梅線の始発で奥多摩駅へ、まだ曇り空。台風の影響もあり?鴨沢行きのバスは余裕で全員座れて行けました。水根で先頭の席が空いたので移動。鴨沢までのバス行を楽しみました。雲取日帰り組は、基本的には小袖の駐車場を使うのかな?

堂所へ着く前に空模様が雨に変わりそうなのでレインカバーを装着したら、5分も経たずに雨が降り出しました。天気予報の情報通り!そうすると尾根の気温は5℃と風で体感0℃くらいかと考えると戻りたくなりました。雨の中をメタボ隊の何時もの速度で堂所へ、大体予定通りの1.3倍。マムシ岩から右側の道を選択したら予定より遅れて七ツ石小屋に到着。雨の所為か、高度の所為か、メタボ体形は・・。少し休憩して再出発したら山の上から冷気が下りてきて、今回の山行で一番の寒さを経験体感3℃で一瞬下山しようかと思った。

七ツ石山頂は冷気と雨と風があると予想し巻道を選択。巻道の一番南の曲がりで昼食。冷たい南風を背に受け暖かい玉子スープとおにぎり。やっぱり食事は体温を上げますね。ブナ坂まであと一息。

ブナ坂に着くと、下の巻道を来た数グループと出会いました。雨模様なので初めから七ツ石をあきらめればよかったと反省。ブナ坂からは道がしっかり踏み固められていて軟弱な所はほとんどなし。ただし水たまりもしっかりしたのがありますが。ダンシングツリーにヘリポート、奥多摩小屋で小休止。小雲取山までの道がきつかった、六ツ石のトオノクボからすぐの地味な直登を思わせるキツさでした。ここで山荘到着が遅くなると予想し東の
巻道へ突入!事前情報では「巻道に行くなら、山頂経由にするべし」とあったのですが・・・。やはり情報は正確でした。巻道には熊笹ヤブコギ30分が待っていました。靴は短スパッツを付けていたのでギリギリ防水性がありましたが。雨具は笹にこすれ異常に濡れました(ずっと雨の中でしたが)。NHKで放送してた「ヒカリゴケ」を見つける余裕もなく、約1時間の巻道でした。笹に隠れた岩や木の根、倒木に段差。笹が無くなるまで絶対行かない方がよいと思います。

雲取山荘は定員200人の満室状態。台風22号接近するのに今年の山だから登るなんて。なんて御馬&鹿なんでしょう・・・メタボ隊も含まれてしまいました(笑)
  (無事下山出来たから笑えるんだぞ!と、天の声が聞こえそうです。)
初めての山荘は想像より快適で、特に今回の荒天では天国でした。夕食朝食で御飯のお代わりをしなかったのですが2杯目が美味かった様です。メタボ体形でも一度に沢山食べられないマラソン型なのを悔やみました。6時全員夕食、9時消灯、5時全員朝食は楽しかった。食事は前日夕食と同じ席、隣の席はうら若き山姫様3名!還暦にしてこの幸運!山荘は最高だ!寝る前の赤ワインも最高です。万歳!雲取山荘!
2017年記念バッチをもらいました。

星空も見えず、赤ワインで還暦を祝ってもらいながら、なんだかんだ炬燵を取り囲んで5人就寝・・、寝付けないのを気にせずいると何時の間にか夢の中へ。台風の風も強くなく朝となりました。布団は揚げずに畳んだままにしました?山小屋のプロに任せました。

5時の朝食が終り、出発は団体さんが出た後の6時半。雨支度をしっかりして出発!
北側の樹林帯から登るので山頂までほとんど風なし&雨も強くない。雲取山頂もこんな感じかなと・・・・。
雲取山頂では東側?からの風と雨の洗礼を受けました。記念撮影をしたらすぐに下山開始。友にサプライズでもって行った「還暦 雲取山2017」の赤Tシャツは全容を見せることなく中途半端にお披露目。61歳になる前に再度挑戦する理由は出来ましたが・・・。

避難小屋で少し休み、前日から宿泊している仙人様としばし情報交換。避難小屋は水が無いので水は多めに必要だろうとのこと勉強なりました。
午後15時頃が一番「強風、大雨」の予想の為、早々に下山。避難小屋気温は8℃でほぼ予想通り。ということは15時が土砂降りか。七ツ石は下の巻道ルートで下山とこのとき決定。

避難小屋から小雲取までの下りの間に風は無くなり、樹林帯のありがたさを感じました。あとは午後15時の大雨の前に鴨沢バス停着を目指し下山。目標時間午後13時半のため昼食なし行動食のみ。「奥多摩駅に着いたら温泉行こうな!」を合言葉に頑張った・・。

ブナ坂で小休止してから下の巻道コースで下山開始、雨粒が大きくなり始めていた。七ツ石小屋への上の巻道を通過、下の巻道へ。途中、滝が出現!台風や大雨の時だけみられる滝なのかな?かなりの水量でした。

マムシ岩辺りから雨は大粒になり、雨量も多くなってきました。この辺りより下になると植林地帯も混在するので本当の雨量が分からなくなります。堂所では木陰での小休止雨宿り。登山口看板まで来ると本格的な大雨。小袖の駐車場には登山者の車は無く、トイレで少し雨宿り。手袋はびしょびしょ、靴は両方とも水が入り、ポールで曲げていた肘部分に水が溜まり。鳩目の穴のないザックカバーは水をため、ザックの底が水没(バス乗って気が付いた)。プラ袋に入れていた衣類だけが濡れず他は全部湿っていた。デジカメの電池も濡れていたけど端子部のみセーフ。万歩計、3DS、定期入れは外が濡れ。小銭入れはアウト。こうなると「温泉へ行こう!」「奥多摩VCへ行こう!」という気が無くなり。電車でGo!の帰宅となりました。当然、反省会もなし。11月の大岳山で2倍の反省会することにしたメタボ隊でした。

還暦の60歳は厄年。雲取山頂の風と雨で「厄落とし」は出来たと考えています。でも山頂から「飛龍山」見たかった!日の出も見たかった!富士山も見たかった!煩悩だらけの還暦メタボでした。

これからは寒さに注意して、東の巻道に行かなければ、楽しい晩秋の雲取山が楽しめると思います。11月の連休はクマ鈴持って「雲取山へ行きましょう!」。

入口の看板の「雲」が割れていました、台風でどうなったかな?

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登った山

雲取山

雲取山

2,017m

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