行程・コース
この登山記録の行程
飯森高原(08:00)・・・七合目(08:10)・・・八合目女人堂(09:30)・・・九合目覚明堂(11:30)・・・黒沢十字路(12:30)・・・剣ヶ峰(13:00)・・・黒沢十字路(14:00)・・・九合目覚明堂(14:10)・・・八合目女人堂(15:15)・・・七合目(16:30)・・・飯森高原(16:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
実家帰省中に、登ってみたかった御嶽山に家族でトライしました。
当日の朝は高山市の実家近辺は降っていなかったのですが、御嶽山近辺は弱い雨が降っていました。
無理なら引き返せばいい、と思っていざロープウェイに乗車。
ロープウェイは6人乗りのゴンドラがスキー場リフトのようにぐるぐる回っている形式で、待たずに乗ることができました。
終点の飯森高原駅は弱い雨。レインウェアを着ていざ出発。
7合目まではウッドチップを敷きつめた歩きやすい道ですが、その後は木を埋め込んだ階段状の道になります。雨も本降りになって道は水浸しで川のようになっている場所も。湿度が高くて虫もブンブン、だんだん心が折れそうになって来ました。
8合目の女人堂で休憩し、このまま登るかどうか話し合いました。「降りる?」ときくと「まだ登り始めたばかりだし」「もうちょっと行こうよ」との意見。お汁粉をいただいて元気も出たので登山続行にしました。
女人堂の先は岩場が中心の登山道に。時々雨も止んで、周りのハイマツや小さな花を楽しみながら登る余裕も出てきました。この辺りから周囲に硫黄の臭いが漂うようになり、岩も黄色っぽくなってきて活火山を実感しました。
9合目の山小屋で食事休憩を取り、ここまで来たら後はもう少しなので登頂しちゃおう!と決定。そこから1時間ほどで3067mの剣が峰に到着しました。最後は神社の石段で、ここがなかなか足に来て大変でした。
ロープウェイの時間もあるので、13時30分すぎに下山を開始。
最初は快調に降りていましたが、8合5尺辺りから娘のペースが落ちてきました。どうやら高山病にかかったらしく、呼吸が苦しそうで足元がおぼつかなくなって何度も転びそうになりました。仕方ないので腕を貸して娘を支え、足を置く場所を指示しながら娘を引きずるようにゆっくり坂を下りました。
途中ですれ違った何人もの剛力さんに「滑りますから気をつけて」と心配されながらなんとか7合目まで下山。ウッドチップの道を見た時にはホッとしました。何とかロープウェイの最終には間に合い、ゴンドラの中で携帯酸素を吸わせたら娘は無事に回復しました。
帰りに長野県道20号と国道361号の交差点付近にある旅館で温泉に入りました。
他にもこの周辺にはいくつかの日帰り可能な温泉があります。
最後にちょっと冷や汗をかきましたが、概ね楽しかったです。家族で登れていい思い出になりました。
また来年、今度は天気のいい日に挑戦したいと思います。
フォトギャラリー:1枚
頂上・剣ヶ峰にて。娘もこの時はまだ元気いっぱいでピースしてたんですが・・・
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | トレッキングポール | ストーブ | ||
【その他】 ハイドレーションシステム |
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