行程・コース
この登山記録の行程
玄倉(07:48)・・・雨山橋(09:52)・・・ゲート(10:01)[休憩 49分]・・・熊木沢出合(11:21)・・・尊仏ノ土平(11:50)・・・不動の清水(13:03)・・・塔ノ岳(13:15)[休憩 10分]・・・金冷シ・・・花立山荘(13:52)・・・茅場平・・・小草平(14:15)・・・駒止茶屋(14:30)・・・雑事場ノ平(14:52)・・・大倉高原山の家(14:57)[休憩 7分]・・・観音茶屋(15:08)・・・大倉(15:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
新松田から西丹沢自然教室行のバスは臨時便が出て時刻表始発便(7:20)より20分以上早く出発できた。この路線は割と臨時便が出るので、新松田には早めに到着しておくと良い。
ところで今年はユーシン渓谷が人気だ。雑誌やテレビで紹介されたことがきっかけだろう。ユーシンブルーという言葉も聞かれる。一昨年ここを訪れたときは、前後を歩く人は余りいなかったし、休業中のユーシンロッジで休憩する人も数えられるくらいだった。それがどうだろう。今回は玄倉林道は前後見えるところにたいてい人が歩いていたし、ロッジ前の広場には大勢の人が弁当を広げているではないか。そんな背景からか、玄倉林道は隧道工事をしているところもあり、神奈川県のこの地域の整備に意気込みを感じる。ユーシンロッジも早く復活してほしいものだ。
さて熊木沢出合、尊仏土ノ平を経て塔ノ岳へ登るルート。歩く人もぐっと数を減らし、林道には落石土砂が蓄積していて自然に帰る途中を見ているかのよう。途中、尊仏土ノ平付近は鍋割山方面からバリエーションルートが接続する地点で、今回の山行でも何人か歩いている人とすれ違った。自分は鍋割沢を渡って不動の清水へ向けて一気に600m程登る道を行く。鍋割沢は涸れ沢で濡れることはない。沢といっても川幅が広く大きめの白い石がゴロゴロしていて、対岸の道標がわかりにくい。河原を直角に渡るというよりは、斜め河原歩きする感じ。要注意ポイントだ。
斜面に取り付くとしばらくつづら折りの登りが続く。汗が噴き出る。途中、傾斜の緩いところにベンチがあるので小休止。次の休憩ポイントは不動の清水。チョロチョロだがこの季節でもしっかり水が汲めるのがうれしい。
塔ノ岳は稀に見る人混み。西には富士山が空に浮かんでいるよう。遠く雪をかぶった南アルプスが見えて、青い空とそこに続く山並みが素晴らしい光景だ。尊仏山荘から不動の清水側に少し下った熊笹の斜面で休憩すると良い。
下山は大倉尾根。これまた行列。小石を蹴とばさないよう注意しながら、でも急ぎ足で降る。大倉BTは、これまた長蛇のバス待ちの列。登山届のポストの角を曲がって駐車場入り口近くまで列ができている光景は、正直初めて見た。
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(旧青崩隧道入口横の取り付きについて)
青崩隧道の山体・仏岩を展望するルートに出るには、旧青崩隧道横の取り付きから河原へ降りる必要があります。あまり歩かれていないようで、もちろん道標もありませんが、取り付き付近をよく見ると黄色と黒のロープが垂れていて確かにここから降りれることがわかります。試しに降りてみましたが、水量が多く渡渉は断念しました。ちなみに仏岩展望コースを経て玄倉林道へ戻るには徒渉を2回繰り返す必要があります。特に足回り、沢歩きの装備が無いと渡渉は難しいかも。万一、ここで流されるとすぐ下流に堰堤があるので無理は禁物です。
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