行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR鎌倉駅から京浜急行バスで大塔宮まで(200円)
この登山記録の行程
大塔宮 (11:10)・・・獅子舞・・・瑞泉寺(12:50 13:25)・・・鎌倉宮・・・鎌倉駅(15:18)
途中、食事や散策などをしているため、コースタイムとしては参考になりません
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今シーズン最後になりそうな紅葉を楽しむために、鎌倉の獅子舞に出かけてきました。
わたしは山歩きがしたい。一方、一時帰国中の家内は、紅葉は楽しみたいが登山は「きつくて怖い」。なんとかうまい妥協点はないものか悩んだ末に、鎌倉近郊の山を選びました。当初は、房総の養老渓谷を考えていたのですが、コースが長すぎると物言いがついて説得しているうちに、「色あせ始め」との情報が入ってきて断念。それではと、北鎌倉から源氏山公園を経て長谷へ抜けるコースを計画していたのですが、西東京猛虎会さんの素晴らしいレコを拝見して計画変更。おかげさまで美しい紅葉と(観光シーズンの鎌倉としては)静かな散策を楽しめました。
大塔宮バス停で降りて鎌倉宮から住宅地を進み、永福寺跡に向かって左折、道なりに右手に進んでいけば山道に入ります。沢筋の道は、よく整備されていますが、両側の崖から水がしみてぬかるんでいますから、ハイキングシューズなど足回りがしっかりしたものが良さそうです。常緑樹の緩やかな山道を登っていくと、上方にカエデの紅葉が見えてきます。そこからしばらくは谷筋が紅葉に覆われて実に見事です。鎌倉に向かう電車もバスも街中もたくさんの観光客で大にぎわいですが、このコースは「知る人ぞ知る」で人も少なく、静かに紅葉を楽しむことができました。
やがて、鎌倉アルプスの稜線に合流すると、トレーニングのためでもあるのでしょうか、本格的な装備に身を固めた登山者も歩いています。ただ、コースはとてもよく装備され、道幅も広め、起伏も緩やかで、危険箇所はありません。稜線上は常緑樹に覆われているので、紅葉が目当てならば、尾根筋を歩き通すだけではなく、獅子舞の谷筋をコースに組み込むとよいでしょう。
大平山に登り返せば、相模灘も見えるということでしたが、歩き始めから「いつ下るのか?まだ登るのか?」と家内はうるさいし、ここで登山はもうこりごりなどと思われても困るので、瑞泉寺方向に降り始めます。傾斜は、こちらの方が緩やかなので、獅子舞の登り始めがぬかるんでいることを考え合わせれば、逆コースよりも、今回のコース通り(鎌倉宮ー獅子舞ー稜線ー瑞泉寺ー鎌倉宮)に歩くことをお勧めします。
山道から舗装路に降りると瑞泉寺の入り口。拝観料は200円ですが、夢窓国師作庭と伝えられる庭や借景も素晴らしいので、時間があれば立ち寄られるといいのでは。無事「下山!」した後は、興味を惹かれたお店を冷やかしたり、食事や「鎌倉限定!」を謳う住宅地内の洋菓子屋さんで高価な買い物をしたり、散策しながらゆっくりと鎌倉駅に戻りました。
登山としては少々ものたりませんでしたが、家内とのんびり散策するのも悪くないかなと感じました。
コース定数9.5、主観的山のグレーディングA
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