行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
バス
その他:
新松田駅から箱根登山バスに乗車し矢倉沢バス停で下車(矢倉沢バス停までは約30分ほど)。バス停から矢倉沢集落を目指してすすむ。前田橋わたって木村バス停先の丁字路を左に進み、途中で道標に従い右におれ白山神社にむかう。白山神社前の通りを道なりに進み、獣除けゲートをくぐれば登山道に入る。
■箱根登山バス 新松田駅時刻表
http://www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/20118-001001.pdf
この登山記録の行程
S矢倉沢バス停08:43 - 08:46矢倉沢公民館08:59 - 10:31矢倉岳10:54 - 11:16山伏平 - 11:48浜居場城址11:53 - 12:09セントラル広場12:29 - 21世紀の森テレビ塔12:32 - 13:23洒水の滝入口13:26 - 13:35洒水の滝 - 13:46洒水の滝入口 - 14:17河村城本城郭跡14:20 - 14:39さくらの湯14:43 - 14:44山北駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
空気がキンキンに冷えて快晴となれば、無性に富士を見たくなります、日本人としてのサガなのでしょうか(笑)。ということで、今回は「でっかい富士」を見に矢倉岳に出かけてみました。
いきなり閑話休題。今回登った矢倉岳ですが、ざっくり言えば、場所は金時山の北側にあり、足柄峠を越える旅人を見張る櫓のような山容から、矢倉岳と呼ばれるようになったそうです。山頂は西側が開け眺望があり、富士山や箱根の山々などの絶好のビューポイントになっています。
ちなみに、これまでご近所の金時山には3回登っていますが、なぜかことごとく富士を拝めず・・、ちょっと相性の悪いエリアとなっています(^-^;。それもあって、雲の発生確率が低い午前中、しかも早い時間に登頂しようと、公共交通機関を前提として、私の棲家から最も早い時間での登頂できる矢倉沢ルートを使いました。
その成果はレコの写真をご覧いただくとして、矢倉沢ルートは矢倉沢バス停がスタート地点。新松田駅からでるバスは一番早いもので8時40分に矢倉沢バス停(標高247m)に到着、山頂(標高870m)には10時20分に到着することになります(「山と高原地図」のCT)。そのため、ご想像の通り急登(^^;。最初は杉の鬱蒼とした人工樹林帯歩きが続き、やがて広葉樹林にかわり、時折、鮮やかなカエデの紅葉などが目を楽しませてくれるようになります。尾根道を緩急をつけ、急登に汗をかきかき登っていくと、あっと山頂に到着。
まず目に飛び込んできたのは、「でっかい富士」。やりました~!4度目にしてやっとゲットできました(^-^)v。山頂からの眺望は圧巻そのもの。富士のほか、愛鷹山、箱根外輪山、さらには相模湾まで眺望が広がっています。山頂では休憩をとりながら、矢倉沢ルートでご一緒になった方との山談義も。素晴らしい眺望を前にすると、話も弾みますね。その方は昨年もほぼ同じ時期に登っておられたようで、去年も紅葉や富士など、同じような写真をとったと素敵な笑顔でお話しをされていたのが印象的でした。
復路は、足柄峠に経由してJR足柄駅にでることも考えたのですが、静かな山歩きをしたいといこともあり、21世紀の森、洒水の滝、川村城跡を経由してJR山北駅にでるルートを選びました。21世紀の森でお会いしたのは2人のハイカーのみ、洒水の滝では観光客をちらほら見かけました。想定外だったのが川村城跡。「山と高原地図」を参考にルートを設定したのですが、この登山道は行き止まりとなっており、現在使われていないため注意が必要です。
フォトギャラリー:111枚
おはようございます。今日のスタートは新松田駅の地蔵堂に向かう箱根登山鉄道バスのバス停。8時10分の出発です。小田急線が8時1分、新松田駅に到着だったのであまり時間の余裕がなくヒアヒアしましたが、なんとか間に合いました(笑)。
約30分ほどで矢倉沢バス停に到着しました。ここから、矢倉沢公民館を目指して進みます。
公民館が見えてきました。親切にも、大きなトイレの案内板がでています。助かりますね~!
矢倉岳はこちらですね。
公民館横を流れる内川にかかる前田橋から見た矢倉岳。矢倉というより、きれいなおむすび型をしていますね(笑)。
橋のたもとには水仙が咲き誇っています。
あまりにも分かりやすすぎて、思わず、撮ってしまいました。
えっ・・、これってひまわりですよね(^^;。
ポイントポイントにしっかりと道標が設けられています。助かりますね~。
白山神社に到着~。
しっかりと無事の登山をお祈りしました。
まだまだ、紅葉が見ごろです。
徐々に標高があがっていきます。
この分岐は左です。
獣除けゲートがありました。ここをくぐると登山道に入ります。
獣除けゲートの横にはお茶畑が広がっています。奥に見えるのは、大山でしょうか。
登山道の様子。
黄葉したカエデ。
木漏れ日が気持ちいですね~。
だんだん広葉樹林がふえてきました。
大分、落葉をしていますが、まだまだ目を楽しませてくれます。
鮮やかに紅葉したカエデ。
バックに見えるのは明神ヶ岳でしょうか。
とても鮮やかなカエデがありました!
綺麗ですね~。
山頂に到着しました。
お約束の一枚ですね、忘れないうちに(笑)。
そして、本日のメインアトラクション「でっかい富士」、ゲットしました~!雲一つありません、来てよかったなぁ~!
ぐるりと見渡すと、こちらは愛鷹山
こちらは金時山
明神ヶ岳
相模湾も見えています。
再び、富士の登場です。
ズン!
ズンズン!
ずっと見ていたい気もしますが、帰りの時間もあるので、これから21世紀の森に向かいます。山伏平までは富士を正面にながめながらの歩き、贅沢ですね。
少し雲が出てきましたね。風が強いのでしょうか、速いスピードで雲が流れていきます。
まだまだ、富士が見えています。
山伏平に到着
ここから、21世紀の森に向かいます。これだけ富士が綺麗にみえるのなら、足柄峠にでてもいいかもしれないと思いつつ・・・
・・も、21世紀の森に向かってしまいました。
登山道の様子
ちょっとした沢を渡るところも
浜居場城跡への分岐です。ここはやはり、浜居場城跡に向かうんでしょう(黄色い線)。
浜居場城跡に到着。古びた標柱が立っているだけです。
[案内板より転載]浜居場城は中世城郭であり、『新編相模国風土記稿』によれば、大森寄栖庵の持城で、後に後北条氏が国境防備の拠点として重臣の松田氏を守衛に任じ、須藤源二郎、村野安芸守、小澤孫七郎の三人を城番として交代で警備にあたらせたとあります。浜居場城は足柄峠から内山へと抜ける尾根道の途中にあり、この道を守るための城でした。・・以下略
21世紀の森に入りました。
ここはスギ採種園
杉の種子を採取する林だそうです。採種しやするため、幹を切って高さを低くしているそうです。
そういわれれば、かわいらしい杉ばかりですね(笑)。
おっ・・、わずかに頭がでているのは富士さんではありませんか。見えていますよ~(笑)。
洒水の滝への分岐
うっそうとした杉の樹林帯を下っていきます。
モジャモジャした綿毛に包まれた種がありました。はて・・(?_?)
木々の間から見える酒匂川
丹沢の山々も。
こちらは、大野山。わかりやすいですね~。
カラスウリ
はて・・(?_?)。
大野山がくっきりと。
洒水の滝が見えてきました。遠めに見てもはっきりわかりますね。今年の2月以来、2度目になります。
洒水の滝へ続く道に合流しました。
紅葉がまだまだきれいです。
落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29m。2月のおさらいでした(笑)。
洒水の滝は名水100選にも選ばれてます。うまい!しっかり頂いてしまいました。
残念ながら、今回も赤い橋の入り口で立ち入り禁止となっていおり、滝つぼには近づけません。
惚れ惚れするような流れっぷりです。
洒水の滝のあとは、最後の目的地、川村城跡です。こっちですね。
酒匂川をにかかる高瀬橋を渡っていきます。場所はこの丘の向こうのようですね。
高瀬橋を渡っての一枚。
「山と高原地図」の地図ではこのあたりから取り付くようですが・・
この小径のようです・・・なんと途中で行き止まり。山斜面をよじ登ってなんとか正規のルートに取り付くことができました(^-^;。
こちらが正規ルートです。
このあたりは紅葉が見頃を迎えています。
川村城跡に到着~!
川村城は、河村城は平安時代末期に藤原秀郷の流れをくむ河村秀高によって築かれた城だそうです。郭の配置などが近世の絵図にも残っており、平成8年には神奈川県の山城として初めて県指定史跡になっているそうです。
富士さん、隠れても見えていますよ~(笑)。
河村城跡は広い公園になっていますが、電車の時間がせまっているので、探索はまたの機会に。急ぎましょう。
JR山北駅から御殿場線にのり、新松田駅に戻ってきました。念願の「でっかい富士」を見ることができ今日は完璧でした(笑)。お疲れ様でしたm(__)m
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
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