行程・コース
天候
快晴のち晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
行き:武蔵五日市駅から上養沢行バスで十里木下車
帰り:奥多摩駅まで徒歩
この登山記録の行程
十里木バス停7:20-8:50軍道分岐8:56-9:23高明山9:26-9:47馬頭刈山9:55-10:16鶴脚山10:18-11:40富士見台11:50-12:25大岳神社分岐12:25-12:48大岳山13:10-14:15鋸山分岐14:15-14:21大ダワ・鋸尾根分岐14:23-14:28大ダワ14:30-14:55林道15:02-16:10奥多摩駅(寿々喜家)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今日はki2mo2の懸案であった大岳山初登頂に同行した。しかし、私も以前に馬頭刈尾根を通ったときは軍道から上がったので今回、少しでも新しい所を通りたいので瀬音の湯から上がることにした。
ただ、瀬音の湯近辺でちょっと道に迷いそうになったので、そのことをここに記しておく。
迷いそうになった原因の一つは、私の事前調査が甘かったことにあるのだが、もう一つはルート標識の不備であると敢えて言わせていただきたい。
事前調査が甘くなった理由は、良く通る十里木のバス停付近での車内案内で「瀬音の湯に便利」とアナウンスしているのを覚えていたことにある。当然バス停から瀬音の湯まではしっかり案内表示があるものと誤解していたのだが、バス停付近で同湯への案内板は見つけることができなかった。このため地図を出してチェックし、一旦都道201号線を上養沢の方へ歩いて、瀬音の湯、馬頭刈山(これらは同じ方向を指しているが別々の標識)と書かれた標識を見つけて瀬音の湯へ着くことができた。
次に、瀬音の湯に着いて大岳山方面への登山道の入口(と思われる)を探して歩き始めたのだが(ここに標識が無いことは事前の調査で知っていた)、数分で上がった尾根上にある道案内表示の、高明山・馬頭刈山・大岳山の表示の上に手書きで×印がされており「危険 バックしなさい」と書かれている。ちょっと迷いながらも、それを無視して登山道に入った。結果的には軍道からの道に合流するところまで何ら問題の無い道であったし、途中、長岳を経て一旦集落に下ったところには、車道を越えるための立派な吊り橋があるが、それも少々古びてはいるもののしっかりした造りで問題の無い施設であった。(手書きの表示を見た時には吊橋が壊れているのかとも思った。)
考えてみるに、瀬音の湯には家族連れを始めとして、登山とは何ら関係のないお客が沢山訪れるのであろうから、不用意に山に入られて危険な目に合う人もおられることは容易に想像できる。しかしながら、瀬音の湯施設内から、登山道はちゃんと整備しておきながら、その入口の表示さえ無い状態のまま放置し、ちょっと先の道案内版には落書き紛いの危険表示を行っただけで、湯浴み客のみならず登山者にさえ誤解を与えるようなやり方を放置しているのは如何なものであろうか? 道々友人とも話をしていたが、確かにこのルートは大岳山から下りで利用する人が多く、その場合は問題が無いであろう。目の前に温泉施設が見えるのであるから、人によっては標識の落書き(のようなもの)に気付きもしない方もおられるかのしれない。しかし、こちらから登る場合は別である。十里木バス停から落合橋を渡った先には、馬頭刈山と書かれた道案内版が瀬音の湯を指しているし、長岳の方へ向かえばまた沢山表示が出てくる。
瀬音の湯の登山道の入口に、登山口であることの表示をするとともに、「高明山・馬頭刈山方面へは十分な装備と登山経験者以外は入山しないこと」というような趣旨の表示をされるべきと考える次第である。瀬音の湯の管理者あるいは檜原村を始めとする関係方面に善処をお願いしたいところである。
私にとっては2011年以来6年半ぶりの馬頭刈尾根であったので、前回の印象とはかなり違っていた場所があった。一つはツヅラ岩の手前の岩稜地帯が全く記憶になかったこと。あれほど見た目に手ごわそうに見えたかな、と。
もう一つは、富士見台の手前が結構登り甲斐があったこと。あの登りも記憶にない。
更に、もう一つは、富士見台から山頂が記憶より近かったこと。富士見台の先の登りがなかなか着かなかったように覚えているが、今回は意外に近かったという印象である。
ま、数年前の記憶であるからいい加減なのは仕方ないにしても、ますます年を食っていい加減になっていくのを自覚した山行でもあった。
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