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登山記録
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前日は、祝子川キャンプ場コテージ大崩にテント泊をしました。今回は天気に恵まれアルプスにも負けないと思う程素晴らしい満天の星空に感動しました。
登山当日は、ヘッドランプを頼りに大崩山荘を目指しました。台風などの影響でしょうか、4月に訪れたときより倒木が道を塞いで通りにくい箇所もありました。
大崩山荘に着く頃、小積ダキが赤く染まリましたが、残念ながら短い時間でした。渡渉できるか心配だったワク塚渡渉ポイントは、数回の飛び石で対岸までたどりつき、ここからが大崩山の登山開始です。
水場から急坂を登り始めると2人の中年男性が疲れ果てた様子で腰を下ろして休んでいました。「昨日象岩のトラバーが怖くて通過できず、引き返す途中で日没になりビバークとのことでした。自分たち以外にも暗くなりかけた道を急いで下っていく登山者がいた。」と話してくれました。暗い中を無理して下山しなかったことは、懸命な判断だったと思います。
袖ダキ展望所からは、そびえ立つ岩峰群と染まりかけた紅葉を眺め温かな陽射しに深呼吸。下ワク塚ではさらに高度感のある眺めを楽しみ、りんどうの丘では先程までいたワク塚尾根を眺めながら贅沢な時間を過ごしました。
私より先に坊主尾根へ行った登山者が、引き返してきて「この先の道が通れなくなっています。」と話しかけてきました。水場の斜面が崩れたことは事前に知っていたので、ロープを持って先ほどの登山者と水場まで行ってみると、2㍍程の長さで道がなくなっていましたが、小さな足場とホールドする岩もあったので、進み方を教えてロープで確保して安全な場所まで渡ってもらいました。
インターネット等で、登山道の状況を事前に調べておくと慌てずに済んだかもしれません。
小積ダキでは、コーヒーを飲みながら象岩周辺の紅葉を楽しんでから、連続するハシゴを慎重に下って坊主尾根渡渉ポイントにつきました。前回グラグラしていたハシゴもキレイに固定され、不安なく下ることができました。
ここでの渡渉は、靴を脱いでヒザまで水に浸かりながら対岸へ渡りました。
大崩山は難易度が高い山です。初心者の方は、信頼できるリーダーの同行が望ましいと思います。
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