行程・コース
天候
初日:晴れ風強い、2日目:晴れ風あり
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路)神奈中バス橋本駅北口6:20発→三ヶ木6:54着6:55発→焼山登山口7:12着、
復路)神奈中バス蓑毛13:00発→秦野駅13:22着、
この登山記録の行程
【1日目】
焼山登山口(07:30)・・・焼山(09:10)[休憩 10分]・・・平丸分岐(09:55)・・・大平分岐(10:15)・・・黍殻山避難小屋(10:22)[休憩 5分]・・・八丁坂ノ頭(10:55)・・・姫次(11:07)[休憩 30分]・・・地蔵平(12:18)・・・蛭ヶ岳(13:20)
【2日目】
蛭ヶ岳(05:18)・・・棚沢ノ頭(06:12)[休憩 10分]・・・丹沢山(07:18)[休憩 10分]・・・塔ノ岳(08:30)[休憩 5分]・・・木ノ又小屋(08:50)・・・新大日(09:03)・・・政次郎ノ頭(09:22)・・・烏尾山(10:04)[休憩 10分]・・・三ノ塔(10:34)・・・二ノ塔(10:47)・・・護摩屋敷の水(11:31)・・・ヤビツ峠(11:52)[休憩 30分]・・・蓑毛(12:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
年末年始の山というと雪に覆われた八ヶ岳や北アルプスの雪山登山がニュースになりますが、雪が少なく本格的な雪山装備が無くても歩けるここ丹沢もこの季節多くのハイカーが訪れています。橋本駅北口発6:20発バスに乗車。三ヶ木で月夜野行に乗り換え焼山登山口7:12着。道志方面にアプローチできる一日一本のバス便は、実際ハイキングバスと言っても良い貴重な路線です。そこそこ座席は埋まるくらいの人数が乗車していました。
焼山登山口で下車するとすぐ横の神社の裏手に公衆トイレがあるので、ここで出発の準備を整えます。焼山までは標高差700mくらいあるつづら折りを歩きます。汗が吹き出します。鳥屋につながる登山道は、今は登山道の崩壊を契機に廃道となっています。鳥屋方面から登ってくる人は長い林道を歩いて大平で主脈に合流するルートを採ることになります。
姫次は日当たりの良いカラ松と笹原に囲まれた気持ちの良い平地です。ここで乾燥ビーフシチューとクスクスでお昼ごはん。クスクスはパスタの仲間で、米と違って短時間で簡単に食べれるようになるので、炭水化物の一品として貴重な食材だと思います。原小屋平で水を汲んで蛭ヶ岳へ登ります。主脈線に出ると不動ノ峰の水場しかありませんが、涸れることがあるので原小屋平の水場は大変貴重です。もし原小屋平で水が汲めない場合は蛭ヶ岳山荘で水を購入しないと主脈縦走はおぼつかないでしょう。ちなみに今回は不動ノ峰の水場は涸れていました。
蛭ヶ岳山荘は40名ほどの宿泊客。13名が自炊室利用。人数多いと感じたのですが、この季節はいつもこれくらいの人数らしいです。小屋の寒暖計で明け方の外気温はマイナス5.5度。ふとんが薄い(毛布と綿の掛けふとん)ので寒いです。木の階段が霜で滑りやすいので歩行には注意が要りますが積雪はありません。不動ノ峰の東屋にツェルトを張って一夜を過ごしている人がいました。厳冬期用のシュラフが無いと宿泊はかなり厳しいでしょう。
蛭ヶ岳山荘を5時過ぎに出発し不動ノ峰を過ぎたあたりで薄明。この世のものとは思えない自然の色彩変化をまじまじと見ました。竜ヶ馬場では相模湾が一望でき、日当たり良くぽかぽか陽気の中で休憩できます。塔ノ岳は8時半に到着。ほとんど人がおらず、いつも大勢のハイカーでごった返していている山頂がこんなに静かなのは初めての経験です。今回のルートはこの後ヤビツ峠へ降りるコース。烏尾山から三ノ塔の登りが結構キツイです。三ノ塔は多くのハイカーでにぎわっていました。
ヤビツ峠発の秦野行バスは昼の時間帯に便がありません。大勢の自転車乗りの方がそれぞれ休んでおられました。一服した後、柏木林道を歩いて蓑毛へ降りました。柏木林道はこの秋の荒天で一部崩壊した箇所がありますが、歩道が崩れたというよりは沢上部の斜面が崩れて歩道に石が積もった状態。注意して歩けば通行できます。蓑毛は大山詣での裏街道。起点はバス停から少しヤビツ側に行った大日堂です。春嶽湧水から真っすぐバス通りに出るのではなく、途中で沢に渡してある木橋を通って大日堂に出ます。ここで一年を通して山行を無事に終えることができたことに感謝の参拝。13時ちょうどの秦野行のバスに乗車し帰途につきました。
フォトギャラリー:9枚
焼山の展望塔から見た宮ケ瀬湖
黍殻山避難小屋の入口
中は広く皆さん綺麗に使っています
姫次
原木屋平の水場。出てます。(2017.12.29)
蛭ヶ岳
薄明、不動の峰付近から
秦野名水春嶽湧水。
この角度からだとどこに湧き出し口があるのかわかりません。橋を渡る手前、川に降りると歩道の石垣からパイプが出ていて、そこが湧水口になっています。
春嶽湧水の説明板。低い位置にあるのでしゃがまないと読みにくいです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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