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行程・コース

天候

くもり、強風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 酸ヶ湯公営駐車場に駐車、酸ヶ湯登山口から入山

この登山記録の行程

酸ヶ湯登山口(09:38)…銚子の首(10:55)…酸ヶ湯登山口(11:50)

コース

総距離
約3.6km
累積標高差
上り約249m
下り約249m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

みなさま、新年おめでとうございます。
今年も、良き山行が出来ますように、よろしくお願いします。
元旦にSHPさんと岩木山へ初詣登山をすべく計画してみた。前日の大晦日の天候は、風も無く最高の登山日和であったが、この日は移動のみとして、19時に三本柳温泉を出て、嶽温泉駐車場に移動、車中泊とした。車中で寝袋に入り、紅白歌合戦をラジオで聞きながら21時には爆睡に入る。
元旦の4時30分に起床、外気温は1℃と暖かい。天気予報では雨の予報だが、空には星も出ており、行けるかもと期待をする。6時前頃から雨が降り始め、SHPさんも到着。新年の挨拶をする。事前に雨であれば中止と話し合っており、車中でしばらく様子を見る。
7時を過ぎても、天候に変わりなく、予報では夕方まで雨、夕方からは雪の予報であり、ここで中止を決心する。新年最初の登山は中止となったが、雨に濡れ、低体温症等の危険性を考え、安全を優先させればbestの選択であろう。
さて、家に帰って酒でも飲んで・・・と、雨の降る弘前を後にして八甲田越えで帰路を取る。大河原周辺、高度650mを越えた辺り、雨から雪に変わった。
タダでは転ばん!雪であれば八甲田に登るのもいいかもと考え、酸ヶ湯の駐車場へと方向転換する。
酸ヶ湯温泉では、雪で造られた大きな鏡餅が飾られていた。
酸ヶ湯公営駐車場には、10台程車が停められており、丁度1名の下山者があり、話をしてみると、昨夜は仙人岱避難小屋において8名で年を越し、まもなく全員降りて来るだろうと言う。
今日は、小岳までを目標とするが、状況により撤退、行ける所まで行ってみる事とした。
9時38分、酸ヶ湯登山口から入山、トレースの付いた樹林帯を気持ちよく歩く。最近のトレースの経路は、入山の都度、変わっている。例年の綺麗な樹林帯を歩く経路がないなと思っていると、最高の笑顔を振りまく下山者が次から次へと降りて来る。最後の8人目とすれ違い、ここから先は、完全単独となった。
10時13分、赤旗を通過し、地獄湯の沢に降り立つ。沢の下降から風は吹いているが、それほど強くはない。しかしながら先行者のトレースは風で雪が被い確認しずらい状況となっている。見えないトレースを感で辿るが、踏み外せば膝下まで雪に埋まる。
夏道のロープが未だ見えている。先週50cm程の積雪があったとテレビで言っていたが、風で飛ばされたのであろう。12月23日の状況とさほど変わりはない。ただ、気温の上昇で支柱やロープの着氷は落ちていた。雲の激しく流れる中、時折薄っすらと大岳山頂が見える。
銚子の首が見え始める狭まった峡谷では、突風状態に変わる。追い風だが、かなり辛い。
10時55分、銚子の首に到着。強烈な突風でサングラスのレンズが凍り付いて前がよく見えなくなり、顔面に氷の粒が打ち付ける。ここから先は危険と判断。前回同様、三途の川の渡り橋は渡らず、銚子の首で撤退とした。
早々に風を避けるためにも、狭まった峡谷から抜け出す必要があり、風の弱まる夏道のロープの場所まで急いで降りる。しばらく下ると、赤旗が見え一安心する。
11時16分、地獄湯の沢を外れ、樹林帯へと入る。ここから先は、ほぼ風も無く、のんびりと歩く事となる。
11時50分、酸ヶ湯登山口に到着、無事下山した。
新年最初の山歩きは、岩木山から八甲田へと変わり、途中撤退という結果となったが、タダでは転ばん!この意気で今年も頑張るべく、平成30年の私の1年が始まった。

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フォトギャラリー:42枚

酸ヶ湯温泉入口に造られた雪の鏡餅

酸ヶ湯公営駐車場から、大岳は雲の中

登り口が造られていました。

鳥居は雪の中

ヘビ花火?落ちないもんですね。

樹林帯に入ります。

元旦早々、気持ちいい!

綺麗なトレースが、感謝です。

日差しが眩しい

地獄湯の沢に到着です。

南八甲田は雲の中

トレースが消えてしまってます。

膝下まで埋まる。

かすかに残るトレースを辿ります。

大岳が薄っすらと現れました。

かなりの追い風です。

夏道のロープ、エビが取れてます。

谷も狭まり風は更に強く。

雪の火炎模様が見えてきました。

自然の造形美

アップ

銚子の首に着きました。

三途の川と渡り橋。

上を見ても雪煙で見えず。

地獄の門のエビ

物凄い突風、ここで撤退です。

赤旗が見えました。

この旗を見ると、何故か安心できますね。

硫黄岳もかすかに

モンスターには、まだまだです。

トレースを辿ります。

樹林帯に入ると風も無く、

青空も見えて気持ちいいですね。

おや?着氷が解けています。1月の八甲田の景色ではありません。

酸ヶ湯温泉が見えました。

南八甲田は雲の中に

無事、下山です。

大岳は雲の中

駐車場に到着です。

十和田から撮った八甲田、日本海側と太平洋側の天気の差は凄いですね。

おまけの大晦日の岩木山1

おまけの大晦日の岩木山2

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