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2018登り初めは奥武蔵、名栗からスルギ尾根を縦走

竹寺、豆口峠、子の権現、スルギ尾根( 関東)

パーティ: 1人 (すー さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 国際興業バス:飯能駅(8:00) → 小殿(8:44)

この登山記録の行程

小殿バス停 → 鐘撞堂 → 竹寺 → 豆口峠 → 子の権現 → スルギ → 板屋の頭 →
前坂 → 吾野駅

コース

総距離
約9.1km
累積標高差
上り約733m
下り約790m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2018年の登りはじめは出遅れてしまいましたが、前からやってみたかった名栗から西武線までの縦走をしてきました。スタートは小殿バス停からで、気になっていた竹寺を経由し、
子の権現へ、そして当初は浅見茶屋経由で吾野駅を考えていましたが、それではつまらないので、以前中途半端になっていた守屋さんの地図に載っている奥武蔵全山縦走コースの続きにつなげてみました。

まずは飯能駅から国際興業バスに乗ります。このバス、飯能市民なのにまだ乗ったことがなかったので乗りたかったのです。バス待ちの後ろの方の話では先週(年末)は並んでいる列がすごかったそうですが、今日はガラガラ、5人くらい?だったでしょうか。

というわけで、もちろん小殿で降りたのは私のみ。熊鈴をつけてのスタートです。
まずは気になっていた竹寺へ。竹寺は天台宗の寺院でご本尊は牛頭天王。神仏習合のお寺さんです。特に何があるわけではありませんが、木彫りのトーテムポールなどを見て、子の権現へ向かいます。竹寺も人がそこそこいましたが、子の権現もお参りしている人がいました。
ちょうどランチタイムだったのでベンチで休憩。そしてスルギ尾根に向かいます。

スルギ尾根は「山と高原地図」では破線になっており、取りつきもなかなか見つからず、うろうろしてしまいました。そしてこのルート、道標は少なめでしたが迷うところはありませんでした。ですが、飯能アルプスと同様、アップダウンがありました。
途中、六ツ石ノ頭付近で休んでいる方が、「この先に岩場と崖のすごいところがあって、
ロープをつかもうとすると崖下に落ちるかもしれないから気を付けて。」とのアドバイス
をいただきましたが、それを聞いて怖くなり、浅見茶屋コースにすればよかった~と後悔しましたが戻る元気もないので行ってみることにしました。ですが行ってみたら確かに急坂で左側が崖で切れ落ちていましたがゆっくり下りれば大丈夫でした。

そしてその後は暗めのスギ林を黙々と下り、無事吾野駅に到着しました。

久しぶりの奥武蔵、なかなかハードでしたがいいトレーニングになりました。これで奥武蔵全山縦走コースは残すところ伊豆ケ岳から武川岳、武甲山、浦山口となりました。こちらもハードそうなのでいつになるかわかりませんがいつかつなげてみたいと思います。

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フォトギャラリー:84枚

飯能駅北口から国際興業バス、さわらびの湯経由名郷行きに乗ります。名栗は棲家から車で行ったほうが早いですが今日は縦走なのでバスにしました。

左前席をゲットできました!幸先の良い2018年のスタートを切ることができました。(笑)

小殿でバスを下りました。バス停にはトイレもあってありがたいですね。

そのトイレにはこのポスターが。埼玉県もヘリが有料になりましたね。

今日はまず竹寺を目指した後、子の権現に行きます。

登山口に向かって車道を行きます。

ここが登山口です。

なんだか奥が暗そう・・・

登山口には「なぐりづえ」も置いてあります。私はポールを持参しているのでいりませんが、持っていない人には良いですね。

奥武蔵特有の暗い杉林を登っていきます。

歩きやすい道でした。

鐘撞堂を経由して竹寺へ。

結構な急登です。

鐘撞堂に到着。大きくて立派な鐘がありました。

眺望もあります。

鳥居観音が見えますね。もうとっくに終わりましたが、紅葉がきれいなところです。

スカイツリーもみえます!

鐘をついてみました。ボーンといい音が辺りに響きます。

鐘撞堂の様子。ベンチもあってのんびり休憩もできますよ。

そしてすこし下りていくと竹寺の案内が。神仏習合のお寺のようです。

茅葺屋根が良い感じです。

トイレもあります。

竹寺なので竹も植えられていますね。

山頂みたいですね。(笑)

本堂のそばにあったトーテムポール。水牛やイノシシやサルが彫られています。

胡麻添え木、金紙札、300円です。

狛犬もいました。

小さな水仙も咲き始めていました。

あまり知られていないかと思っていましたが、わりと人もいました。

階段の下に茅の輪があります。行ってみましょう。

茅の輪が額縁のようですね。

反対側から見た茅の輪。

では子の権現に向かいます。

豆口峠です。

「神送り場」ですって。初めて知りました。

子の権現が近づくとだんだん明るくなります。

少し眺望も。

見慣れた場所に到着。

いつもの白い手もみえますね。

ほどなく子の権現に到着しました。

かわいい草鞋。

金の草鞋と夫婦下駄。

蠟梅が1本だけありました。もうすぐ咲きそうです。
蕾がまん丸でかわいいです!

お腹も減ったことですのでランチにします。

あれ?こんな色でしたっけ??

おばちゃんたちも「前はもっと赤い色だったよ~」と言いながら去っていきました。塗り替えたのですね、きっと。

あれ?スルギ尾根のとりつきはどこかな?

駐車場の向こうの車道の脇にありました。道標はありませんでした。ここを右に下りていきます。

「山と高原地図」では破線ですが迷うところはありません。

でも細めの道が多かったかな。

スルギで倒れていた道標。

左に行くと浅見茶屋方面。今日は頑張って右のスルギ尾根に行きます。

板屋の頭に到着。

三角点があったのでタッチしました。

大きな採石場が見えました。

たぶんここが要注意箇所です。でもゆっくり右側を下りれば大丈夫です。

一旦車道に出ます。

「車道を歩く」と書かれています。親切ですね。

あと少しするとこれの季節ですね・・・

見落としそうなほど小さな道標です。車道から左に入ります。

前坂に到着。これで飯能から伊豆が岳までの赤線が繋がれました~!(^^)/

吾野駅に向かいます。

お墓が見えるとあと少し。

天上の低いトンネルをくぐると、

吾野駅に到着です。お疲れ様でした~♪

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
地図 ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ホイッスル 医療品
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器

みんなのコメント

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  • すーさん、はじめまして
    山行記録を拝読しました

    するぎ尾根を歩こうというのは、なかなか玄人ですね
    あそこは、奥武蔵らしいのどかさはまったくなくて、アップダウンとちょっとスリリングなヤセ尾根の通過を味わえるところです

    杉の根元の倒木に腰掛け
    地形図片手に茶を飲んでいたのは自分です

    たまたま、するぎ界隈を調べていて
    すーさんの記録が現れ、何やら自分がさっき見たような景色、、、「?」驚きました

    鈴の音とともに上がってきたひとに
    ぶっきらぼうに怖いこと言っちゃって、すみませんでした

    私は明日、吾野前坂に上がり、日暮れ前まで飯能を目指してテクテクやる予定です

    写真とコメントが絶妙でしっくり読みました
    これからも、よき山行を

  • すーさん、こんばんは♪

     2018年の登り始め、お疲れ様でした。バスで貴重な左前席をゲットでき、これ以上ないスタートを切ることができたようですね。さすが姉弟子ですm(__)m、師匠もさぞお喜びではないでしょうか。また、バリエーションルートを含む玄人好みのするチョイスのようで、新境地を開かれたのではいないかと拝察しております。

     私も浦山口から武甲や武川、伊豆ヶ岳、子の権現などを経由して飯能までをつないでみましたが、子の権現からはすーさんが見送った浅見茶屋を通るルートです。スルギ尾根があったんですね~、やはり、こちらを通らねば繋いだという感じがしませんね。改めて繋ぎなおしてみたいと思います。しっかりポッケに入れさせていただきました。

     また、竹寺はいい雰囲気のお寺ですね。茅葺の屋根もなかなか、そのうち訪れてみたいと思います。それと、表紙に使っている子の権現の草鞋の写真、被写体の選択もさすがですが、構図も素敵ですね。ますます腕をあげられたとお見受けしました。

     今年も素敵なレコを楽しみにしています。

        ぼっけもん拝

  • たじまんさん、はじめまして!コメントをいただき、ありがとうございます。

    あの場所で休憩されていたのはたじまんさんだったのですね。あの時は本当に
    ありがとうございました。おかげさまで注意してあの場所を通過することができました。
    あのあと前方から来たトレラン風の2人連れの方にもお会いして、その方たちにもお聞きした
    ところ、やはりたじまんさんと同じようなことをおっしゃられていたのであの場所は
    注意が必要なようです。

    私の下調べ不足&ちょっと怖がりな性格のため、ロープ、崖というと北アルプスの切れ落ちた
    岩場を勝手に想像してしまいレコのような文章となってしまいましたが、山での情報交換は
    大事ですのでたじまんさんのアドバイスはとてもありがたかったです。

    昨日は前坂から飯能まで無事歩かれましたでしょうか。
    これからも良き山行を願っております。

  • ぼっけもんさん、おはようございます!いつもコメント、ありがとうございます♪

    いやいや~、新境地だなんて!たまたまネタが切れていましてそんなときふと
    奥武蔵全山縦走コースのことを思い出し、浅見茶屋コースでのコーヒータイムも魅力的
    だったのですがスルギ尾根に変更してしまっただけのことなんですよ。(笑)

    でも子の権現はよく考えたら再来年(ネズミ年)の場所でしたね~。2018年早々、間抜けな
    失敗をしてしまいました。ぼっけもんさんや西東京猛虎会さんのようにうまく干支と山行を
    結び付けられませんでした・・・汗

    まあでも前半の竹寺や子の権現は被写体も多く楽しく歩いていましたが、後半は楽しいと
    いうよりはどちらかというと修行?のようでした。
    でも不明瞭なところはないのでぜひ赤線つなぎのおひとつに追加してみてください。
    兄弟子はすでに浦山口から飯能までつないでいますね。浅見茶屋ルートだとしても
    凄いです!私もがんばってみま~す!

  • すーさん、はじめまして。
    「スルギ尾根を縦走」と「奥武蔵全山縦走コース」の文言に魅かれて、『山と高原地図』を広げました。吾野駅へ向かうのに、林道の他にも登山道があったのですね。破線(難路)だったので、想定していませんでした。読んでいたら、私でも歩けそうだと思いました。

    また「つなげて歩く」と発想も面白いですね。調べてみると私は、○浦山口~武甲山 ○子ノ権現~前坂を歩けば、浦山口~飯能がつながることが分かりました。子ノ権現には、福寿草が咲く節分の頃行こうかな。場所は、社務所の南側の登山道脇です。昨年は、10株余りが満開で、鮮やかな黄色い花がとってもきれいでした。参考になりました。ありがとうございました。

  • すーさん、こんにちは!

    一昨日は小殿からスルギ経由、吾野駅までお疲れ様でした。

    まずは飯能から伊豆ヶ岳まで繋がりました事、おめでとうございます。奥武蔵全山縦走路は
    私も一昨年に4回に分けて走破していますが、あの尾根のアップダウンの跡に採石場当たり
    で一回開け、再入山後のトラロープ付ヤセ尾根に「遊んでくれるじゃないっ!」と喜んだ?
    事を思い出しました。

    でも全山縦走路の残りが伊豆ヶ岳から先で有れば薄暗い森の中のアップダウンから解放
    されるので、景色を楽しみつつ2回に分ければ完歩可能と思います。武川岳のカタクリや
    子持山のアカヤシオなど、先のコースにはこれからの楽しみが待っていますしね。

    小殿から子の権現までの様子、このエリアはなかなかレコが上がって来ないので様子が
    判って良かったです。マニアックルートに繋げて・・・・・何て今後考えてみたく思いました。

    所でまたまた鐘をつかれたのですね。確か以前のレコで鐘撞堂山で鐘ついて「汗」と
    書かれておられた筈ですが、今回は「汗」は無かったみたいですね(笑)。

  • すーさん、こんにちは~!

    少し遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます!
    そして、地元奥武蔵で破線ルートを使っての登り初め、お疲れ様でした~。
    しかも珍しく公共交通機関利用で、しっかりプレミアム席をゲットされましたね!(笑)

    この界隈はいつも地図を眺めるばかりで、未だ未体験のゾーンなので、とても興味深くレコを拝見しました。

    特に竹寺は、明治の廃仏毀釈の波を上手に掻い潜り、中世の神仏習合の面影を伝えるお寺として有名らしいので興味津々。いつかは歩いてみたいと思います。

    ところで、ぼっけもんさんも触れておられますが、表紙の草鞋の写真、EOS学院での修業の成果が如何無く発揮されている様で、秀逸ですね!!一方、鼻がムズムズする様な一枚、、、憂鬱です・・・。

    当方、この3連休も何かと用事が重なって山に行けずじまい、随分と出遅れてしまいました(汗)!
    当分、忙しい状態が続きそうで、登り初めが何時になるやら、、、デス。(涙)

  • モーちゃんさん、こんばんは!コメントをいただき、ありがとうございます。

    そうですね、スルギ尾根は「山と高原地図」では破線になっており私も行くのを
    ためらっていましたが、今回行ってみてアップダウンとヤセ尾根はありますが不明瞭な
    ところはなく、モーちゃんさんなら問題なく歩けると思います。

    子の権現に福寿草が咲くとの情報、ありがとうございます♪知らなかったのでしっかりポケ
    ットにしまわせてもらいますね。

    モーちゃんさんはあと少しで飯能~裏山口までつながるのですね。あと2回でいけそうですね。
    モーちゃんさんの奥武蔵全山縦走コース制覇のレコ、お待ちしています!

  • 西東京猛虎会さん、こんばんは~!いつもコメント、ありがとうございます♪

    はい!ようやく飯能から伊豆ケ岳まで繋がりました~!西東京猛虎会さんはおととしに
    すでに走破されていますよね。スルギ尾根は西東京猛虎会さんのレコの写真で様子が
    よくわかり、参考にさせてもらいました。ありがとうございます♪

    あと残りの部分、伊豆ケ岳から先はそれほど薄暗くないのですね。(よかった・・・)
    カタクリやアカヤシオの時期ならきっと人も多く歩いているので安心です。
    ここまで来たらなんとか完歩を目指してみたいと思います!

    小殿から子の権現までは西東京猛虎会さんならきっと素敵なバリルートでレコをあげて
    くださると期待しております。ぜひともよろしくお願いします♪(笑)

    鐘は今回は人も少なかったので汗・・・にはなりませんでした~!
    子の権現にも鐘があって、近づくにつれいい音で鳴っていましたよ。

  • ガバオさん、こんばんは~!いつもコメント、ありがとうございます♪

    あけましておめでとうございます!ようやく登り初めを済ませてきました~!
    せっかくのバス旅だったので師匠の真似をしてプレミアム席を確保しました。
    あの席は景色もよく見えて本当にプレミアムですね!(笑)師匠の気分になって景色を
    堪能しました。

    ところでそうでしたか、ガバオさんはこのエリアはまだだったのですね。西東京猛虎会さんも
    喜んで?このスルギ尾根を歩かれたようなのでガバオさんもきっと満足される急登、ヤセ尾根
    が待ち受けているかと思います。ぜひいつか機会があったら行ってみてください。

    写真についてのご指摘もありがとうございます!ガバオさんも花粉症なのですね・・・
    暖かくなるのは嬉しいですが、早く過ぎ去ってもらいたいですね。

    ガバオさん、近頃お忙しそうですね。山は逃げませんので焦らず、でも初レコを楽しみに
    しています!

  • ご返事ありがとうございました 
    すーさんへの有言実行のせいか、昨日は吾野10:30から飯能みそまんじゅう16:00まで一気に歩けました。

    小学校の頃からこの界隈にはよく来ていたので詳しい気でいましたが、実はお会いする二日前、自分はあのピークから南に尾根を進み、目指していない中沢への林道途中に降りてしまいました。
    断崖岩場を経ず吾野に着いたのが不本意で悔しく、その原因追求のためにクルマで採石場林道まで上がり、断崖破線部を登り返して地形を確認していたところでした。


     話は変わりますが、すーさんが先日辿った竹寺からの道で二年前の晩秋夕刻、自分は山の神に助けられたことがありました。
    竹寺にクルマを停め、軽装のまま子の権現へ往復参り&山道ゴミ拾いで戻ってくるという何度もしている趣味の途中でした。
    あと15分でクルマという所で突然シャリバテになり気力なくし止まっていると、人けのない夕暮れのこの先にきらきらと光る小さなものが目につきました。来るときになかったはずなのにまたゴミかとふらふら近づくとそれはアメでした。道脇の笹葉根元にテーブル上の平らな岩があり、その真ん中に、ぽちょんと、包装された新品のアメがひとつ。
    迷いなく口にして有難く木立をぼうっと眺めていると「まぁ、とりあえず座ってけ」と聞こえたのか、座り心地のよい岩に座っていました。
    その後、元気を戻して無事に竹寺に出たことがありました。

    あの界隈はありがたい山域と私は信じています。 
    すーさんも、どうか英気を養える快適な山旅であってほしいです

    <長文失礼しました>

  • たじまんさん、こんばんは!またまたコメント、ありがとうございます。

    昨日は吾野から飯能まで歩かれたのですね。お疲れ様でした!

    なるほど、あの時熱心に地図を見ておられたのはそういうわけだったのですね。
    それにしても2年前のお話はとても不思議ですね。でもありがたいですね。
    きっと山の神様がゴミ拾いをしているたじまんさんの良き行いを見ていて助けてくださった
    のでしょう。なんだか身が引き締まる思いが致します。
    私も常に山に感謝しながら山行を続けていきたいと思います。ありがとうございました!

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