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2018年初登り

西穂丸山( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (ヤマちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 新名神~東名阪~名二環~国6~名神~東海北陸自動車道~国道・県道

この登山記録の行程

西穂高口駅(10:20)・・・西穂山荘(11:37)[休憩 67分]・・・丸山(13:02)[休憩 21分]・・・西穂山荘(13:34)[休憩 12分]・・・西穂高口駅(14:38)

コース

総距離
約3.6km
累積標高差
上り約349m
下り約349m
コースタイム
標準2時間45
自己1時間50
倍率0.67

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

初登りはどこにするか? と嫁さんと相談して、最初は雪の無い山域を考えてたが、3連休の中日は天気が良さげだったので、いっそのことロープウェイで登れる雪山にしようと新穂高ロープウェイで丸山まで行ってきた。

朝4時に家を出て8時過ぎに駐車場に着いた。
途中 高速は問題なかったが、高山から平湯への山道は道路が雪まみれで、スタッドレスを履いてるとはいえFFでは車のスリップサイン出まくりで、結構 気をつかう運転となった。
準備をして9時始発のロープウェイに乗車し、しらかば平で2階建ロープウェイに乗り継ぐ。
しばらくすると左手に槍ヶ岳が望める。

槍は勾配がキツいので雪の乗りが悪く、白銀の世界では逆によく目立つ。
9時25分に西穂高口駅に到着。
気温はマイナス10℃である。

展望デッキに出てみると雲一つない快晴に360°の絶景がひろがっている。
去年は天候に見放されていたが、今年は絶好のスタートである!!
今回がデビューとなる、年末に買ったCANON EOS M100で、テンションあがりまくりで撮りまくった。
いや~ ホントに絶景である。
30分ぐらいデッキにいたらさすがに寒くなったので、食堂でコーヒーを飲みながら登山準備をして、10時20分にまずは西穂山荘に向けて出発。
さすがに雪深く、途中でアイゼンを装着。
去年は装着し難い4本爪だったが、今年は簡単装着の6本爪を買ったので雪道途中でも楽々取り付け
山荘までは楽勝だろうと思っていたが、後半は結構な急勾配になり前爪がないので苦労した。
基本的にはしらびその樹林帯を進んでいくのであまり眺望はないが、所々で開けたところがあり、遥か先に白山が望める。

11時半過ぎに西穂山荘到着。
大っきな雪だるまが迎えてくれた。
テント場には冬季にもかかわらず、20張ほどテントが張られていた。
憧れるなぁ~。
今年こそはテントデビューしたいものだ
ちょうどお昼時間帯なので名物 西穂ラーメンのみそ味と嫁さんは山菜うどんを頂いた(もちろんビールも!!)。
今回はこれを食べに来たようなものである。
スープにからむちぢれ麺がなんか懐かしい味である。
冷えたからだに有難い

1時間程休憩をして、バッジを買って、ザックはデポさせてもらって、丸山に向けて出発。
雪だるまの奥に見える急勾配を登っていく。
ここからは森林限界を超えているので、展望を楽しみながら登っていけるのが嬉しい。
さすがにこのくらいの登りになると、前爪のあるアイゼンでないと滑って登れない。
滑りながらも15分ほどで西穂丸山に到着。

快晴の中 ここでの360°の眺望は日本中の山が見渡せている感覚になるほど素晴らしかった。
西穂、前穂、八ヶ岳、富士山、明神岳、霞沢岳、焼岳、乗鞍、白山、笠ヶ岳・・・。
去年10月に行った上高地も綺麗に見えた。
独標まで行けば更なる展望が望めるが、積雪期における今の我々の装備・技術ではここで引き返さざるを得ない・・・。
残念だが今シーズンに技術を高めて次回は是非。
下りは登り以上にアイゼンが効かずに半分滑りながら山荘に戻って、下山準備をして山荘をあとにした。
丸山からの下りと同様にほぼ滑りながら、バランスを取りながら14時半過ぎに西穂高口駅に着いた。
下りのロープウェイは登りほど混まずに比較的ゆったりと乗車できた。

15時半に下山完了。
道路の雪は結構溶けており安心して運転できそう。
帰りはひるがの高原SAで晩ごはんを食べて、スマートICから一旦降りて直ぐの牧歌の里 牧華で温泉に浸かって21時45分に帰宅した。

今回は久しぶりに天候に恵まれて、北アルプスと周辺の山々の眺望が満喫できた。
やはり積雪期の山域の展望は格別である。
モヤモヤしてた心がちょっと浄化されたかも
反面、装備・技術面では本格的冬季登山にはまだまだであると実感させられた初登りであった。

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