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東武東上線上の2山を縦走、金勝山、官ノ倉山

金勝山、官ノ倉山、石尊山( 関東)

パーティ: 1人 (すー さん )

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行程・コース

天候

晴れ!

登山口へのアクセス

電車
その他: 自宅 → マイカーで小川町駅付近Pへ → 小川町駅(9:28) → 東部竹沢駅(9:31)

この登山記録の行程

東武竹沢駅 → 東登山口 → 金勝山 → 裏金勝山 → 小川げんきプラザ → 南登山口
→ 吉田家住宅 → 三光神社 → 天王池 → 官ノ倉山 → 石尊山 → 北向地蔵 →
八幡神社 → コインP

コース

総距離
約11.0km
累積標高差
上り約608m
下り約626m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

時間が取れたので平日ですが久しぶりに東武東上線の2山を縦走してきました。
官ノ倉山はおととしも登りましたが、金勝山は初めてでした。近くに国指定重要文化財の吉田家住宅もあるのでコースに絡めてみました。

まずは小川町駅まで車で行き、コインPに停めたあと電車で東武竹沢駅に移動しました。平日で乗客も少なめでしたがこの駅で降りたのは私一人でした。

金勝山は昭文社の地図の範囲から外れており、あまり知られていない山ですが小川町の
小学生は登るようです。なのでコースはよく整備され、危険個所はありませんでした。
標高は低いですが眺望はなかなかのものでした。校外学習で使われる「小川げんきプラザ」
を経由して一旦下山します。

その後、線路を渡り、国指定重要文化財の吉田家住宅に向かいました。行ってみて今日は
お休みでしたが外側は見られたので古民家の茅葺屋根を鑑賞し、ようやく官ノ倉山へ。
途中天王池で写真撮影をし、山頂に向かいましたが今日は登山客は一人も会いませんでした。
当然山頂も貸し切り状態でランチをしてお隣の石尊山に向かいました。石尊山も貸し切り
でしたが眺望を堪能した後はすぐ下山しました。その後は車道が多めでしたが八幡神社
などに立ち寄りのんびり小川町駅方面に戻りました。

おととし登った山でもコースはかなり忘れているところもあり、今回再訪できてよかったです。今日は比較的暖かく、山頂でのランチも辛くなく良い日でした。コース上では
梅のつぼみがかなり見られ、これから待ちどうしい限りです。

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フォトギャラリー:95枚

お久しぶりの東武竹沢駅です。

まずは線路下をくぐって反対側に出ます。

車道を線路に沿って少し歩くと東登山道の案内板が出てきます。左に入ります。

ほどなく登山届ポストがあり、道が二俣に分かれていますが右に行きます。

日影なので雪が残っていますね。

池もスケートができそうなほど氷が厚く張っています。

小川げんきプラザ方面へ。

新しい階段もあり、歩きやすいです。

小川げんきプラザでは土日などにプラネタリウムもやっているようです。

軽アイゼンもスパッツも持ってきましたが今日は使いませんでした。

ちょっとした岩を登ると

金勝山到着です!

金運が↑しそうな山ですね。(笑)

ホンダの寄居工場がよく見えます。大きいなあ。

榛名山、赤城山、日光方面でしょうか。

きれいですね。

金勝山の先には「裏」金勝山もあります。それにしても字が大きいですね!

ほどなくげんきプラザの裏側に出ました。

右が笠山、左が堂平山です。

いろんな鳥がいるみたいですね。

トイレも完備です。

一旦東武竹沢駅方面に下山します。

さて、次は国指定重要文化財の吉田家住宅を目指します。どんな住宅かな。

踏切を渡り、

案内板の方向に進みます。

梅はまだつぼみですね。

井戸端会議中のおばあちゃんたち。

静かでのどかな景色を見ながら歩きます。

看板がわかりやすいです。

あっ、見えてきました。

今日は休みでした...(*_*;

埼玉県最古の民家で、建築は享保六年だそうです。

いい感じの古民家ですね。

こんな縁側でみかんでも食べながら日向ぼっこしたいな。

中も見たかったなぁ。残念。

入口も素敵です。

茅葺屋根、なかなか見なくなりましたね。

では次はいよいよ官ノ倉山へ。

三光神社に着きました。三光とは日、月、星のことで創建は鎌倉時代らしいです。

民家に咲いていた蠟梅です。花を見るとテンションが上がりますね。(笑)

この辺りから登山道っぽくなります。

天王池に到着!

わあ、やっぱり凍っています!

氷の模様も面白いです。

しばらく写真を撮った後、山頂に向かいました。

ここは外秩父七峰縦走ハイキングコースの一部なのですね。

官ノ倉峠に着きました。あと少し。

山頂に到着です!誰もいません。

官ノ倉山、344.7mです。官ノ倉山はかつては山麓の信仰を集める「神の倉山」すなわち神様の降臨する岩のある山だったそうです。

早速ザックを置いてランチの準備です。

それにしてもいい景色が広がっています。

今日は家にあったものを。

これから向かう石尊山の山頂が見えます。

人もいないので気兼ねせずのんびり珈琲とスイーツをいただきます!

さて、では次の石尊山へ出発します。

石尊山到着です。こちらも眺望が素晴らしいです。

石尊山、344.2mです。石尊山は官ノ倉山(神の倉山)の双耳峰とみなされこちらも神が降臨する場所だったとか。

なるほどそれで小さな祠もあるのですね。

官ノ倉山よりもっと眺望が良いかもしれません。

さきほどランチした官ノ倉山山頂。

鎖がありましたが大したことはありません。

でも下から見上げるとかなりの急登でした。

北向地蔵はスルーします。

おととしは確か梅が咲いていたけど今年はまだです。

まだつぼみも小さい。

こんなのができたのですね、ちょっと興ざめですね。

トイレのある車道を通ります。

水路も凍っています。

八幡神社があるので寄ってみます。

おやおや、何やら見えてきました。

大正4年建立の狛犬。阿形。

吽形。

その奥にはなんとこんなお顔の狛犬が!!

顔が人間みたいです。なんだかアンバランスのような・・・

後姿はこんな感じです。建立は明治22年。流れ尾形狛犬だそうです。

吽形はわりと普通。

顔だけとってつけたような気もしますが・・・

そしてさらに進み、小川町駅が見えてきました。こちらのコインPに停めたのでここで終わりです。お疲れ様でした~!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ
地図 腕時計 カメラ ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
行動食 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器 ストーブ カップ

みんなのコメント

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  • すーさん、こんばんは♪

     官ノ倉&金勝山行、お疲れ様でした。途中の吉田家住宅や天王池、官ノ倉山からの眺めなど、小春日和の中での素敵な里山歩きですね。ブランク明けにはぴったりの山行といった感じですね。

     それと、レコの写真。吉田家住宅の茅葺屋根、三光神社に行く途中の雪道、天王池の氷など、ハッとさせる写真です。特に、アングルがいいですね~、さすが姉弟子です。ブランクがあっても全く腕は落ちていませんね。

     ところで、八幡神社の狛犬。人間の顔みたいですね、思わず見入ってしまいました(笑)。なにやら人間のお面をかぶっているようで。初狩の愛嬌のある狛犬がいたのも八幡神社でしたが、こちらも八幡神社。偶然とはいえ、不思議なものを感じますね。ここは是非とも師匠の見解を伺いたいものです(笑)。

       ぼっけもん拝 

  • すーさん、こんにちは。

    官ノ倉山・金勝山山行、お疲れ様でした。久し振りの山歩きとしては、距離・標高差など
    丁度良かったのではないでしょうか?

    東武東上線の駅発ハイクは魅力ですが、1週間前の雪が今だ残っていたり池が凍っていたりと、
    今冬の寒さがレコ写真を通じて伝わってきます。

    それより何より、全て貸切?はさぞ気持ち良かった事でしょう!そして石尊山から見た空と
    雲のコントラストが素晴らしいです。流石、腕は落ちていませんね。

    さて、今回のレコで一番見入ってしまたのは「吉田家住宅」です。実を言いますと、立川の
    私の実家近くに古民家園が有り、小林家・須崎家(立川砂川地区の大地主兼豪農)の旧宅を
    移築保管しています。やはり茅葺屋根でいい味出しているのを思い出していました。

    そろそろ早春の花々が咲き始める季節の到来ですが、次はどちらを計画されて居られるので
    しょうか?楽しみにしております。

    PS.あのクサリ場がなぜ有るのか、興味津々です。

  • すーさん、こんにちは

    官ノ倉山の語源、とても興味深く拝読しました。
    神が降り立つ岩を磐座(いわくら)と呼びますが、そこから転じて官ノ倉なんですかね。
    磐座を神に見立てるのは、非常に古い信仰の形式だと思われますが、官ノ倉山というのもその流れなのかもしれませんね。
    どなたか詳しい方の解説を伺いたいものです(ちらり)。

  • すーさん、はじめまして。mura3と申します。

    うぉー!なまけもののような顔の狛犬!
    阿吽でこれだけ顔が違うのは不思議です。
    1枚目の狛犬の写真の左下にしっかり写りこんでいますね。
    不気味な感じでおもしろいです。

    最初の大正生まれの狛犬も、でっぷりしててなかなかいい味です。
    貴重な狛犬情報、参考になりましたー。

  • ぼっけもんさん、こんばんは~!

    早速のコメント、ありがとうございます♪かなり間があいてしまいましたが山に行って
    きました~!ただ前日夜に場所を決めたので調査不足で吉田家住宅はお休みで外側しか
    みられませんでした・・・泣
    でも久しぶりの山歩き、気温もそれほど低くなくのんびり歩けました。

    そうですね!そういえば前回ぼっけもんさんが立ち寄られたのも八幡神社でしたよね。
    あの海獣のような狛犬?がいたところですよね。あの狛犬にはかないませんが(笑)、
    小川町の八幡神社の狛犬も見たときは驚きました。本当にお面をかぶっているみたいでした。
    狛犬も奥深いですね~。(笑)

    それとぼっけもんさんは氷瀑を見に行かれたのですね!これからゆっくり拝見しま~す!

  • 西東京猛虎会さん、こんばんは~!

    早速のコメント、ありがとうございます♪
    はい!久しぶりの山だったのですが、それほどきつくなく、丁度良いハイクでした~!
    登りはちょっと息切れもしましたが、いい汗かけてスカッとしました。

    やはり平日なのでまったくコースで人に会わず、少し寂しい?気もしましたが、
    山頂貸し切りはサイコー!でした。(笑)カレーうどんのにおいを振りまいても全然平気
    でしたよ。

    そうなんですか~!立川のご実家の近くに古民家園があるのですね。わあ、今度行ってみたいです。古民家は昔の人の暮らしが感じられて面白いですよね。情報、ありがとうございます♪

    あのクサリ場は・・・私にもわかりません。急でしたが足の置き場もしっかりしていて
    楽勝でしたよ。

  • すてぱんさん、こんばんは~!

    いつもコメント、ありがとうございます♪

    私もネットで調べて官ノ倉山の語源は昨日知りました~。山岳信仰は奥深いですね。
    私もまだ勉強不足ですが、山登りを始めてから地名やそこに古くから伝わる言い伝えなどに
    少し興味を持ち始めています。そういった意味でも山はやめられませんね。(笑)

    ほんと、詳しい方の解説をお聞きしたいところです。(ちらり)(笑)

  • mura3さん、こんばんは~!はじめまして。
    コメントをいただきましてありがとうございます♪

    狛犬好きのmura3さんにも見ていただいて光栄です!そうなんですよ、阿吽でまったく顔が
    違うので後から顔を付け替えたのでは?とも思ってしまいました。
    それにしても1枚目の狛犬の写真の左下に映るのを見つけられたとは、脱帽です。<m(__)m>

    mura3さんのレコも毎回楽しく拝見しておりますが、特に飯能の諏訪八幡神社や加治神社の
    狛犬は棲家から近いので見に行かねば!と思っております。あれは強烈でしたね~。(笑)

    こちらこそいつも笑わせていただいて、ありがとうございます!

  • すーさん、こんにちは。

    マイカーと電車を上手に使って、お久しぶりの山行ですね~。お疲れ様でした!

    官ノ倉山と石尊山、すーさんのレコで初めて知りましたが、低山ながらも結構人気の山なのですね~! 遠目に見える日光や真っ白な上越?の山並みが美しくて、ちょっと足を延ばすだけでこんな素敵なコースを楽しめるなんて、羨ましい限りです!

    江戸川の東側から、344mの官ノ倉山だけを目指して出掛ける機会は中々ないと思いますが、埼玉県最古(!)の民家を含め、辺りをうろうろするのも面白そうですね~。名前の由来は兎も角、麓から官ノ倉山と石尊山の双耳峰を眺めれば、信仰の山に見立てた古の人々の気持ちが判るかもしれません。

    それと、何と言っても八幡社の狛犬!
    写真で見る限り、阿形の方は明らかに別の顔を継ぎ足したように見えますよね!(驚)
    いったい何が起こったのか!?、誰か調べてきてくれませんかね~(ちらり、ちらり)(笑)

  • ガバオさん、こんばんは~!いつもコメント、ありがとうございます♪

    久しぶりの山歩きだったので無理のない山を!と思ったら北武蔵の官ノ倉山になってしまいま
    した。我が相棒(カメラ)もお留守番続きでしたが、久しぶりのボタンを押してもらって
    喜んでいる?ようでした。(笑)

    今、師匠オススメの「オオカミの護符」を読んでいるところですが、昔の人の生活や信仰は
    面白いですよね。今回八幡神社で見つけた狛犬は明らかに阿吽の顔が違いますし、阿形の顔と
    頭の境目が見えたので後から顔を継ぎ足したのかもしれませんね。いずれにしても体は犬なのに
    顔は人間?ナマケモノ?みたいで、現地で目が釘付けになってしまいました。(笑)

    ところでガバオさん、ワンちゃんを亡くされたのですね・・・我が家にももうすぐ13歳になる
    犬が居りますのでお気持ちよくわかります。家族の一員ですものね。しばらくは寂しいかと
    思いますが、ワンちゃんもガバオさんの山行、天国で見守っていてくれるかと思います。

    ガバオさんの初登りレコ、楽しみにしていますね!

登った山

官ノ倉山

官ノ倉山

344m

金勝山

金勝山

264m

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