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20180204 雪景の足柄古道を行く~氷結の夕日の滝

足柄峠、不動之滝、夕日の滝( 関東)

パーティ: 1人 (ぼっけもん さん )

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行程・コース

天候

晴れ!

登山口へのアクセス

電車
その他: JR御殿場線足柄駅から踏切を渡り、道なりに進む。途中で道路が左前方と右(静岡県道78号)に分岐、左前方が足柄古道となる(足柄古道は途中で静岡県道78号と合流する)。

この登山記録の行程

JR足柄駅09:33 - 09:54不動之滝(頼光対面の滝)10:00 - 10:32虎御前入口 - 10:43赤坂古道10:48 - 11:11芭蕉句碑11:16 - 11:25足柄峠12:03 - 12:14足柄万葉公園 - 13:02山伏平13:03 - 14:14地蔵堂バス停 - 14:28夕日の滝キャンプ場駐車場 - 14:34夕日の滝14:35 - 14:44夕日の滝キャンプ場駐車場 - 14:54地蔵堂駐車場

コース

総距離
約11.9km
累積標高差
上り約943m
下り約861m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 夕日の滝の結氷の便りに誘われ、出かけてみました。どこから夕日の滝にアプローチするか悩みましたが、折角ならこれまで登ったこのエリアの赤線をつないでみようと。すなわち、JR足柄駅を起点とし、足柄古道を通って足柄峠・万葉公園を経由して矢倉岳にでて、そこから夕日の滝まで歩くルートを設定してみました。実際に歩いてみると思いのほか雪が多く、このため計画したCTから遅れてしまい、矢倉岳をあきらめ、途中の山伏平から夕日の滝に向かいました(山伏平まで歩けば赤線は繋がります)。
 夕日の滝の氷結は先週がピークだったようですね。滝の中段から滝壺近くにできていた結氷が小さくなっていました。ちょっと物足りなさもありましたが、先週の払沢の滝に続いての結氷、昨シーズンは一度も見ることができなかっただけに、うれしさもひとしおでした。

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フォトギャラリー:111枚

おはようございます。今日は御殿場線足柄駅にやってきました。足柄駅で降りるのは昨年の10月以来2度目となります。ここから、足柄古道を通って夕日の滝の氷結を見てみようと思います。

ちなみにここは海抜331m。

今日も、駅の前にはしっかりと金ちゃんがいます。さぁ、今日も頑張っていきましょう!

何度見ても分かりやすい案内板。左前方にいけば足柄古道、右に行けば足柄峠に向かう「静岡県道78号」です。

古道の入り口の道標には、お約束の金ちゃん♪

この辺りは、まだ雪が結構残っています。

再び金ちゃんの登場♪

舗装道路から山道になります。10月にはこの辺りで沢山の草花を見かけました。

「嶽之下宮 奥宮」。嶽之下宮は箱根竹之下の合戦で壮絶な戦いが繰り広げられた霊地。ここには小さいですけど滝があるんですよ。

こちらがその滝。氷結はしていませんが、なかなかいい感じです。

古道は川沿いを通っています。日が高くなり靄が立ち込め、幻想的な風景となっています。

いい感じですね~。

「頼光対面の滝(不動の滝)」。金太郎が、後に主となる源頼光に初めて会ったとされる伝説の滝です。

氷結しているといいんですが・・・

手前の前滝の向こうに見えるのが「頼光対面の滝(不動の滝)」です。氷結はしていないようですね、近くに行ってみましょう。

落差10mくらいでしょうか。なかなか美しい滝です。

ズン!

ズンズン!

こちらは、静岡県水辺百選に選ばれている「銚子ケ淵」。

10月に見た時よりも、なんだか荒々しい雰囲気ですね。

徐々に雪が深くなってきました。

空が青い(笑)!

「静岡県道78号」に合流します。道路が凍結していますね!

今日は赤坂古道を通って足柄峠に向かいます。

入口にあった道祖神。古から人々の往来を見守ってきたのでしょうね。

ここはノートレースです。テンションがあがりますね~(笑)。

歩くのがもったいないなぁ(笑)。

いたら、こんな感じになりました(振り返っての一枚)。

途中には親切な案内板がありました。

雪が深い・・・。

ここで「静岡県道78号」を横断します。

渡ったところで再び古道に取り付きます。

ここもノートレースでした♪

古道を登りきると、金太郎富士見ラインにでました。ちょうどそこには、芭蕉の句碑があります。

句碑の横にあった解説です。今日の富士はどうなんでしょう、芭蕉にあやかりたい気分ですね。

足柄峠に向かいましょう。

振り返っての一枚。後ろに見えているのは・・後で調べてみます(^-^;。

金太郎富士見ラインにあった「下の六地蔵」。なぜかお地蔵さまは8体ありますが・・・。

さらに進むと「上の六地蔵」。

足柄城址です。登ってみましょう~!

おぉ~、一面の雪景色

あの碑の向こうには富士があるはずですが・・、

富士だけ厚い雲に覆われています。残念ながら芭蕉のようにはいきませんでした・・・( ;∀;)。

城址の南東側は展望がいいのでちょっと足を伸ばしてみましょう。

先ほどの碑が木立の中に見えます。

こちらは金時山

誰かがかまくらを作っていましたよ。

一番右端のピークは御正体山でしょうか。

こちらは富士山・・、惜しいですね~、山頂がすっぽりと雲に覆われてます。

こちらは愛鷹山

金時山

お昼近くになったので、今日はここでランチにしましょうか。富士山はみえませんが、ツーショットで。もしもし、ちょっと食べ過ぎじゃありませんか。

あずまはや橋を渡って、足柄峠に向かいます。

空が青い!

こちらは足柄ノ関跡。おじぎ石の立て札がありすが、今回も、どれかわかりませんでした・・(@@)

足柄峠の標柱。標高は759m。

折角なので、足柄山聖天堂にも立ち寄ってみました。ちなみに、足柄山聖天堂は日本三大聖天尊の一つとされており、弘法大師の開基と伝えられています。

聖天堂の入口にもしっかりと金ちゃんが♪
さて、先を急ぎましょうか。次は万葉公園にむかいます。

金太郎富士見ラインを進むと、神奈川県になりました。改めていうのもなんですが、今まで歩いたところは静岡県なんですね~

万葉公園に到着~♪

公園入口からは富士が見えるようです。山頂の雲が気持ちとれたように思いますが・・・。

万葉公園では、万葉集に出てくる足柄ゆかりの歌を刻んだ石碑と、歌に出てくるネズ、エゴノキ、アセビ等約90種の植物などが植栽してあるそうです。

こちらは、昨年12月に登った矢倉岳。今日も計画にはいれており、万葉公園の後に登ることにしていますが、「雪のためCTが遅れ気味 & 富士が雲に隠れている」により、ちょっとローキーになっています(笑)。

賑やかな道標がありました。ちょっと恐ろしい名前がついていますが、ここは「虎口」というところだそうです。

とありあえず、矢倉岳に向かいましょう。

矢倉岳がだいぶ近づいてきました。ひょっとしたら行けるかも・・・。

山伏平に到着♪もう少し早くつけるかなと思いましたが、雪のため時間がかかってしまいました。帰りのバスの時間もありここで断念し、地蔵堂に向かうことにします。ちなみに山伏平まで歩けば、金時、足柄峠、矢倉、21世紀の森等の赤線つなぎがコンプリートです(^^)v。

地蔵堂に向かいましょう。

雪がゆるいため、滑りそうになるのをグッとこらえながらの下りです。

お約束の一枚♪(明神線NO.25鉄塔)

金時山はどこからでも見えますね。

またまた、お約束の一枚♪(明神線NO.26鉄塔)

お約束の一枚♪(明神線NO.27鉄塔)

今日、一番沢山見かけた足跡は、こいつだ(笑)!

途中で渡渉しなけばならないところがありました。「この丸太を渡れってか」と思いましたが、さすがに無理ですよね~。丸太横の石を伝って向こう岸に渡りました。

渡ったのちの登り返し。斜面をトラバースするように尾根にでると

地蔵堂はすぐそこ

日当たりがよく気持ちがいいですね~。

再び、金太郎富士見ラインにでました。

地蔵堂に到着♪
さて、ここからもうひと踏ん張り。今日のメインアトラクションである夕日の滝の氷結を見に行きます。

途中で見かけた猪の毛皮。初めてみました。

一面の雪景色が広がっています。

夕日の滝の入口です。

↑だそうです。

道路の雪が踏み固められており、ツルツル滑ります。。。。

夕日の滝に到着~♪

滝の途中が一部氷結しています。

払沢の滝の結氷ほどの迫力はありませんが、これはこれで、なかなか風情があります。さて、これで、今日のミッションコンプリート。地蔵堂まで戻りましょう。

バス停に到着しました♪皆さん、夕日の滝の結氷をみにきたのでしょうかね。

バスがきましたよ。

新松田に到着しました。矢倉岳を断念しましたが、雪山ハイク&夕日の滝の結氷を見ることができました(^^)v。今日も無事でお疲れ様でした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
軽アイゼン トレッキングポール GPS機器 燃料

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、おやっとさあ
    各地から数年ぶりの結氷の便りが伝わってきます。氷瀑を訪ねる良い機会なのでしょうね。
    新雪を踏むワクワク感がよく伝わってきます。

  • ぼっけもんさん、こんばんは~!

    今やぼっけもんさん御用達(!?)の足柄古道、お疲れ様でした~。
    富士山は残念でしたが、滝などもバラエティに富んでいて、やっぱり面白そうね山域ですね!

    12月に拝見したレコでは、矢倉岳の山容が判りませんでしたが、今回のレコの写真を拝見すると、なかなか堂々とした山体で、行きたい山順位がぐっと高くなりました!

    それにしても、今年はかなりハイペースで山をこなされていますね~。ポケットに仕舞う山行が増えすぎてしまって追いつきません!(笑)

  • すてぱんさん、こんばんは♪

     コメント、あいがとさげもす。
     南国育ちのせいもあるのでしょうか、雪景色がとても珍しく、年甲斐もなくワクワクドキドキしてしまいます。今年は、寒波のおかげで東京周辺の低山でも結構楽しめますね。

     ぼっけもん拝

  • ガバオさん、こんばんは♪

     コメントありがとうございます。御用達とはまだまだ恐れ多い(^-^;。今回は滝にフォーカスしたため他のスポットをスルーしてしまいましたが、散策すればまだまだ見どころがありそうです。また、万葉公園から見る矢倉岳の山容はなかなかのも、「矢倉」という名が付けられたのもわかるような気がいたします。師匠のストライクゾーンに入るのは間違いなしでしょう、是非のお出ましを。

     ペースは特に意識はしてなかったのですが、暇にあかせて出かけていたら、何の断りもなく今年に入って7回目の山行となっていました(^-^;。

      ぼっけもん拝 

  • ぼっけもんさん、こんにちは。

    足柄古道、お疲れ様でした。

    先週火曜、松田~御殿場~沼津と、御殿場線利用で得意先訪問を行った時は沿線の融雪が
    かなり進んだ印象ですが、先週末の南岸低気圧で再度積もったのですね。

    フカフカの新雪に最初のトレース付けるワクワクが伝わって来ます。

    足柄古道は古道と言うだけ有って、全てにいい味出している様子。私はこの箱根の山域は
    金時山と明星ヶ岳を遠い過去?にピンポイントで登った事が有りますが、まだまだ
    未開拓のエリアですので、今後コース研究をしてみたく思います。

    それにしましても、今年のハイペース山行には驚きです。

  • ぼっけもんさん、こんばんは~!

    足柄古道ハイク、お疲れ様でした~♪

    ぼっけもんさん、皆さんもおっしゃっていますが本当にこの寒さや雪にも負けず、
    ハイペースな山行ですね!氷瀑などこの時期の見どころを取り入れてのコース設定は
    さすが兄弟子のなせる業ですね。(笑)

    夕日の滝、完全結氷ではないですが、
    凍った部分と水が線のように流れる部分とダブルで楽しめて写真がとても素敵です!

    兄弟子さま、山行の数に比例してカメラの腕も上げましたね!

  • 西東京猛虎会さん、こんばんは♪

     コメント、ありがとうございます。ご推察の通り、このエリアは、先週末の南岸低気圧で再度の積雪になったようです。かまくらがあった城址には前日はもっと積もっていたと、家族連れでそり遊びに来ていた方がおしゃっていましたので、かなり降ったんでしょうね。

     雪を見ると妙にテンションがあがってしまい、子供のように新雪にトレースをつけて遊んでしまいました(笑)。昨年10月にいったときには、古道脇で様々な種類の草花が目を楽しませてくれましたが、雪景色もなかなか。是非、出かけてみてください。

     気が付けばハイペースの山行、そろそろ、疲れがでるころかもしれません(^-^;。西東京猛虎会さんお勧めのアミノバイタルにお世話にならんといかんかもしれません。

      ぼっけもん拝

  • すーさん、こんばんは♪

     コメント、ありがとうございます。当初は、川乗山の百尋の滝に行こうと思っていたんですよ~。でも、現在、川乗山への林道が崩落で通行止めになっているとのことで、足柄古道+夕日の滝のチョイスとなってしまいました。

     草花のシーズンと一味違い、富士は見えなかったのは残念でしたが、雪景色もなかなかよかったです。ご参考までに、夕日の滝ではこの極寒の中で滝行をやる強者もいらっしゃるようです、・・・私にはとても無理(^-^;

     写真はまだまだ門前の小僧の域をでません。この日も、姉弟子のレコの写真アングルや構図を思い出しながらパシャパシャやっていました。引き続きお手本(レコ)によるご指導のほど、よろしくお願いいたしますm(__)m。
     
      ぼっけもん拝

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