行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒5:30→山手線→東京5:50~59→総武本線→千葉6:37~44→内房線→木更津7:21~24→久留里線→上総亀山8:32
復路:下郡14:02→久留里線→木更津14:32→SL中華つけ麺木更津駅西口店14:36~52→木更津14:59→内房線総武線横須賀線直通快速久里浜行→品川16:32→山手線目黒16:38
この登山記録の行程
上総亀山駅8:41→坂畑自治会館8:50→素掘りのトンネル9:00→旧道入口9:18→横尾番所跡9:24→林道9:54→北向地蔵9:58~10:05→旧道入口10:07→怒田の里10:18→久留里城登山口10:31→久留里城趾145m10:45~11:15→真勝寺11:35→久留里駅11:44→久留里線踏切12:55→浅間神社入口12:06→浅間神社12:12→養鶏場12:18→壬申山?96m12:32→飯綱神社12:39→宝蔵院12:46→小櫃駅12:53→浅間神社入口13:01→浅間神社(浅間山)140m13:10→船塚山162.1m13:22~35→下郡駅13:55
合計5時間14分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2月3日(土)は、また千葉県なんですが今度は、久留里線沿線の低山を縦走して来ました!
雪は、前回は南房総だったので全然無かったのですが、今回は千葉の山岳地帯(丘陵地帯?)の一番北側ということで結構残っていました。
まあスパッツも軽アイゼンも必要ない程度だったんですが、下はグチャグチャ!
それでも前回同様、ギリギリで予定してた帰りの電車に間に合った(汗)。
スタートは、久留里線終点の上総亀山駅です。これ、逆にすると最後に亀山湖畔で温泉入れるんですが、帰りの電車の本数が極端に少なくなるので、今回は却下。
上総亀山駅で、缶コーヒー飲んで、一服して、トイレ行ったら、8時41分、駅前の道を湖と反対方向に進み、左折してトンネルを抜けたら、坂畑自治会館の角を曲がって山の方へとに入って行きます。
千葉らしい素掘りのトンネルを抜け、しばらく舗装された林道を上り、鳥の養殖場入口の分岐からさらに少し上った左手に、「77」番電柱の下にテープが貼られた古道の入口があるので、そこからとりつきます。
割りと良く踏まれた山道を登って行くと、やがて道は竹林に入り、すぐ「川越藩横尾番所跡」の木杭と清澄寺とか久留里とか書かれた石の道標があります。駅から40分強で到着。
ここはその昔、街道が交わる交通の要所で、その昔番所がおかれていたそうです。
木杭と石の道標以外にも六地蔵もあるはずなんだけど、今回は見つからず。
駅からこのあたりまでが本日最大のまとまった上りで、後は下りなんで楽になるだろうと思っていたら、雪解けの水が流れるグチャグチャの酷い道で、登りより時間がかかった…。
それでも何とか舗装された林道に出て、それを左に行くと、すぐ北向地蔵尊の冷水なるものがあり、その先に今日2つ目の目的地の北向地蔵が!横尾番所跡から約35分でほぼ10時ちょうどに到着。
奥武蔵にも同じ名前のお地蔵さんが居ますが、こちらは周りが少し立派で休憩所がついています。その休憩所で今日最初の休憩。
北向地蔵から先は地元のハイキングコースは林道をそのまま下るのですが、少し先のテープの所から再び旧道に入ります。
この道も雪解けのグチャグチャと倒木や木の枝で荒れて通りにくい道だったんですが、距離があまりないのであまり苦労せずに怒田の集落に降り立つことができました。
怒田の集落に出て、少し行くと、T字路に出て、ここは右に行くのが正しかったんですが、間違って左に行ってしまうも、2つの道は先のトンネルで合流するので特に問題は無し!
そのトンネルの入口に、久留里城の標識があるので、そこからまた山道に入ります。この山道は稜線に登り切ったところで、左に巻いて下る道と、稜線上を行く獣道みたいな道に分かれるのですが、久留里城へはこの獣道みたいな道を進みます。じきに広い普通の登山道になります。
そして、明らかに人工的に尾根を削って切通にした虎口を抜けると、いきなり久留里城の雄姿が目の前に現れます。10時45分、北向地蔵から40分で到着!
久留里城は里見氏の城の1つで、北条氏の侵攻を3度に渡り食い止めた名城とのことです。でも今、目の前にある天守閣は唱和54年(1979年)に再建されたものだそうで、本当の天守閣の後はその隣にあります。
この天守閣の中には無料で入れて、上まで上がると、正面にマザー牧場のある鹿野山が、左手には養老渓谷方面の山々が良く見えます。でもどれがどれだか、いまいち良くわからず…。
天守閣から降りて、日当たりの良いベンチのところで休憩したら、資料館の方に行って、喫煙所と久留里駅方面が良く見える場所があったので、また少し休憩して、結局30分近く久留里城でブラブラして、ようやく先に進みます。
久留里城から久留里駅へは、舗装道路を下るのが一番近いのですが、尾根づたいに駅近くの真勝寺まで行く道があったのでそっちに行って見ました。
そしたらこれが、堀割を幾つもロープで越えていく結構大変な道で、距離はたいしたことないんだけれど、意外と時間がかかった。下が濡れてるんでやたら滑るし。
でも何とか真勝寺に着いて、続いて久留里駅に向かいます。
久留里駅には11時44分に着いて、町は寂れた感じだけど、昼時なんで結構飲食店も開いていて、よっぽど昼飯食って行こうかと思ったけんだけど、まだ先は長いのでそこは堪えて、次の壬申山を目指します。
壬申山は、最寄り駅が久留里の次の俵田なので、1駅分だけ車がバンバン通る久留里街道を行きます。
そしてその久留里街道が線路を渡って少し行ったところにあるドラッグストアの先の道を右折し、再び線路を渡り、浅間神社の入口まで行きます。
そして神社の階段を登り、浅間神社社殿の右奥の山道に入ると、途中で左に直角に曲がり、養鶏場の裏ね舗装道路に出ます。この舗装道路を一旦下り、左下に溜め池が見えたら、右手の未舗装の林道に入ると、壬申山入口である飯綱神社の入口に着くことが出来ます。
でも今回、その辺が良くわかって無かったので、神社入口手前の資材置き場のさらに手前の一番高いところから踏み跡を辿って山頂に直接登りました。
でも一番高いところには何もなし。
おかしいな?と思いながらそのまま稜線を辿って行くと、伐採地の天辺に何かお堂のような物が!行って見ると「二十三夜さま」と書かれた石仏と「浅間宮」と書かれた石祠があり、家に帰って本で『房総の山あるき』内田栄一・川崎勝丸著を調べてみたら、どうやらここが壬申山の山頂らしいです。最高地点ではないけれど。
そして、そこから下った反対側には飯綱神社と、その立派な参道が!要はこの参道から登って、二十三夜さまで引き返すのが正しい壬申山の登山方法みたいです。今日もヤブこぎご苦労様でした!
ちなみに壬申山の由来なんですが、名前の通り、壬申の乱で負けた方の偉いさんが、誰かここに落ち延びて住んでたという伝説から来てるそうです。
さて、壬申山を後にし、次はいよいよ小櫃駅経由で最後の船塚山に向かいます。
壬申山の前の林道は、宝蔵院という寺の前に出て、その少し先の細道を抜け、車道を左折すると、末吉というあまり運気の強くなさそうな信号が合って、その先が小櫃駅です。ちょっとトイレ休憩。
小櫃駅から再び久留里街道を少し行くと、右手に浅間山が見えて来るので、その手前で集落の中に入ると、浅間神社の入口に「浅間山か船塚山へ」の標識があるので、それに従い疲れた体には地獄のように長くてキツい浅間神社の階段を登ります。
息も絶え絶えで登り切ったと社の一段上にあるのが浅間神社の石祠です。富士講のものらしいです。
この浅間神社の石祠から、さっきと同じような船塚山の標識が続いているので、それを辿って行くと、13時22分、ようやく船塚山に到着。12時半頃には着くかな~と思ってたら、雪降った後で道が悪かったせいもあり、1時間近く余分に時間がかかってしまった!
船塚山は裏に元は草競馬場だったらしい桜の園地を持つ好展望の山で、千葉の山というか丘陵地帯が北の低地帯に落ちる手前にあるので、千葉の山の終わり見えて感慨深い山です。天気が良ければ、その向こうに富士山も見えるらしいです。
船塚山で13時35分まで最後の休憩をとり、後は下郡駅まで舗装道路なんで、間に合わないかな?とも思ったけど、最後の根性を振り絞って駆け下りて行ったら、駅をオーバーランして館山自動車道のガードのとこまで行ってしまった!
あわてて戻って、何とか13時55分に下郡到着(汗)。
下郡駅はあまりに小さすぎて、久留里街道に標識が無いだけでなく、駅前広場も駅に行く車が通れるマトモな道もないので通り過ぎ要注意です。目印は木更津市と君津市の境界の標識で、そこを左に入ります。
なんとか14時2分の電車に間に合ったものの、やっぱ腹が減ったので、木更津駅で降りて、西口駅下に「SL中華つけ麺木更津駅西口店」で、千葉県名物「ロースラーメン」830円なるものを食べました。名前の通り、ラーメンの上にロースカツが乗っています。
この店は木更津名物SLも走ってないのに「SLラーメン」を筆頭に、変なラーメンが幾つもある知る人ぞ知る名店で、非常にアクセスしやすい場所にあるので、木更津に行った人は是非寄ってみて下さい。
久留里城 - 君津市公式ホームページ
http://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/491.html
房総丘陵ガイドマップ、第7、10、11、18図
http://bosohills.otodo.net/bousoumap.htm
房総丘陵 久留里城(11番 横尾番所跡、怒田城跡)
http://bach.opal.ne.jp/1080kururi.htm
房総丘陵 船塚山(4番 小櫃駅、三田浅間山から。8番 壬申山)
http://bach.opal.ne.jp/1060funaduka.htm
上総亀山-横尾番所跡-久留里城 (2017.2.28)
http://www.geocities.jp/y_saidajp/17Mt/Kameyama-KururiJo_172/Kameyama-KururiJo.html
SL中華つけ麺木更津駅西口店(食べログ)
https://tabelog.com/chiba/A1206/A120602/12001271/
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