行程・コース
この登山記録の行程
陣馬高原下(08:25)・・・新道登山口(08:45)[休憩 40分]・・・陣馬山(陣場山)(11:15)[休憩 65分]・・・奈良子峠(12:55)[休憩 3分]・・・明王峠(13:08)[休憩 5分]・・・底沢峠(13:23)[休憩 3分]・・・堂所山(13:45)[休憩 10分]・・・景信山(15:00)[休憩 30分]・・・小仏(16:10)
※新道登山口の休憩は、アイゼンの装着に手間取ったため。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
雪が降ったら、奥高尾を縦走しようと考えていましたが、なんやかんやで東京の大雪から3週間が経ってしまいました。今日が雪の中を歩くラストチャンスと、出掛けることに。
陣馬山の登りはほぼ圧雪凍結でアイゼンが良く効きましたが、樹林帯から出ると日照で雪が解け、泥田のような泥濘状態。足が重くなります。
縦走路は、日当たりや斜面の向きでコースの状態が、泥濘⇔土⇔凍結した土⇔圧雪⇔アイスバーンと、めまぐるしく変わります。アイゼンを着けっぱなしの人が6割程度で、私のようにアイゼンを外したままの人もいます。
今回は体調も今一つで、登りに時間を要したため、陣馬山から高尾山まで縦走する予定を、途中の景信山で下山することに変更しました。
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陣馬高原下行きのバス待ちは、オフシーズンにも拘らず行列ができていた。
陣馬高原下バス終点に到着。ほぼ満員のバスから登山者が降り、そそくさと支度をして足早に登山口へと向かっていました。
私はゆっくりと身支度をし、冬用のゲーターを着けて、さあ出発です。
舗装された林道(陣馬街道)を緩やかに登って行くと、ほどなくして新道登山口がありました。
登山道の入口はこんな感じですが、直ぐに雪が現れます。ここでアイゼンを装着している登山者も多くいました。
登山口から進むと圧雪凍結の状態。私もここで6本爪アイゼンを着けることにしました。しかし、・・・右足首側のベルトがラチェットに届かない。小さかったエバニューからモンベルに買い替えたのに、また同じトラブルが起こりました。家で装着できても、山ではうまくできないのです。仕方なく、ゲーターを外してアイゼンを装着し、その上からゲーターを付けるという方法で対処しました。写真で分かるように右足のベルトが見えない状態です。このトラブルで40分のロス。
凍結した道をひたすら登って行きます。北側の斜面は、まだびっちりと雪が残っています。
今日は足取りが重く、遅い登りとなっています。冬枯れの樹林の間から、陣馬山頂方向が望めるようになったのですが、馬力が出ません。
陣馬山山頂に到着。山頂手前から雪は解け、泥田のような泥濘になっていました。ここに来るまでに相当の時間を使ってしまいました。
山頂からの眺め。富士山は雲に隠れ、裾野しか見えません。前衛は、御正体山、鹿留山など。
堂々とした山容を見せるのは、道志の大室山。
蛭ヶ岳(左端)、檜洞丸(中央)などの西丹沢山系。
右手前が、連行峰から生藤山。中央遠方が大菩薩嶺。左端が扇山。
北西方向の眺め。右手遠方に大岳山が見えます。この特徴ある山容は、どこから見てもそれと分かりますね。
予定より時間を使ってしまったので、陣馬山頂で早めの昼食休憩としました。写真は丹沢山系を背景に、景信山へと縦走する尾根。
陣馬山から縦走路を下って行くと、雪が現れました。私は山頂でアイゼンを外したまま。この程度なら付けずに歩けます。この先縦走路は、圧雪、アイスバーン、雪なし、泥濘とめまぐるしく変化して行きます。
奈良子峠を通過。
明王峠の茶店は休業中。
ベンチがあり、休憩に好適です。
底沢峠。陣馬高原下と、反対側の底沢へ下るエスケープルートがあり、トレースが付いています。
縦走路を進み、雪の景信山に到着。実は、景信山の手前のピークを下る個所が急なアイスバーンで、アイゼンを着けていないと危険です。私はアイゼンの取り付けが面倒なので、樹木に摑まりながら、何とか滑らずに下りました。
景信山は東側の眺望が開けています。
ズームアップすると、都心の高層ビル群や東京スカイツリーが見えます。
茶店は一軒営業していました。私もここでお茶とパンで休憩。この先、高尾山まで縦走する計画でしたが、ここから小仏へ下山することにしました。
小仏バス終点。今回の行程はここで終了です。トイレと水道があり、親切にブラシも備えられています。私は、泥だらけになった靴とストックを洗いました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | スリーピングマット | ストーブ | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー | アウターウェア | バラクラバ | 雪山用登山靴 |
カラビナ | スリング | ||||
【その他】 エマージェンシーシート、サポーター |