行程・コース
この登山記録の行程
浅間尾根登山口(08:22)・・・数馬分岐(09:28)[休憩 4分]・・・人里峠(11:06)[休憩 14分]・・・浅間広場(11:51)・・・浅間嶺(11:58)[休憩 44分]・・・時坂峠(14:48)・・・払沢ノ滝入口(15:39)・・・払沢ノ滝(16:00)・・・払沢ノ滝入口(16:16)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
金曜の朝、東京は少し硬いみぞれ気味の雪が降りました。今季最後の強い寒気でしょうか? 今年のメタボ隊の初登山は、だいぶずれ込み2月の最終土曜日になりました。
今の時期なら「ストックのみ」で十分だろうと考えていましたが小岩浅間は標高903m。この辺りの山の日陰はまだ冬でした。浅間嶺から峠の茶店までの山道は「中央が氷で表面を落葉が隠している状態」のため「絶対的に軽アイゼン又はチェーンスパイク」が必要でした。人里峠手前(911mの山辺り)から浅間嶺まで楽しく歩きたいのであれば、やはり必要です。微妙に傾斜がある細い道を、こわごわ歩くのは楽しくありません。
これからは寒さが緩みますが、気圧配置により道が再凍結する可能性が高いので、しばらくはアイゼンを持って行きましょう。バス停での準備の時に、アイゼン袋は直ぐに取り出せるようにザックの紐に縛り、雨蓋の下に置くのが便利でした。
今年の初山行はアウエーの「JR五日市戦(五日市線)」の山です。何時もはJR青梅線から直接山道が多いのですが、今回はバスで約1時間とアウエーの洗礼を受けました。
コースは「浅間尾根登山口BS~浅間嶺~払沢の滝BS」です。最初に高度を確保して、あとは下山中心のメタボ隊的山行。今年の「払沢の滝」は結氷したとかで、下山した時のバスの時間により滝の鑑賞も入れました。
五日市駅からバスの車内は冷たいまま約1時間乗車。払沢の滝を経由して数馬まで。駅でトイレに行ったのに「浅間尾根登山口BS」で尿意限界!バス停に停まるとダッシュでトイレへ。ここは2回目(車でメタボ登山2017三頭山のときも停車した御縁あるトイレ。)、トレの神様が呼んでいたのでしょうか。冬は凍結で男女共用の様でキレイです。
少し戻り登山口へ。橋の向こう側で犬が吠えているので、手を振り「おはよ~」と声をかけると鳴き止む様です。この「犬」もアウエーの洗礼でしょうか。
舗装路を歩き、近道の山道を歩き。舗装路を横切ると「登山道入口」です。泥濘もなく少しの雪のみで楽しい山道。雪にはタヌキの足跡?か。ほどなく「サル」岩に到着。手形を探すが「通行手形の有効期限切れ」で回収された様です(と、今回は結論付けました)。
途中で「キジ」の足跡確認・・・???・・・???
「犬」「サル」「キジ」???浅間尾根は「桃太郎の世界」への入口ですか?と、歩きながらチョッとだけ思いました。「きびだんご」持って来ればよかったな・・・・・
「一本杉(一本松)」は植林してあるのが杉の様なので、現在では意味不明! なので「一本松」の勝ち(どうでもいいけど)! 手前の藤倉分岐は気付かずに通過。
911mのピークを下ると「雪と細い道と斜面」になり、安全のためにアイゼン装着。いきなり「ロープ場と丸太の木橋(隙間あり)」。履いててよかった軽アイゼン!ここからは楽しい残雪の山行。人里峠で長めの休み。少し行くと60年位の太さの杉?を伐採した跡で。北側が開け「御前山~大岳山~馬頭刈山」と180度のパノラマです。北からの風もなく残雪道は「光の春の山行」となりました。 道は浅間広場の北(裏)まで続いています。
浅間広場に着くと、浅間嶺が見えて浅間神社に足は向きませんでした。つまり903mの山頂にはたどり着いていません。「まあいいか」と不思議に納得して浅間嶺へ。富士山は春の気配のうす雲の中に同化して見えません。大岳山と鋸山達は相変わらずよく見えました。
浅間嶺で昼食。夕方は雲が出てくる予報なので、快晴の浅間嶺を下山開始。
春の気配に誘われて「松生山分岐」の前でアイゼンを外し。雪と枯葉道を軽快に至福の数分間。分岐からの下り道の中央が氷!でもストックで十分対応可能。さらに下ると日陰の道。ここからは木の葉の下が凍結ガチガチ道。だんだん楽しくない道に。植林帯を越えると、傾斜のある凍結細道!が50m位。ここはストックがあっても恐怖しかなかった。無事通過出来たけどアイゼンを外さなければ、楽しく行けた道のはず。
その後の道も、落葉で隠され中央が凍結した道が最後まで点在。舗装路に出るまでアイゼンは外さないようにしてください。「お代官休息所跡 みちこ」を過ぎても凍結した部分がありました。「時坂峠」の山道も一部凍結あり。標識13D-270からの山道は雪道のため、舗装路を下りてきました。下山後の反省会では「軽アイゼンとチェーンスパイク」を使い分けようという意見でまとまりました。
バスを待つ時間があったので「払沢の滝」を見に行きました。厳冬期を過ぎているので滝壺に氷?雪?が落ちた?大きな滝でした。「七代の滝」を想像していたので大きさにチョッと引きましが、季節の変化が楽しい滝だと思います。
アイゼンの汚れ落としをしていると、3回の山行で「ヒモが切れている」のに気が付きました。日曜日に早速「予備ヒモ」を買いに行きました。バリがあるので、次の山行までにはヤスリでバリ取りしなければ。バリは滑り止めとは違うのでメーカーで対応しておいて欲しかった。みなさんもアイゼンの紐の確認を!そして予備ヒモを。そして来季は「チェーンスパイク」購入して使い分けするんだ!
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