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20180303 幕山・南郷山登山

幕山( 関東)

パーティ: 1人 (まさゆき さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

コース

総距離
約7.3km
累積標高差
上り約710m
下り約708m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

先日、熱海近くの幕山へ登山。
1月下旬ごろに千葉の富山にスイレンを見に行きたかったのが、例の大雪でタイミングを逃し、久しぶりの登山になった。

幕山はこの時期、麓の湯河原公園で数千本の梅を見ることができる。
ちょうど天気も晴れの予報だったので朝の9時半頃に到着したところ、考えることは皆同じで駐車場が軒並み満車になっていた。
自分はバイクだったので空きスペースに停めさせてもらえたが、自動車の方は朝早めに来るか、この時期はライトアップもされているので、タイミングを夕方にずらすなどした方が待ち時間が少なくなりそうである。
(ちなみに2時頃下山したときは、帰りのバスも長蛇の列であった。)

公園入口で200円を支払うと、すぐに山の斜面に広がる梅林が見えてくる。
梅は赤と白の違いがあることは知っていたが、これだけ色々が種類があると、赤と言っても濃い赤から淡いピンク色まで様々な梅を楽しむことができる。
一面の桜の景色ももちろん好きではあるが、個人的に春を最初に感じさせてくれる梅の開花はとても嬉しい光景だ。

今日はちょうど見ごろということもあってそのまま梅林を歩き回るだけでもいいかなという気分にもなってきたが、せっかくここまで来たので幕山の山頂も目指すことにした。
頂上まではひたすらジグザグを繰り替えるルートで特段目を引くものはなかったが、道は整備されていてテンポよく歩けて気持ちいい。

1時間半程度で難なく頂上に到着すると、頂上は登山客で賑やかである。
頂上の眺望はそれほど良いものでもなかったので、そのまま南郷山に向かう。
最初は結構な下りがずっと続き、せっかく稼いだ高度が…という状況だったが、こちらは日の照りがそこまで強くなく涼しさを感じながら歩くことができた。
途中で銀山林道を通り、そこから南郷山への笹やぶのトンネルを進んで急登を上ると南郷山の頂上に到着。
ここも賑やかで山頂からも駿河湾が見えたが、その先の方が景色がよいとガイドブックに書いてあったので15メートルほど降りると、駿河湾と真鶴半島が一望できるポイントを発見。
霞が多少かかってはいたが、海と山の風景を同時に楽しめるのは伊豆や房総の山ならではの魅力である。

丁度よい場所が空いていたのでここで昼食を取ることにした。
今日はバーナーのデビュー日で、失敗の危険の少ないフリーズドライのパスタを用意。
熱伝導率の高いジェットボイルを購入したが、100ccの水が30秒程度で沸騰し、むしろ食器の準備が追い付かないくらいだった。文明の利器は便利なものである。
フリーズドライは普段まったく食べないが、食べてみると正直かなり美味しかった。
去年の晩秋からは冷たいおにぎりを食べるのが辛くてバーナーの購入を決めたが、温かい食事はやはりいい。
すぐにぺろりと平らげてしまったので、日向ぼっこをしながらのんびり休憩する。
低山は日帰りでも気楽に行動できるのがいい。
難易度の高い山に調整するのも充実感はあるが、難易度ゲームにはまると命がいくつあっても足りないのでこういう楽しみ方は忘れないようにしたい。

日向ぼっこを満喫して、今度は別ルートで幕山に戻る。
途中伐採中の林道を通るのだが登山ルートと混じるため途中で道を見失うが、目印の自鑑水を発見してルートに戻る。
源頼朝が石橋山の合戦に敗れて池に映る自分の姿を見て自害を決意したが、家来に止められて再起を図ったといういわれの自鑑水(=自害水)。
正直ショボい池だったが、綺麗で雄大な池だったら自害する気にならなかっただろうから、言い伝えは案外本当なのかもしれないと変に合点がいった。

そこからは行きと同じルートをひたすら戻った。
麓の梅林に戻ったのは午後2時ぐらいであったが、朝と比べて日も強くなり梅の花もより開花している雰囲気であった。

再度梅の花を満喫して、早めの春を感じる登山を最後まで楽しむことができた。
(帰ってから花粉症が酷くなったのも春を満喫したおかげか…)

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