行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
大月駅から国道20号沿いを甲府方面に進む。桂川にかかる大月橋を渡ったところの丁字路を左折する(大月市立中央病院の方向)。右手に大月市立中央病院を見ながら進むと、「むすび山展望台登山口」の道標が付けられた丁字路がある。そこを右折して道なり進むとむすび山登山口に出る。
この登山記録の行程
大月駅07:54 - 08:36むすび山08:37 - 09:11オキ山 - 09:39峯山09:46 - 09:56天神峠(尾曽後峠) - 11:14高川山11:40 - 13:01源氏橋 - 14:27女幕岩 - 14:32大岩山(クマ岩)14:35 - 14:52花咲山(梅久保山)14:57 - 15:13花咲峠 - 15:26サス平(又平山) - 16:33大月駅16:37
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年はさがみ湖カタクリの郷にカタクリを見に出かけましたが、残念ながら閉園してしまったようです。いい場所だったのですが・・。今が見頃という情報もあり、今回は大月のむすび山に出かけてみました。むすび山のカタクリの群生地は大月市立中央病院の裏手あたりになり、大月駅から歩いて20分ほど。開花状況は大月観光協会のHPに随時アップされています(3月28日の情報↓)。
◎大月観光協会 http://otsuki-kanko.info/blog/view/28090
天気もよいので富士山も期待できそうということで、むすび山から高川山まで足をのばし、さらに中央本線をはさんでむすび山の向かい側にある花咲山を経由して大月駅に戻ってくる周回ルートをとってみました。特に、花咲山をチョイスしたのは、「山と高原地図」で破線ルートとなっていることから、気になっていました。実際にあるいたルートは次の通りです。
①大月駅~むすび山~高川山
②高川山~初狩~真木
③真木~花咲山~大月駅
むすび山・高川山は、今回で2度目となります。1度目は山歩きを始めた最初のころ(2014年10月)で、①と逆ルートで初狩駅から歩いたことがあります。①のネックは、何と言ってもむすび山から高川山まで3時間ほどかかること。初狩から高川山へのアプローチは1時間ほどですみます。今回は花咲山にも行こうと思ったので①のルートをチョイスしましたが、やはりお勧めは初狩からのルートでしょうか。
一方、花咲山は高川山とあわせてのんびりと周回歩きのつもりが、「花咲」というのどかな名称とは裏腹に、細尾根歩き、岩場など、これほど変化に富んだ山だとは思っていませんでした。高川山から下山し緩んでしまった気持ちにピシッと気合を入れ直してのガッツリ歩きとなりました。破線ルートとはなっているものの、道標、ロープや目印のテープ等がつけられており、気をつければ特に問題ないように感じました。
フォトギャラリー:126枚
おはようございます。今日のスタートは大月駅です。ここから、大月のカタクリ群生地として知られてるむすび山を目指します。さぁ、頑張りましょう!
・・・と言った先に、寄り道です。駅の前にあったこのお店の木が気になって・・。と、早朝からオヤジギャグをとばしてすみません(^-^;。
なんでしょうね、モコモコして気持ちよさそうです(@@)
大月のマンホール蓋。猿橋と富士山、市の花やまゆり、市の木八重桜をデザインしたものだそうです。
大月駅から国道20号沿いを甲府方面に進んできました。桂川にかかる大月橋を渡ったところを左折します。正面に見えるのはこれから登る高川山でしょうか。
右手に大月市立中央病院を見ながら坂を上っていくと、「むすび山展望台登山口」の道標あります。
こっちですね。
道なりに進んでいくと・・
民家の前のこの道を登っていきます。一瞬、個人の敷地を通っていくのかと思ってしまいましたが・・(^-^;。
スミレ
ミミガタテンナンショウ
ヤマブキでしょうか。
さっそく、いい感じのカタクリの花がお出迎えです。
期待に胸を膨らませ、ここを登りきると
ありました~!!斜面一面に群生したカタクリのお出迎えですよ~。
まだ、蕾のものが多いですが、花が開いているのもあちこちに見ることができます。日差しのスポットライトを浴びて、私が主役よといった感じです(笑)。それでは、しばしのカタクリ祭りをお楽しみください♪
~♪
~♪
~♪
~♪
~♪
カタクリを眺めながら山斜面を登りきると、あっと言う間にむすび山山頂に到着~♪
お約束の三角点タッチ!
山頂には大きな穴があります。陸軍防空監視哨跡で、この穴は聴音壕(連合軍のB-29の飛行音を聞くための施設)の跡だそうです。連合軍のB-29はサイパン島を発進し富士山を目標に飛行し、東に進路を変更し東京へ向かうコースをとっていたため、大月は防空上重要な場所であったとか。
山頂にあったキブシ
富士山もクッキリと見えます。毎度のことで恐縮ですが、気合スイッチが入りました。「よっしゃー!」。わかりやすくてすみません(笑)
高川山からの富士見も期待できそうですね。急ぎましょうね~。
空が青い!(笑)
馬酔木が満開。
イカリソウも見っけ!
この暖かさでヤマザクラも開花していました。
高川山が見えてきました。まだまだ、遠い・・。
おっ、富士もまだクッキリと見えてますよ。しばしの足休めです。
ここにもヤマザクラ。
まだまだ山頂は遠い・・
ツツジの蕾も膨らんできています。
既に開花しているものも。
ちょっとした岩場もあり
ようやく山頂に到着しました~!
お約束の三角点タッチ!
山頂は大賑わいです。皆さんが見ている先には・・・
そう、富士山です。春霞で霞んでしまうのではなかと心配しましたが間に合いました。それでは、いつもの(笑)
ズン!
ズンズン!
少し視線をふると、右手には三ッ峠山
正面には、富士山と倉見、杓子山など
こちらは御正体山でしょうか。
富士の絶景をながめつつ、ここで大休止。ランチを済ませ、食後の紅茶オレ。
エネルギー補給できたところで、次の花咲山に向かいましょう。
下りで見かけた物騒な注意書き。
林の向こう側は砕石場となっているようです。以前、登った時は気が付かなかったなぁ。
登山道を下っていくと高川山林道にでます(振り返って一枚)。
林道を初狩の方向に進みます。
ポッチっと。私は2625番目だったようですが、いつからでしょうか。細かいところが気になる性質で(笑)。
トイレもあります。有難いですね。
ダンコウバイでしょうか。
ムスカリ。これだけ群生していると、何やら別の生き物のように見えてきます(^-^;。
正面に見えるのは滝子山でしょうか。
自徳寺の前にあった巨木。圧倒的な存在感をはなっていました。
中央本線の下をくぐって国道20号線に出て、大月方向に進みます。初月橋を渡ったところで左におれ、真木(まぎ)地区に向かいます。
途中にあったが諏訪神社。(まだ花咲山が残っていますが、)これまでの無事の登山に感謝しつつ礼拝。ちなみに狛犬は、平成生まれの若者でした(笑)。
見事だったのが本殿。文政10年(1827)に再建されたもので、社殿全体には禅宗の高僧の伝説や道教の神仙などを模した彫刻や、龍や獅子、植物など縁起の良い彫刻が施されています。昭和49年(1974)に大月市指定文化財に指定されているようです。
県道510号線から山斜面に取り付けられた細道に入ります。これが意外と急登。一度山登りモードから解放され気がゆるんでしまった足には、なかなかしんどい・・(~_~;)。
振り返ると先ほど登った高川山があんなに遠くに見えます。
応援してくれているような満開の桜。
ようやく花咲山登山口に到着しました。初狩から1時間ほど、長かったなぁ(~_~;)。
獣除けフェンスの方向に進んでしまいました。フェンスの先にも踏み跡がありますが、途中、斜面が崩落して進めません(戻ってきての一枚)。
よくよく見ると、フェンスの手前に尾根に繋がる踏み跡があります。これを登ると尾根道にでることができました。
尾根からは素晴らしい眺めが広がっています。鶴ヶ鳥屋山と三ツ峠山
こちらは高川山
白っぽいスミレが♪
なかなかの急登続き、しんどい・・(^-^;
馬酔木が目を楽しませてくれます。
ざれた斜面。滑らないか、ちょっとヒアヒアしながらトラバース
景色を楽しみながらの尾根歩きは、今の季節ならでは楽しみですね。あれは九鬼山でしょうか。
途中、ロープが張られ迂回路が設定されているところがありました。
行けそうな気もしますが・・・。花咲山ではまだ誰ともすれ違っておらず、ここで何かあっても困るので、迂回路をとりました
迂回路を通って再び尾根道に出ると、「女幕岩」の表示があります。何故、迂回路が設定されているのでしょう、謎が深まるばかりです(@@)。
難路という文字が気になりますが、胎内仏道を行きましょう!
こちらが胎内仏道。岩の間を通り抜けていきます。
胎内仏道から先は急斜面、これが難路と呼ばれる所以でしょうか。ロープが付けられていましたが、ややザレ気味なことも慎重に下ってきました(振り返っての一枚)
花咲山山頂に到着~♪花咲山は梅久保山の別名もあります。先ほどの女幕岩と対になるのでしょうか、標柱には男幕岩の表示もあります。キョロキョロしてみましたが、結局、男幕岩がどれなのかはわかりませんでした。
「花咲山」から受けるのどかな印象とは違い、山頂には小さい祠があるだけです。ちょっと驚いたのは、祠周囲に散らばる丸い石です。何故、ここに・・、山梨の丸石神信仰と関係があるのでしょうか(謎)(@@)
残念ながら眺望はなし。木立の向こうに見えているのは滝子山でしょうか、冬枯れの今の季節ならではのワンショットです。
曇ってくると時折吹き抜ける風が肌寒く感じます。先を急ぎましょう
モノトーンの景色の中でカラフルなテープが目をひきます。ポイント、ポイントに付けられており助かります。でも、ちょっとカラフルすぎかも(~_~;)。
花咲山に到着~♪
道標の近くには小さなお地蔵様がいました。
再びの登り返し。登山道はほぼピークにをトレースするように付けられています。上を見ると心が折れそうになりますが・・(~_~;)。
花咲山を振り返っての一枚、あの尾根沿いを歩いてきたんですね。頑張った自分をほめたくなりました(笑)
又平山に到着~♪
お約束のタッチ!
まだまだ細根が続きます。
標高が下がってくるにつれて花が目を楽しませてくれます。花咲山で一番目にした馬酔木、花咲の「花」は「馬酔木」のことかと思ってしまいました(笑)。
中央道に近づくにつれ見えてきたのは、岩殿山と扇山と百蔵山のスリーショット。岩殿山の下には中央道と岩殿トンネルが見えています。
中央道を見下すことのできるポイントにでました。中央道の向こうに見えているのは菊花山でしょうか。
登山道入口は中央道脇の道路についています。右のフェンスのすぐ向こうは中央道です、ちかっ!
中央道脇の高架下を通って
笹子川。川べりの桜の花がきれいですね~。
無事に大月駅に戻ってきました。のんびりと周回歩きのつもりが、今日もガッツリ歩きとなってしまいました。でも花咲山は変化に富んだ山で楽しかったです。今日も無事でお疲れ様でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 |
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