行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
駐車場13:40---ミツマタ群生地入口14:00--散策(0:15)---鶏足山・焼森山分岐14:15---鶏足山山頂14:40---見晴台14:45---焼森山15:10---下山口15:35---駐車場15:50
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
例年より早く桜前線がやってきて満開も束の間、足早に通り過ぎていく。
毎年この時期は仕事続き。
百花繚乱の季節だがお花見も近所の桜を散策する程度。
それならばと月一仕事で栃木県の益子町に行くのでちょっと寄り道してみようかな。
まずは国道50号を東へ。
佐野市の三毳山目指して車を走らせる。
三毳山の北側の斜面にカタクリの群生地がありカタクリの里として公園化されている。
今まで花に無関心だったこともあり来たことなかったんだよなあ。
ただピークを少し過ぎてしまったようなので咲いているかな。
駐車場に着くと車はチラホラ。
立看板には昨日まで駐車料金を徴収していたみたいだけど今日から無料とのこと。
これはやはり見頃が過ぎちゃったかなと思いつつ歩きはじめる。
あれれ場所違いな水芭蕉を発見!
へえこんな平野でも咲くんだね。初めて見た。
すぐにカタクリの群生地に到着。
乱獲防止の柵をあけ中に入るが花は無。
辛うじて一輪咲いていた花にスマホを向ける。
でも奥の方でニリンソウは沢山咲いていたよ。
カタクリの里を後にして今日は笠間にも用事があったので先にそちらへ。
午前中に一仕事終え一路益子町へ。
里山の山道を走るがこの辺はまだ桜が満開だな。
いい里さかがわ館で昼食をとり今日のお目当て焼森山のミツマタの群生地を見に峠道を越えていく。
以前茂木町の観光案内所に立ち寄った際ポスターを見かけ<ようこそ妖精の森へ>とか書いてあり幻想的な雰囲気に目を奪われたんだよね。
で見頃な時にいつか行って見たいなって思ってて。
ミツマタの群生地の駐車場からは砂利の林道を15分ほど歩く。
暫くするとテントがあり保全の為200円払ってさらに進む。
程無くして群生地の入口に。
反対の沢止めの池に目をやると川魚が泳ぎ春の陽気誘われてヒキガエルが3匹じゃれている。ゲコゲコ。
登り始めて谷あいの杉林に咲くミツマタの花が目に飛び込んでくる。
午後の柔らかい日差しを浴びて幻想的。
黄色のビークは過ぎて白が目立つがこれはこれで凄く綺麗だ。
一番奥から見る風景は見事だよ。
お札にも使われるミツマタだけどこの場所は地元の中学生が発見したんだって。
戦後紙幣つくりで植えたけど何十年も忘れさられていたみたい。
さて今日は山登りも兼ねているのでここからは足早に鶏足山を目指す。
林道の様な道を歩く事30分ほどで山頂へ。
やたら看板が目につくがさらに伝説の鶏足山の見晴台があるとのことで5分ほど歩く。
なるほどこっちの方が方が眺望が良いな。
春霞だけど眺望を楽しむなら冬場がお勧めかな。
平日の為ミツマタ群生地の賑わいとは打って変わって静かな山の中。
ちょっと危険な座禅岩を巻き焼森山山頂へ。
こちらは高峰方面が好展望。
それにしても初夏を思わせる気温でマスクをしていると暑い暑い。
この先少々露岩があるがその周りには早咲きのツツジが咲き始めていた。
下りきった先がさきほどの料金所のテント裏。
料金所のおじさんに聞くと見頃は3,4日前みたい。
花期は今月の20日ごろまでかなと
今年は何の花でも見頃が早いなあ。
そして16時前に駐車場に到着。
ここから益子に向かって一仕事。
笠間も益子も陶器の街。
ゴールデンウイークはお祭りもあり沢山の人で賑わう。
鼻はムズムズして何だか忙しかったけどこんな時間の使い方も良いよなと
見上げた桜吹雪が舞う先に朧月が顔を出していた。