行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
その他
その他:
宿泊先の送迎バスにて登山口へ
この登山記録の行程
黒島登山口(10:50)・・・三合目(11:04)・・・九合目(11:33)・・・裏砂漠(12:12)・・・裏砂漠展望地(昼食)(12:25~12:35)・・・表砂漠(13:02)・・・天上山山頂(13:13)・・・不動池(13:31)・・・白島登山口(14:23)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ツアーを利用して伊豆七島の神津島・天上山に行って来ました。
前日の夜に竹芝桟橋を出港し、大島、利島、新島、式根島を経由して神津島に午前10時30分頃の到着となります。今回は海上の波が高かったため、利島へは寄港しませんでしたが、神津島へは定刻より遅れての到着となりました。港には宿泊先の送迎サービスの車が来ており、そのまま黒島登山口に向かいました。登山口からは急斜面をジグザグに登山道がつけられており、合目の標識がどんどん上がっていくので、上りやすいです。植生が強風のためか、マツでさえ低木となっており、また頂上台地の縁(へり)の岩が森林限界を超えたアルプスのように見え、高山の感じがたっぷりでした。頂上台地に出ると、やはり低木と岩の配置がアルプスを思わせ、「砂漠」と言われるところは、灰色の砂と岩の感じが月面にも思えました。未だ咲いていませんでしたが、オオシマツツジの株が砂漠にぽつりぽつりと点在し、花の季節は色彩のコントラストが見事と思いました。また、植物ではショウジョウバカマが沢山見られましたが、花の色が白色から薄いピンクのものが多く、これは珍しいと思いました。高山の雰囲気ですが、島の山なので眺望は急斜面から海へ連なっており、三宅島など他の島影はうっすらと見える程度でしたが、絶景を堪能できました。池にはあまり水がありませんでしたが、苔の感じがとても美しいと思いました。伝説では、神津島に伊豆諸島の神が集まり、水の配分を相談したそうで、一番が御蔵島、次に神津島という配分になったそうです。神津島は降った雨がみな地中にしみこみ湧き水となって麓に湧き、その量も豊富だそうです。
花の百名山(るるぶ版)、神津島・天上山。オオシマツツジの季節にはあたりませんでしたが、絶景の風景と味覚が堪能できた山旅でした。
みんなのコメント