行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道 諏訪IC下車より25km55分ビーナスライン女乃神茶屋横登山者用無料駐車場
この登山記録の行程
蓼科山登山口(06:10)・・・標高2113m地点(07:12)[休憩 5分]・・・蓼科山(08:38)[休憩 20分]・・・蓼科山荘(09:21)[休憩 2分]・・・将軍平分岐(10:26)・・・竜源橋(11:26)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
駐車場は女乃神茶屋すぐ横に無料のスズラン峠駐車場があって30台位は駐車できて綺麗なバイオトイレも設置されています。
女乃神茶屋前にバス停と登山口があります。
最初は緩やかな笹道で鳥の囀りを楽しみながらのんびり登山は気持ちが良い。
徐々にガレ場となりその岩のサイズも大きく腿を上げながらの急登が続きます。
2100m地点辺りから残雪が見えはじめカチカチに氷ついていましたがアイゼンが無しでも岩を辿って慎重に登ればそれほど問題なく山頂までいく事が出来ると思います。
森林限界以降は遮る山の無い独立峰だけあって強風で体がもって行かれそうでこの区間は実際の距離よりも長く感じました。
山頂部は風と霧で視界は悪く当然ながら眺望もなく残念でしたが、広い山頂部は晴れていれば素晴らしい眺望で八ヶ岳は勿論南アルプス、北アルプス浅間山まで360℃見渡す限り名峰が見られるようです。
残念ですが次の機会の楽しみにと言う事にしておきます。
下山は山頂から将軍平、天祥寺原、竜源橋への周回でしたが、これまでとは全く別の景色。
将軍平まではかなりの雪で傾斜のあるガレ場の雪が氷ついて滑りやすくアイゼンは必須。
蓼科山荘から将軍平分岐までも結構雪が積もっていて沢床ガレ場。
積雪の踏み抜きで腿まで雪が埋り込んで歩き辛いのでコースタイムよりかなり時間がかかりました。
将軍平分岐からは熊笹が広がる湿原でぬかるんでいて天祥寺原では足元が熊笹で隠され腰くらいまでの笹道をかき分けて進むので登山道も解りにくく不安の中ピンクテープを辿りながらの下山。
動物の糞があちこちにあって笹から突然出くわさないかな~なんて不安感を持ちながら少しストレス感じました。
全体的にガレ場で直登の急坂が長く想像以上に登りがいがあるなと思いました。
七合目登山口からがコースタイム2時間で一番優しいコースと思います。
蓼科山登山口からのコースタイムは3時間でこちらは急登で最も大変ですが多くの登山者がこちらのコースのようです。将軍平への周遊はこれから初夏の季節苔むした樹林帯歩きがもう少し楽しめるのではと思います。少し距離は伸びますが季節と天候によっては周遊コースもお奨めです。
もう少し天気が良ければ長い急登も南八ヶ岳や南アルプスの眺望が苦しくて辛いテンションをあげてくれる事でしょうね。
竜源橋から蓼科山登山口まで約1km20分くらいトータル周回で10km6時間程の今回の山行でした。
フォトギャラリー:74枚
スズラン峠無料駐車場
30台位駐車出きるような広い駐車場です
駐車場に
バイオトイレあります
女乃神茶屋
バス停の蓼科山登山口
直ぐ横のバス停に登山口があります
最初はなだらかな笹道
北横岳を眺めながら
鳥の巣らしきなのがあちこちにあって
鳥の囀ずりが鳴り響いて心地いいです
早速残雪が見えはじめました
こんな感じのガレ石道が続きます。
ツガやダテカンバの樹林帯が綺麗です
更に大きな岩登りが目立ちはじめて腿に結構きます(^^;
振り返ると八ヶ岳方面はこんな景色
何とか八ヶ岳赤岳、阿弥陀岳も♪
一時間程で2113メートル地点に到着
こんな眺め
結構広い休憩スペースあります
幸徳平に到着
この辺りから残雪も増えはじめてカチカチに氷ついていました。
ひたすら岩の急斜面を登ります
100メートル地点毎にこんな三角点ありました
大分高度が上がって見渡せるようになってきました
この後ガスが立ち込めて最後の眺めになっちゃいました
氷柱や霜柱があちらこちらで見る事が出来ます
ツガも大分低くなって風も吹いてきました
うっすら霧氷①
霧氷②♪
霧氷③
一気に気温低下と共に景色も変わってきました
森林限界に達しました。
頂上へのマーカー 風が(^^;)
かなりこの辺りからは強風のなか鎖場 ガレ場を巻ながら進みます
眺望は残念ながら無しガスガス…。
高度は山頂まで後僅かと感じましたが強風に煽られながらなだらかに巻道をトラバースしながらなのでちょっと長く感じました
こんな注意書きの看板も
濡れていると滑りやすいと思います
鎖場
後少し
雪道をトラバース
蓼科頂上ヒュッテに到着
ここから山頂までは数分
ガスってあまり見えません
ヒュッテ正面から
完全に入口は雪で埋まってます
とにかく風が冷たい
この霧氷が物語っています
2531m蓼科山山頂到着
蓼科山頂上と横に記してあります
三角点
方位盤
山頂近くに蓼科神社
山頂の案内看板 ガスで全く神社の位地が解りませんでしたが参考になりました
ほんと実感しました
蓼科頂上ヒュッテ横のニセ山頂(笑)
真っ白
下山道が雪と濃霧で消えて解りません(^^;
ホワイトアウトってこういう状態なのでしょうね。
もう少し視界か開けるまで待機。
気温は0度 じっとしていると体感は-10度
防寒対策しておいてよかった。
温かいお茶が重宝しました。
トレースとスマホアプリ地図のJPSで方向と将軍平への道がわかりました
こんな案内看板とピンクテープを頼りに
まだまだ雪山経験の浅い自分には心強いです。
この辺りの下山はあまり雪が踏み固められてなく膝上あたりまで雪に埋まって進む所もありちょっと時間がかかってしまいました
やっとの思いで将軍平 蓼科山荘に到着
将軍平分岐
天祥寺原方面へ
結構急坂のガレ場に雪が積もって凍り付いているので一歩一歩確実に歩幅を進めなからの下山
中途半端に溶けはじめの雪道が崩れ踏み抜きで時間がかかってしまいます。
目の前の北横岳がようやく姿を表してくれました♪
緩やかな開けた道に出ました
雪もほぼありません
天祥寺原 この辺りは熊笹に囲まれた湿原
この辺りの笹原道はぬかるんでいて泥道状態
ようやく大河原峠との分岐に到着右の竜源橋方面へ
そしてまたまた熊笹道
利用者が少ないせいか道が隠れるくらいの笹道
アイスリンク状態の所もあちこちあります
かなり滑ります
滝ノ湯川
水は澄んでいて綺麗です
この沢づたいにしばらく歩きます
疲れた心にこの小川のせせらぎは癒されます。
八ヶ岳と言えばシラビソ、コメツガの樹林帯に苔
こんな登山道が続いてくれればいくらでも歩けるのですが
晴れていればシラビソからの木漏れ日が綺麗なんでしょうね
車の音が聞こえてきました
竜源橋の登山口でました
ここから舗装道路を歩きます
途中展望台があって
竜源橋から1㎞20分の舗装道路を歩いて帰って来ました
帰りに蓼科湖にある蓼科温泉小斉の湯に立ち寄りました。700円で眺めのいい露天風呂もあっておすすめです
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
腕時計 | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | 非常食 | 行動食 |
軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | アウターウェア |
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