行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
バス
その他:
武蔵五日市駅からでる西東京バス(上養沢行)に乗車し、養沢神社前にある大岳鍾乳洞入口バス停で下車する。下車し境内に進めば、拝殿脇にサルギ尾根への登山道入口がある
この登山記録の行程
大岳鍾乳洞入口バス停08:53 - 09:35大名子ノ頭 - 10:37高岩山 - 11:09上高岩山展望台11:13 - 11:23上高岩山11:24 - 11:41芥場峠 - 11:46鍋割山分岐 - 12:02鍋割山12:20 - 12:35奥の院(甲籠山)12:40 - 13:14長尾平分岐 - 13:20長尾平展望台 - 13:29長尾平分岐 - 13:38御岳山13:41 - 15:05大楢峠15:10 - 16:13坂下観光用公衆トイレ - 16:24鳩ノ巣駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
サルギ尾根でシロヤシオが咲き始めたらしいとのレポを受け、サルギ尾根から奥の院に出かけてみました。今回のルートは
①大岳鍾乳洞入口バス停~サルギ尾根~鍋割山
②鍋割山~奥の院~御岳神社
③御岳神社~大楢峠~鳩ノ巣駅
です。③はまだ未踏のエリアであることもあり、この機会に歩いてみようと下山ルートに設定しました。
東京で最高気温28.3度を記録したこの日、暑くなることが予想されたこともあり登山の服装・装備は一足早く夏モード。半袖+いつもより多めの水をザックにつめて出発となります。
スタートとなる武蔵五日市駅の上養沢行バス停では長蛇の列・・。上養沢行のバスは小型のポンチョ、乗り切れるのかと心配しましたが、有難いことに臨時バスがでて無事に乗車♪
サルギ尾根への取り付きは、大岳鍾乳洞入口バス停近くにある養沢神社拝殿脇の登山口からとなります。バス停では大勢のハイカーが下車、「ひょっとして皆さんもシロヤシオ?」と思いきや、サルギ尾根に向かったのは私を含めて4人のみです。大半は鍾乳洞の方に向かい、上高岩山付近で大岳山尾根から来たであろう思われるハイカーの集団とすれ違うようになるまでは、とても静かな山行となりました。
今回のルートの核心は、登山口からのサルギ尾根への取り付き箇所でしょうか。登山口に入るといきなりの急登、立木が伐採されて手がかりが少ない山斜面を一気によじ登っていきます。胸を突くような急登とはこのようなところを言うのでしょうね。ここ以外は、全般的によく歩かれているコースだけあって道標、登山道ともよく整備されており危険箇所はありません。
さて、肝心のシロヤシオ、詳しくはレコの写真をご覧いただくとして、株は少ないですが、サルギ尾根高岩山手前のピーク付近で咲いていました。尾根の北側斜面は3分咲き、南側斜面は満開に近い状態です。太陽の光をあび透き通って見える姿は可憐そのもの。先週の坪山で見たヒカゲツツジもいいですが、シロヤシオもいいですね~。一方、期待した奥の院はまだこれから(?)のようです。また、上高岩山付近にはイワウチワの群生地があり、ピークは過ぎたもののこちらも、淡紅色、白色の花を咲かせて目を楽しませてくれました。
フォトギャラリー:131枚
おはようございます。今日のスタートは武蔵五日市駅です。ここからバスで大岳鍾乳バス停まで行き、バス停近くの養沢神社脇の登山口からサルギ尾根に登る予定です。
と思っていますが、この長蛇の列。バスは小型のポンチョ。果たして乗り切れるのでしょうか。
臨時バスが出て無事に乗車でき、大岳鍾乳洞バス停に到着しました。ちなみに、殆んどの方が鍾乳洞の方向に向かっていました。
登山口はこの養沢神社の脇にあります。
神社の階段を登ると竜のモニュメントのお出迎え。
本日の無事の山行をお祈りし礼拝。
登山口は拝殿横につけられています。さぁ、今日も頑張りましょう!と勇んで歩きだしたところ、しびれるようないきなりの急登。エンジンもかかっておらず、体が慣れるまでひぃ~こら言ってしまいました。
シャガ
急登をのぼり杉の植林をぬけ、尾根に出ると
鮮やかな新緑が迎えてくれました。綺麗ですね~♪癒されて、登りのしんどさも吹っ飛ぶかと思いましたが、吹っ飛びません(^^;
時々、チラ見できるのは大岳でしょうか。
高岩山の手前のピーク辺り。お目当てのシロヤシオがありました!
北側斜面はちらほらといった感じですか
南側斜面はほほ満開に近い状態です。
私の写真スキルではシロヤシオの素晴らしさをお伝えするできなのが残念です。そこはご容赦いただいて、しばしのシロヤシオ祭りを~♪
こちらはサラサドウダン。
おっと20分近くも道草を食ってしまいました(^-^;。先を急がねば。
おっと、ここにもシロヤシオが♪
尾根には岩場も所々に。
高岩山山頂近くではミツバツツも見頃を迎えていました。
高岩山に到着~♪
木々が生い茂り眺望はあまりありませんが、南側は開けています。馬頭刈尾根でしょうか。
上高岩山に向けてもう一踏ん張り。新緑が綺麗ですね~♪
上高岩山の手前にあった上高岩山展望台。
素晴らしい展望が広がっています。正面に見えるのは金毘羅尾根でしょうか。
これから向かう奥の院
大岳山
展望台付近ではミツバツツジが見頃を迎えています。
上高岩山山頂近くにはイワカガミの群生地がありました。
さすがにピークは過ぎたようですが、またまだ可憐な花を咲かせています。
上高岩山山頂に到着~♪
こちらが山頂の様子。狭い山頂で見落としてしまいそうになります。
上高岩山からロックガーデンに行けるようですが、今日は芥場峠をから奥の院に向かいます。ロックガーデンへのルートは「通行注意」、「山と高原地図」ではバリルートになっているようです。
芥場峠に向かう登山道の様子。
この先が芥場峠になります。
芥場峠を過ぎ大岳山尾根の鍋割山、奥の院への分岐に到着しました。
こちらが鍋割山、奥の院に向かう登山道
途中にあったカタクリ。
群生地のようです。すでにピークを過ぎており、花はちらほらと見えるだけでが、それでも目を楽しませてくれます。
鍋割山に到着~‼
昨年9月以来、2度目になります。
お約束のタッチ!!
ここでモグモグタイム。日差しを避けるように木陰に場所をキープ。もう日焼けを気にするような歳でもないのですが(笑)。
お腹が満ちたところで、次に向かうのは奥の院。最後の岩場を登りきると
奥の院に到着~♪
お約束のタッチ!!
山頂の祠
あのワンピースに出てくるキャラのような木も健在でした。ところで、肝心のシロヤシオは・・まだのようです。
残念…_| ̄|○。
奥の院にお参りをして御岳に向かいます。
いつみても圧倒的な存在感を放つ天狗の腰掛け杉。
御岳神社に続く登山道
寄りを道をして、長尾平展望台に立ち寄ってみました。何度か近くは通っていたのですが、実は初めて。何故かスルーしてしまっていて(^^;。
展望台からの眺め。日の出山。
登山道に戻りましょう。
あっ~、ひょっとしてこれはイタドリではないでしょうか!
途中にあった広い草原
どうやらヘリポートのようです。
新緑のトンネルをぬけて、先ほどの登山道に合流します。
御岳神社への登山道ではミツバツツジが見頃を迎えています。
御岳神社に到着~♪
いつ見ても立派な狛犬。
境内の枝垂れ桜が見頃を迎えていました
こちらは拝殿
見事な彫刻
神代ケヤキも新緑に彩られています。
思いのほか立派な道標、大楢峠は参道から外れるため、目立つようにということでしょうか。道標に従い鳩ノ巣駅の方向に向かいます。
こちら鳩ノ巣駅への道。大きな茅葺きの家が工事中です。
茅葺きの家は御岳神社御師(神職)を務めた馬場家の家屋だそうです。ご参考までに、馬場家は、戦国期に甲斐国を治めていた武田氏の重臣であった馬場美濃守の流れを汲む家柄と伝えられ、代々御岳神社御師を世襲してきたとか。勉強になりました。
工事が終わったら見にきたいですね。
すぐに御岳山の山腹をトラバースする山道になります。
ここも新緑が見事。
登山道の脇にはネコノメソウでしょうか、ヤクがとれピークを過ぎてはいますが、あちこに。
緑のトンネルが続きます。
新緑と山桜のシンクロもなかなか。
馬場家の分岐から約1時間、大楢峠か見えてきました♪
大楢峠に到着~♪
峠で、ひと際目をひく倒木。ひょっとして、これが大楢峠の名の由来になっているコナラの巨木だったのでしょうか。無惨にも倒れていますが、樹齢400年以上と言われただけあって、倒木しても圧倒的な存在感を放っています。
鳩ノ巣駅への登山道。ひたすら杉の植林の中を歩くことになります。
鳩ノ巣城山の近くで林道に合流
この林道は城山を巻いているようです。果てどこが城山への取りつきだったんだろう…。
林道を進んでいくと、鳩ノ巣駅への近道がありました。
ツツジの蕾が膨らんできています。そろそろ開花かもしれませんね。
途中にあった展望台
鳩ノ巣が一望出来ます。逆光で上手く撮れずお伝えできないのが、残念ですが。
雲仙橋を渡ると鳩ノ巣駅はすぐです。
雲仙橋の下には鳩ノ巣渓谷。水が気持ちよさそう~、飛び込みたくなります(笑)。
鳩ノ巣駅に到着。奥の院でシロヤシオを見ることができなかったのは残念でしたが、スルギ尾根で見ることができたのでヨシとしましょう。今日も無事でお疲れ様でした!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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