行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:梁川駅
復路:鳥沢駅
この登山記録の行程
スタート地点08:36・・・08:36梁川駅08:50・・・09:11倉岳山登山口09:15・・・10:49立野峠10:51・・・11:19倉岳山12:02・・・12:29穴路峠12:30・・・12:33天神山・・・13:08雛鶴分岐・・・13:11高畑山(楢山)・・・13:39仙人小屋跡地・・・15:02穴路峠分岐・・・15:29小篠貯水池・・・16:05鳥沢駅・・・16:05ゴール地点
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
■梁川駅から20分程歩くと登山口。入山者カウンターの脇に提出(置石をして置く)している方がいた。
■雪はもう殆ど残っていなかった。軽アイゼンは無くても大丈夫だった。
ただしこのコースは沢を横切ったり、沢沿いを歩いたりするので、寒いと道が凍る箇所もあると思う。
■道は所々に標識があり、分かりやすい。
道迷いなど起こらなそうだが…山で初めて迷った(。>д<)
○梁川駅→倉岳山→高畑山
この間、迷うような箇所は特になかった。不安になっても地図を見て確認して進むと標識が出てくるので安心して進める。
○高畑山→鳥沢駅
標識は適宜出てくるし、道迷いなど起こらなそうな道だが…初めて道迷いを経験した。GPSのログを見ると、高畑山の山頂から50分程歩いた地点で迷走。時間は13:51~14:38。
私が前を歩いていたが、突然落葉が多く深くなり、道も不鮮明。不安になり「道を間違えたかもしれない」と同行者Aさんに伝える。Aさんが周囲を見渡し「この先に道があるから大丈夫」と先に進む。
最初こそ不鮮明だったがその後、尾根道も出てきて一安心するも…更に先へ進むと枝が行く手を遮るような道が出てくるようになった。
倉岳山から高畑山へ向かう際、5~6組の登山者と擦れ違った。鳥沢駅から高畑山までの道は「山と高原地図」を見ると1つしかない。あの人数がこの道を通ったら、道を塞ぐ細い枝は折れてる筈だよね?と思い至り、先を急ぐAさんに声をかけて地図とスマフォGPSを見比べて現在地の確認。慎重に確認すると、正規のルートより西側に入り込んでいると確信した。
私が不安に感じた場所まで戻ろうと提案すると「この先にピンクのテープがあった」と言われる。確かに私もそのピンクテープを見たが…
時間的にも体力的にも余裕があったので、安心したいから私が不安に感じた箇所まで戻って欲しいと提案。Aさんも快諾して下さり、来た道を確認しながら戻り始めた。
するとここで、予想外の展開が。朝から抜きつ抜かれつしていた5人組のグループと遭遇。このグループ内でも、この道で合っているのか議論している最中だったようで、戻ってきた私達にザワザワしていた。リーダ的な男性は「この道であってる」と言い、女性陣は「看板もないし怪しい」と不安そうだった。
私もこの人達と一緒に、多い人数で行動した方が良いのかと気持ちが一瞬揺らいだが、元来た道を戻ることにしてそのグループと別れた。
怪しいと最初に思った地点でも明確な道は見つからず、更に戻ると…そこでようやく「ここだ!」という箇所発見。本来なら真っ直ぐ行かねばならぬところを、左の道に入ってしまっていた。何故そんな間違いを…と思ったら、分岐の所にピンクテープとそのちょっと先に赤いテープが気に巻き付いており、それに引きずられた模様。
鳥沢駅から高畑山を目指していたら、ここで間違えることは無いと思うが、梁川駅→高畑山から下山していたら間違える可能性はあると思う。
途中で別れた5人組グループのその後が気になったが…何と下山口で遭遇。物凄い道を直滑降に降りてきて「怖かった」とのこと。下っている最中、単独男性と合流したことで「この道であってる!」と確信して突き進んでしまった…と話していた。
いや、もう、ホント、勉強になりました…。
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今回は雲取山荘で知り合ったAさんに誘われて、秀麗富嶽12景9番を攻略することになった。梁川駅から登り始めることになったのは、鳥沢駅にとっても美味しいラーメン屋さんがあるから帰りに寄ろうという理由だった。でもそのお店は17時開店なので、結局食べることなく帰ってきてしまったが(笑)
先日初攻略した秀麗富嶽12景の一つ「高川山」同様、倉岳山・高畑山のルートは分かり易く楽しい登山だった。が・・・上記「コース状況」で記載した通り、道に迷う。
反省点は幾つかある。
やはり2人だとお喋りに興じてしまって、道標などを見落としやすい。
そして複数人いる安心感からか、どこか油断しているような?
そもそも単独行の時は事前に、GPSにルートを登録したりするのに…今回はそれを怠っていた。今回は二人だから気が楽だ、と思ったのは事実。ホント反省しきりである。ただまぁ、迷う間では時間に余裕があった。体力は全く問題なかった。日が伸びていたので焦ることはなかった。天気が良かった…など好条件にも助けられたと思う。
今日の事を教訓に、気を付けて山に行こうと改めて思った。そして安全とグループ人数は比例しないことを、実体験で認識した。
帰りの電車を待っている際、例のグループのリーダーが「こんな低山の山で、道に迷うなんて思わないでしょぉ…」とポツリと呟いていたのが印象的だった。
本当に意義深い一日だったわぁ・・・。
フォトギャラリー:41枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 非常食 | 行動食 |
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