行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
桐生駅から、おりひめバス(川内線)終点吹上下車。徒歩20分で駒形登山口
この登山記録の行程
吹上バス停9:40→駒形登山口10:00(休00:05)→肩の広場11:10→鳴神山山頂(桐生岳)11:20(休00:10)→椚田峠11:40→カッコウソウ保護地11:43(撮影00:08)→椚田峠11:55(休00:10→肩の広場12:30→大形山13:50(休00:05)→吾妻山山頂15:15(休00:05)→桐生駅16:15
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ヒトツバエゾスミレを見るべく訪れた。
吹上バス停で降車した2名は、もちろん鳴神山へ向かう。
登山口に先に着いた方がガイドの人と話していたので、自然に加わる。どうやら、カッコウソウが椚田峠の保護地で咲き始めたらしい。スミレの様子を尋ねるとよくわからないとのことだった。ここでルートが分かれるが、先着の方は椚田峠を目指し、わたしは、スミレが咲いていそうな肩の広場を目指すルートを選択した。
期待に胸を膨らませながらも、沢沿いの道を軽快に進む。・・・むむむっ。
ない。ない、ない、ない。葉らしきものは見えるけど、スミレのハナがなーい。
終わりかけのタチツボスミレ、終わりかけのニリンソウ、終わりかけのヒトリシズカ・・・。
まるで、春から初夏へと衣替えをする時期に来てしまったかのようだ。注意しながら進んだが、スミレを見つけることができずに肩の小屋に着いてしまった。やっぱり10日程遅かったか、と思いながら山頂を目指す。んっ、フモトスミレじゃないですか。おぉ、いるいる。登山道の廻りにかなりいる。よかった。そういえば、吹上のバス停から駒形登山口の間にツボスミレらしきものもあったような?
山頂は、ほぼ360度展望がきく。しかし、霞みがかかってしまい、赤城山と男体山しか視認できなかった。しかし、景色は素晴らしい。
あとは、カッコウソウをどうするか、と思っていたら、椚田峠を目指した方とバッタリ。カッコウソウやスミレについて情報を得る。やはりスミレはフモトスミレしかなく、一方カッコウソウはかなりよさそうだ。
よーし、カッコウソウを見に行こう。
ボランティアの方々が、汗だくになりながら歩道を整備していた。お疲れ様です。
成る程、これがカッコウソウか。咲き始め程色は濃いらしい。ここが満開になったら、さぞ壮観だろう。パチパチシャッターをきり、そうそうに引き上げる。まずは、肩の広場まで。途中、ヒメイワカガミの群落を見た。んー、これもいい。
予定をかなりオーバーしてるが、予定通り桐生駅まで歩くことにする。なんだ、尾根にはずっとフモトスミレが咲いている。コースは想像通りの低山の尾根道。涼しい風も吹いてくる。そういえば、登山口から肩の広場に向かう途中、マムシ注意の看板があったが、その直後に見かけたヘビはマムシだったのだろうか。大形山手前で見たヘビは、アオダイショウのようだったし、吾妻山手前で見たヘビは、ヤマカガシのようだった。
フモトスミレは大形山の手前で見えなくなったが、カタクリは、ポツポツだけどずいぶんある。
吾妻山手前で、高校生くらいの二人とあった。たしか、山頂にいた二人だ。声をかけてみると、片方がバテてしまったとのこと。既に水も糖分も塩分もない、とのことだったので、予備のペットボトルと飴とエールを送った。彼らには、吾妻山であっさり抜かれてしまったが、何事もなく、よかった。
楽しみにしていたヒトツバエゾスミレは、見ることができなかったものの、カッコウソウやヒメイワカガミを見ることができ、また、春の尾根歩きを楽しみ、更に色々な方々と触れ合うことができた、とても有意義な1日だった。
来年こそ、ヒトツバエゾスミレを見るぞ~。
フォトギャラリー:25枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | タオル | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 |
非常食 | 行動食 |