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行程・コース

天候

晴れ!

登山口へのアクセス

電車
その他: 市電「市役所前」で下車し、鶴丸城址(鹿児島県歴史資料センター黎明館)の北御門跡近くにある薩摩義士碑を目指して進む。ご参考までに、市電「市役所前」から薩摩義士碑のルートは↓
https://goo.gl/maps/h2VbdkPqkL82

この登山記録の行程

電停「市役所前」12:00 - 12:15 薩摩義士碑 - 12:40 城山展望台 - 13:09 照国神社 - 13:25電停「天文館」

コース

総距離
約4.3km
累積標高差
上り約228m
下り約227m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 帰省の途中、ちょっとあいた時間を利用して城山に立ち寄ってみました。城山は、3月のブラタモリで紹介されご覧になった方も多いと思いますが、鹿児島市中央部にある山・・というより、丘陵といったほうが良いかもしれません。頂上付近に展望台が設けられており標高107メートル、鹿児島のシンボル桜島や鹿児島市街地をを一望することができます。
 子供のころに習った郷土の歴史では、麓に島津氏の居城鶴丸城が築かれていた場所、あるいは西南戦争最後の激戦地など、必ずといっていいほど登場する歴史の舞台であり、遠足の定番になっていました。訪れるのはウン十年ぶり、しっかり鹿児島のDNAが刻まれているのでしょうね、なんとも形容しがたい特別な思いのある場所です。

 城山には、昭和47年に城山自然遊歩道(入口は2か所:岩崎谷の薩摩義士碑、照国神社横の探勝園)が開設されており、コ-ス全長が約2km、約30分ほどで展望台に到着します。また、樹齢約400年にもなるクスを始めシイやカシなど約600種余りの植物が自生し、遊歩道から鑑賞することができます。展望台では以前と変わらぬ桜島が出迎えくれる一方で、遊歩道を歩きながら目に入ってくる植生には、城山にはこれほど豊かな自然が残されているのかと、新鮮な驚きを覚えました。と、こうしたことを感じるころができるようになったのは、私もちょっとは成長した証でしょうか(笑)。

 なお、実際に歩いたルートは「岩崎谷の薩摩義士碑⇒展望所⇒照国神社横の探勝園」になります。遊歩道は案内板等がしっかり整備されており、危険個所はありません。

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フォトギャラリー:39枚

ここは、鹿児島の市電電停「市役所前」です。ちょっと時間ができたので、城山に立ち寄ってみることにしました。ここから、城山遊歩道「薩摩義士碑入口」に向かいます。

電停の前にあるのは、電停の名前になっている鹿児島市役所。

市役所の側を通り抜け、国道10号線にでました。正面に見えてきた石垣は、島津氏の居城であった鶴丸城址です

信号待ちの途中、近くにあった街路樹。

やけに緑が濃いと思ったら・・「暑くはないですか?」

鶴丸城址。

鶴丸城~慶長6年(1601年)頃に、島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城。正面中央には、鶴丸城の御楼門がありましたが、明治6年(1873年)の火災で焼失したそうです。

こちらは西南戦争の際についたとされる弾痕の跡、当時の戦闘の凄まじさをうかがい知ることができます。

鶴丸城址を左に見ながら、北御門跡のある石垣に沿って進んでいきます。

薩摩義士碑に到着しました。薩摩義士碑は、1753年、徳川幕府より命じられた木曽川・揖斐川・長良川の改修工事で、治水総奉行・家老平田靱負をはじめ、なくなった方々の供養墓塔になります。

供養墓塔の脇に遊歩道入口が付けられています。

遊歩道の途中からは、桜島がチョイ見え。

大きさをお伝えできないのが残念ですが、こうした巨木があちこちに。

こちらはクスノキ。ネームプレートが付いているのでわかりやすい!

もうすぐ展望台です。

城山展望台に到着しました!

さすがに人気スポットだけあって大勢の人が・・(^-^;。

皆さんの視線の先には、そう鹿児島が誇る桜島がドーンとそびえています。桜島を見ると鹿児島に帰ってきたんだなぁという気持ちなります。

鹿児島市街の風景。

展望台にある城山茶屋。店の前には西郷さんの「顔ハメ看板」があります。ちょっと横から失礼して撮ってしまいました。
これより、下山します。今度は、「照国神社横の探勝園入口」の方向にでます。とはいっても、途中まで遊歩道は上りと同じになります。

こちらは樹齢400年ともいわれるクスノキ。

おもしろい呼び名の木もあり、その一つがバクチノキ。この木は樹皮が鱗状にはがれて赤褐色になることから、これを身ぐるみはがされる博徒に例えたものだとか。

こちらの巨木もクスノキ。幹に着生した植物はノシラン。

こちらが「探勝園入口」(振り返っての一枚)。
これより照国神社でお参りをし、電停「天文館」に向かいます。

照国神社に向かう途中にあった島津久光公の像。

続いて、こちらは島津斉彬公(第11代藩主)の像。

こちらは照国神社、祭神は島津斉彬公になります。

こちらは先ほど登った城山(振り返っての一枚)

電停「天文館」から市電に乗車し、電停「鹿児島中央駅」に到着。

鹿児島中央駅に戻ってきました。久々の城山散策、桜島も観ることができよかったです。リフレッシュしたところで、これから再び移動です。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 水筒・テルモス タオル
腕時計 カメラ 健康保険証 行動食 GPS機器

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、こんにちは。
    GWは帰省されていたのですね。2年前に屋久島や開聞岳など鹿児島の山と温泉を味わった際に、何も知らずに城山観光ホテルに宿泊しちゃったんです。登山姿で・・・。おまけに高級そうなレストランで、周囲は着飾った家族連れなどが、おそらくお祝い事や集まりなどでディナーを楽しんでいらっしゃる横で、なんと登山靴で食事をしたことを脂汗とともに思い出しました。いやあ、登山旅行でしたからね、靴や服なんて登山用以外余計なものを持ち歩く余裕はなかったので、いま思い出しても赤面ものです。

    でも、桜島を見渡せる展望風呂は素晴らしかったなあ。ホテルのスタッフも私に気まずい思いをさせないよう何気無く振舞ってくださったし・・・。城山がどんな場所かは多少わかっていたつもりでしたが、こんなに魅力的な場所だったのですね。西南戦争当時の弾痕などは目にしましたが、当時は観光する余裕がなくて、残念なことをしました。

  • すてぱんさん、おはようございます!

     いつもコメント、ありがとうございます。城山観光ホテルに泊まられたのですね~! 食事や展望風呂など、「かごんま」を十分に楽しんでいただいたようで、鹿児島県人としてはとてもうれしい限りです。

     すてぱんさんの登山姿での食事の様子、ちょっと想像してしまいました(笑)。が、「てげてげ」のお国柄ですから、あまり気になさらずに。えっ、「てげてげ」って何かって?ずばり「てきと~」です。「てげてげでよか(適当でいいよ)」。是非、またおいでください。

        ぼっけもん拝

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