行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)小田急線 新松田駅から西丹沢行きバス(7:30)にて、終点の西丹沢ビジターセンター下車(8:50)
復)箒沢公園バス停(15:41)から増便バスにて、新松田駅まで
この登山記録の行程
西丹沢ビジターセンター(9:00出発)-用木沢出合(9:25)-犬越路(10:27)-ヤタ尾根分岐(12:08)-檜洞丸山頂(12:42着/12:55発)-つつじ新道分岐(13:06)-テシロノ頭(13:30)-板小屋沢(14:55)-箒沢公園バス停(15:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今シーズンのシロヤシオを見逃す訳にはいかないと、確実な邂逅を期して檜洞丸を登って来ました。 紅白に咲き競うミツバツツジやシロヤシオは期待以上でしたが、ブナの大木に雄大な富士山、鎖の急斜面や木道歩きなど、変化に富んだ稜線はどの季節でも楽しめそうです。
≫未だ人に知られていない場所でシロヤシオに出会えないものか・・・、
まるで弱小芸能プロダクションの社長の様な心境で、2週続けてバリエーション尾根を尋ね歩いた結果、「株の無いところに花は咲かない。」という当たり前のことに気付いた時には既に花の季節も終盤です。このままでは手遅れになる~と、一転、メジャーな檜洞丸を目指して西丹沢に向かいました。
GWを過ぎたとはいえ、西丹沢ビジターセンター前は花を目当ての登山者で大賑わいです。 混雑が予想されるつつじ新道を避けて、犬越路から檜洞丸を経て石棚山稜をぐるりと周回するコースを選びました。
犬越路から檜洞丸までは、右肩に富士山を見返りながら、緩急の変化に富んだ稜線歩きを満喫し、石棚山稜では、個性派揃いのブナの大木に囲まれた静かな木道歩きを楽しみました。 檜洞丸を挟んだ稜線の花のピークは標高1,500m+αといったところでしょうか、ミツバツツジとシロヤシオが咲き競うさまは、さながら紅白花合戦の趣です。
ところで今年は、シロヤシオを巡る皆さんのレコを通じて、改めて色々と学習させて頂きました。
その中で悩ましいのは、木によって花の白みや葉の形が微妙に異なる事で、「まさか、これは別の花なのではないか?!」という疑惑に駆られることです。 写真をUPしましたが、花びらが6枚の個体を見るに至っては、「ダマされていたのかっ!?」と焦ってしまう次第・・・。
これもシロ様の魔性のなせる業か~!?、等と独りごちつつ、今シーズンのシロヤシオ巡りはひと段落。 松田の地酒と地焼酎を美味しく頂いて、今週もしっかり締りました~!
本日の総歩数32,446歩、歩行距離21.0km、消費カロリー1,342kcal、脂肪燃焼量95g也。
フォトギャラリー:114枚
西丹沢ビジターセンター。家を出てから4時間掛けて、ようやく到着しました。
奥に見えるのは、加入道山の稜線でしょうか。
途中、「つつじ新道」への入山口を通り過ぎて進みます。
用木沢出合から犬越路に向います。10台程の駐車スペースがありました。
用木沢に沿って、右岸、左岸を歩いて行きます。
行き交う登山者もまばらです。
エイリアン!?
傾斜を増した沢の上部を詰めて、犬越路のコルに到着しました。
ベンチと避難小屋があります。
そのまま、檜洞丸へ続く稜線へ。
少し歩いた所から振り向くと、、、富士山が、ひょっこりはん!
稜線のピークがまるで公園の様です。
檜洞丸まで3.2km。花のプロムナードの始まりです。
最初に目に入ったのは、やはりミツバツツジの赤色です。
すかさず富士山とツーショット。
ブナの大木が立ち並んでいます。
思いの外早くシロヤシオに遭遇してテンションが上がります。
紅白の色どりが堪りません。
落ちた花弁も紅白~。
こちらもシロヤシオですが、全く花を着けていないものも。
♪
♪
歌合戦ならぬ、紅白花合戦の趣です~♪
ステージの大向うにはドーンと富士山!
稜線上のピークは急峻で、何箇所かクサリ場があります。
こちらは大室山ですね。
富士山をこの角度から見るのは初めてかも知れません。
大きな瘤ピークをいくつか越えて行きます。
♪
稜線のそこかしこで、紅白のツツジの共演です。
北面には奥多摩の展望が広がります。先週はあちら側からこっちを眺めていたんですね~。
富士山をバックに、花合戦。
大室山をバックに、花合戦。
大きな株ですが、本当にシロヤシオかどうか、自信がありません。
葉っぱは確かに5葉なのですが、形が細長いのが気になります。
花が無くても気持ちの良い稜線です。
少し盛りを過ぎていますが、折角なのでパチリ。
日本人好みの構図、ですね。
振り返れば大室山の大きな山体が。
奔放な枝ぶりです。
この木は何でしょう?、まるで裸の様です。
個性的なブナの巨木が連なっています。
秋に来ても良いでしょうね~。
神ノ川ヒュッテ方面(ヤタ尾根)の分岐。檜洞丸まで、未だ1.1km有ります。
「裸の木?」が密集しています。
こちらは未だ蕾ですね。
ずーっと「うがい中」。
この細長い葉は、後から広がるのでしょうか?
お見事!
ワーイ!足元に隠されたラッキーアイテムを発見! この遊び心に拍手です!
普通はこんな感じです。
ようこそ、檜洞丸へ!
手前の尾根はツツジ新道ですね。
檜洞丸への最後の登りです。
こんな稜線を歩いて来ました。
山♡Love
気持ちの良い木道の階段を登って来ました。
山頂に到着しました!
山頂は多くの登山者で賑わっていました。
山頂に鎮座している山の神に、無事到着のお礼。
山頂から、石棚山稜に向います。
正面に富士山を見ながらの下山となります。
綺麗に整備された木道が続きますが、人とすれ違うのには一苦労します。
・・・という訳で、一部複線化されています。足元にはコバイケイソウの群落が。
左手に見えるのは臼ヶ岳でしょうか?
つつじ新道を右に分けて、左の石棚山稜方面へ。
そろそろ富士山も見納めです。
個性派揃いのブナの大木。
足元にはマルバダケブキが群生しています。
同角山稜の分岐です。
玄倉林道はユーシンブルーの区間が通行止め、の案内板。
植生保護の為、歩行道がしっかり区切られています。
細長い葉の形が気になって仕方ありません。
こちらは間違いなと思いますが。
どちらにしても、美しいのに変わりは無いのですが・・・。
テシロノ頭(1,491m)付近が開花のピークだった様に思います。
ミツバツツジの枝越しのシロヤシオ
♪
そしてこちらが衝撃映像!! 違和感を感じてよくよく見れば、何と花弁が6枚有るではありませんか!まさかこれ、シロヤシオモドキ?もしくは奇形種なのでしょうか?
だんだん、シロヤシオのことが分からなくなって来ました・・・。
これは本当にシロヤシオなだろうか~?
でも、その美しさに変わりはありませんね。
ブナの緑も、もう新緑ではありません。
遠くうっすらと相模湾が見えます。
孤高のブナ。
ブナの寄り合い。
静かな尾根の木道が続きます。
隣のブナに取り残された、倒木の忘れ物。
石棚山の先で、玄倉林道方面への道を左に分けます。
足元には小さなお花畑が、、、
ヤブ沢の頭。シロヤシオはこの辺りが咲き残りの限界でした。
尾根の下部は、急な下りが続きます。
やっと板小屋沢まで下りてきました。
更に1km程歩いて、箒沢公園に到着です。
箒沢公園バス停には、先着の登山者が。20分ほど待って増便バスに乗り込みました。
時間が無いのでドボーン無しで、新松田駅前の豊丸水産へ!
松田の酒蔵、松美酉を冷で。
日本人で良かった~♪
他にも気になる地酒が沢山おいてありました。
寄で栽培した芋を使った芋焼酎、まつだ乃華。松田でしか飲めないというので、思わず一杯。
調子に乗って、気になる駅前居酒屋「寿」にも顔を出して~。
締めのもう一杯!
花の余韻に浸りながら、ほろ酔い気分で帰路につきました~!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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