行程・コース
天候
五月晴れ!
登山口へのアクセス
バス
その他:
富士急山梨バス下和田バス停から小菅行きの始発バスに乗車し、深城トンネルを出ですぐにのところにある橋の袂で途中下車(乗車時に運転手さんに依頼)。
■ 6:21発 下和田 富士急山梨バス(小菅) - 6:52着 深城ダム
下和田バス停までは猿橋駅から徒歩で移動(約10分ほど)。登山道入口は、橋を渡ってすぐの左手山斜面に取り付けられた階段が入口となる。道標はなく注意が必要。
この登山記録の行程
深城07:06 - 09:05カネツケノ頭 - 09:30白草ノ頭(長峰山)09:34 - 10:06エイベイ小屋跡 - 12:49米代(長峰分岐) - 13:04天狗棚山13:40 - 13:46石丸峠13:48 - 14:00熊沢山 - 14:12大菩薩峠14:33 - 14:58勝縁荘 - 15:01富士見山荘15:02 - 15:06福ちゃん荘15:13 - 15:26上日川峠
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、長らく温めていた長峰を通って大菩薩峠まで歩いてみました。長峰は、石丸峠から西南西に伸びる尾根であり、長峰のほぼ中間に位置する三角点峰が白草ノ頭です。登山道は尾根沿いに取り付けられており、米代で石丸峠から西北西に伸びる牛ノ寝通りと合流します。この登山道は、大月から小菅への路線バスが開通したことにより、よく歩かれるようになったようです。今回、歩いたルートは
①深城バス停~白草ノ頭~長峰~米代~天狗棚山
②天狗棚山~石丸峠~熊沢山~大菩薩峠
③大菩薩峠~上日川峠
となります。①の深城バス停から米代までの登山道は、登山道入口を含め、七本木山近くで古い道標を見かけた以外は、米代まで道標の類いはなく、踏跡や赤テープをたどりながら進むことになります。そのためでしょうか、「山と高原地図」では破線ルートになっています。
実際に歩いてみた印象として、踏み跡は落葉等でやや分かりにくくなっているところはありましたが、全般的に明瞭と言ってもいいでしょう。ただ、所々に作業道と思われる山道への分岐があり、道標の類いがないためどちらむ進むべきか迷うことが多く、GPSや地図により確認する必要があります。…と書きながら、七本木山に向かうべきところを作業道に進んでしまい、途中で山斜面をよじ登って所定のルートに復帰する羽目になってしまいました(^_^;。
圧巻だったのは、長峰の樹林帯でしょうか。五月晴れともいうべき絶好の登山日和となったこの日、明るい日差しが林の中に燦々と降り注ぎ、光のグラデーションに彩られた若葉が風にそよぐ様は「美林」という表現がぴったりきます。さらに見頃を迎えた白草ノ頭付近での山ツツジや長峰でのミツバツツジが若葉のグラデーションの中で絶妙のアクセントになり、「美林」を引き立てていました。
加えて、長峰から辿り着いた天狗棚山からは、小金沢連嶺をはじめ南アルプスなど、期待を裏切らない大パノラマが広がっていました。さらに石丸峠から熊沢山に登る途中では富士山の絶景・・と、ここまでは大満足の山行でしたが、最後の最後でやらかしてしまいました。先週の財布に続き、今度は大菩薩峠でカメラを…_| ̄|○。何方かが親切にも介山荘に届けてくれたようで、無事に手元に戻ってきました。この場を借りて御礼申し上げます、ありがとうございましたm(__)m、。それにしても私のこの粗忽さ・・あぁ、恥ずかしい。。。_| ̄|○
フォトギャラリー:87枚
おはようございます。今日のスタートは猿橋駅です。随分、日の出が早くなりましたね~。今まだ朝の6時前なのにすっかり明るくなっています。日は、小菅行きの始発バスに乗る予定ですが、始発バスは猿橋駅を通らないんですよ~。そのため、最寄りの下和田バス停まで歩いていきます。
途中、桂川にかかる宮下橋をわたり、中央道高架下を通っていきます(写真は、宮下橋からみた扇山と百蔵山)
約10分ほどで下和田バス停に到着。まだ、予定の時刻(6時21分)まで10分ほどあります。時間を利用しストレッチをはじめたたところ、花に水撒きに出てきたご近所のおばあちゃんと立ち話。田舎のこの感じ、ほっこりしていいですね~。
無事に下和田バス停で乗車し、予定通り深城トンネルの先にある橋の袂で下車しました。写真に見えているのは深城トンネルです。
土室川にかかるこの橋を渡ります。
橋を渡ってすぐの左手山斜面に取り付けられたこの階段が、入口となります。登山道入口を示す道標は周囲にはなく、ちょぴり疑心暗鬼。本当にここかなぁ・・(^-^;。
階段からしばらくは踏み跡が薄く心配になりましたが、しばらくするとしっかり踏まれた山道になりました。ホッとしました。
空を見上げる余裕も出てきました(笑)。
フタリシズカがあちこちに。
あれは鶴寝山かな?
木の間から見えるのは松姫湖と葛野川ダム。ここでしか見ることができない風景ですね(^^)v。
長峰で、この日、見かけた唯一の道標です。深城の方向を指しているので、石丸峠からの下りにつかうケースが多いのでしょうかね(^-^;。七本木山(山神祠)の近くです。
道標の近くに分岐があり、支尾根に付けられた山道から七本木山(山神祠)に進むべきところを、間違って、作業道なのでしょうか、写真にあるトラバース道に進んでしまいました。途中で気づき、山斜面をのぼって予定のルートに復帰しました。
山道のあちこちに落ちていた花。
見上げると、葉っぱの間から白い花がチラチラと見えています。それにしても、新緑の葉が重なってとても綺麗です。こうした状態が結葉(むすびば)なのでしょうか。
あぁ~、森が明るい!。
ギンリョウソウ発見!
不思議な木が・・、上を見ると一本の木のようですが
実は異種格闘木でした。
巨木があちこちに。
巨木の間から漏れる木漏れ日でとても幻想的な光景が広がっていました。
ヤマツツジが見ごろを迎えてます。
これはでかいなぁ~。
ちょっとトレッキングポールと比べてみました(^^。
登山道入口から約2時間、白草ノ頭に到着しましたー。ちょっとした道間違いはありましたが、順調かな(^^)v。
お約束の三角点タッチ!
ちなみに、白草ノ頭はこんな感じ(藪?)。うっかりそのままスルーしてしうところでした。
白草ノ頭の周囲でも、ヤマツツジが見ごろです。
先を急ぎましょう~♪
朝が早かったので、途中で大休止をしてランチ。エネルギーを補給したところで、牛ノ寝通りへの合流ポイント「米代(長峰分岐)」に向かいます。ここから一気に標高があがっていき(約600mくらい)、急登の連続となります。このルートの核心部分でしょうか。
落ち葉で覆われてフカフカする山道の急登にヒーコラ言いながら登り詰めていくと、見えてきたのは、あでやかなミツバツツジの群生です。
ちょうど見頃をむかえているようであり、一気にテンションがあがります。先ほどまで、ヒーコラ言いながら登っていた姿はどこへいったのでしょう。
童心にかえって(?)、夢中になってミツバツツジを追っています(笑)。
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ミツバツツジの群生を抜けると見えてきたのは牛ノ寝通りへの合流ポイント「米代(長峰分岐)」。長峰の方向には「道跡不明瞭通行注意」の注意書きがあります、たしかにちょっと分かりにくいかも・・・。
ちなみに、こちらが歩いてきた長峰の方向の登山道になります。
米代より、牛ノ寝通りの向こうに飛龍山がみえます。いつかは歩いてみたい。
長峰とうってかわって、牛ノ寝通りはさすがに人気のコースだけあって登山道がしっかりしています。とても歩きやすいですね~。ちなみに、牛ノ寝通りで初めてハイカーとすれ違いました。
ここでもミツバツツジが見頃です。
石丸峠に向かう登山道(牛ノ寝通り)から見えた小金沢連嶺
こちらは雁ヶ腹摺山。ミツバツツジをアクセントに加えてみました(笑)。
小金沢連嶺の稜線にでました、それにしても、深城バス停から長かったなぁ~(^_^;。折角なので石丸峠に行く前に天狗棚山に立ち寄ってみましょう。
天狗棚山に続く登山道
天狗棚山に到着~。すばらしい眺めが広がっています。こちらは小金沢連嶺の稜線。眼前に聳えているのは小金沢山。
大菩薩湖と甲府盆地、その奥に見えているのは南アルプス
こちらは熊沢山。これから向かう大菩薩峠はあのお山を越えていくことになります。熊沢山の後ろにちらりと見えているのは八ヶ岳でしょうか。
ちなみにこんな感じで景色を楽しんでいます(笑)。
石丸峠。ここから見える富士を楽しみにしていたのですが、あいにく山頂が雲に隠れています。残念・・_| ̄|○。
と、熊沢山を登っている途中で振り返ると、なんとあの厚かった雲がとれ、富士の全容がみえてきました。「よっしゃー!」、気合いがはいります。それにしても分かりやすすぎ(笑)。
大菩薩峠に到着~。
奥に見えているのは大菩薩嶺
こちらは甲府盆地と南アルプス
おなじみの介山荘。ここで、またしても痛恨のミス。先週の財布に引き続き、今度はカメラを落としてしまいました。上日川峠に向かう途中で写真をとろうとして気づきました。どなたかが新設にも介山荘に届けてくださったようであり、ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。それにしても学習効果のない私・・・情けないやら恥ずかしいやら_| ̄|○。
と、富士見山荘から見えた富士。雲が完全にとれ富士がくっきりと見えています。今の季節に、しかも午後い、ここまでくっきりした富士が見えるとは!カメラを落として凹んでいた気持ちもどこへやら、「よっしゃー!」。ちょっと分かりやすすぎませんか・・・(^_^;。
唐松尾根分岐
毎度おなじみの福ちゃん荘
上日川峠(ロッヂ長兵衛)に到着~。
ここから甲斐大和に向かう栄和交通のバスでかえります。
バスで揺られること45分、甲斐大和駅に着きました。念のために「財布よし!、カメラよし!」。色々ありましたが、念願叶って、無事に長峰を踏破できました(^O^)v。お疲れ様でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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