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赤城山(鍋割山)2018

赤城山(鍋割山)( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

薄曇

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

赤城温泉駐車場8:50***荒山高原10:50***鍋割山山頂11:25***赤城温泉駐車場13:50

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約756m
下り約756m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

3週連続の山登りは赤城山の鍋割山へ。
本日は生憎の薄曇りだが先週釜伏山で出会った年配の女性の話ではヤマツツジが綺麗と言う事で楽しみだ。
登山口は姫百合駐車場からが一般的だが週末は混んでるだろうな。
地図で色々調べてみると何か所かコースがあり、静かな山行が出来そうな赤城温泉登山口からのつつじの道コースを登ることにした。
赤城山の大きな裾野を通り赤城神社からは狭いカーブを車で登って行く。
大沼への道から左に分かれると赤城温泉の駐車場に到着。
9時前に身支度を整え出発。
駐車場の登山口から急な鉄階段を下りて行く。
下りると沢に掛かる立派な吊橋が。
これを見てこのコースは登山道も綺麗に整備されているのかなと思いきや少々荒れた登山道を登って行くことに。
杉林を抜け沢を渡ると松林へ。
ここからハルゼミの蝉時雨が1時間ほど続いた。
初夏に松林で鳴くハルゼミだがこんなにたくさん鳴き声を聞くのは初めてだなあ。
もしかして貴重な大生息地?
目の前を横切る姿はツクツクボウシ位の小型の蝉。
松林を抜けると荒山からの分岐点の大岩に。
ここまでの道のりではヤマツツジは終わっていたがここからチラホラ咲いていた。
棚上十字路に来て本日始めて登山者に会う。
暫く進むと荒山高原の開けた場所で大勢の人が休憩していた。
道沿いにはヤマツツジやドウダンツツジ、小さな花々も見られ気持ちの良い尾根を緩やかに歩く。
30分ほどして鍋割山山頂に到着。
晴れていれば関東平野は勿論のこと富士山や八ヶ岳、浅間山までの大展望だが薄曇りの為少々残念。
山頂の開けた場所も大勢休憩しているので少し戻った見晴らしの良い場所で昼食タイム。
そして来た道を戻る。
棚上十字路からはまた静かな山行。
しかし駐車場には数台の車が停まっていたのでもう少し人に出会うかなと思っていたがここまで人がいないと少々不安になる。
登山口で見かけた熊注意。
さらに頭上にはカアカアとたくさんのカラスが飛び回る。
行きはあまり気にしなかったが膝まで伸びる笹道は場所により腰位まであり標識やピンクリボンがなければ登山道の分かりづらい場所も。
そして相変わらず松林ではハルゼミの蝉時雨が。
聞き慣れないハルゼミの鳴き声は良く聞くとギーギー、ギャーギャー、グウェッグウェッ。
疲れた頭と体に何だか異世界に迷い込んだ気分に。
ふと横を見ると松の木がお化けの顔に!
登山道に横たわる倒木には蛇が絡み付く!
うわ、うわ、うわ、うわ!
と小走りに足を進める自分がいた。
すると不思議なことに松林を抜けるとハルゼミの蝉時雨がピタリと止んだ。

とまあ夏には少し早い怪談じみたお話はここまで。
興味がある方がお化けの松の木の画像を掲載しましたのでご覧あれ。

暫くあるくと沢の音が聞こえ朝渡った吊橋が見えてきた。
最後の急な鉄階段は疲れた足には堪える。
駐車場に着いたのは14時前。
折角だからと赤城温泉の湯の沢館へ。
古びた宿だが趣があり、赤茶色の濁り湯は熱めとぬるま湯があり交互に湯船に浸かった。
露天風呂からは流れ落ちる玉簾の滝が真近に見え涼しげ。
貸切状態の山のいで湯は心までのんびり。
そして久しぶりに赤城神社に参拝して帰路。

6月からは夏山だー。
それじゃ今宵はここらでよかろうかい、チェストー!
よし頑張るぞ。






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装備・携行品

登った山

鍋割山

鍋割山

1,332m

よく似たコース

鍋割山 群馬県

赤城南端にあるツツジと展望の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間10分
難易度
★★
コース定数
18
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