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30-5 嘉麻アルプスピストン

古処山、屏山、江川岳、馬見山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (ハンター さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 遊人の杜キャンプ場入り口前道路上に駐車、遊人の杜登山口から入山

この登山記録の行程

遊人の杜(07:28)…古処山(08:26〜08:52)…屏山(09:30〜09:39)…江川岳(09:59)…馬見山(11:50〜12:43)…屏山(14:10)…遊人の杜(15:39)
所要時間:8時間11分(休憩含)
コースターム:7時間10分(1.14倍)

コース

総距離
約13.2km
累積標高差
上り約1,321m
下り約1,330m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

福岡に移り住み、玄関を開けるとベランダから見える尖りの山が気になっており、調べてみると古処山と判明。引越やら、リフォームの工期遅れやらで、中々動けず、気付いてみれば2月2日の岩木山以来、山、4か月間の空白が・・・からだ、なまってるだろうな~と思いつつも、梅雨前の好天を狙い、ヤマレコのanji-jiさんの投稿記録を参考として、嘉麻アルプスピストンを即計画する。
登山計画書を作成し、福岡県警へメール送信を???アドレスなし。福岡県警のホームページを見ると「登山口設置の提出箱に投函」と書いていたので、それを信じて準備する。
6月2日6時14分、雲ひとつない快晴の中、自宅を出発。玄関を出ると、いつも通りの尖がりの山容が目に入る。
7時20分、遊人の杜入口に到着するが、ロープが張られており、駐車場には入れず、道路脇の広い路側帯に駐車し、7時28分標高465mの遊人の杜登山口から入山する。さて、登山計画書を提出と・・・提出箱が見当たらない。福岡県警、書いた以上は仕事しろよ!と、怒りモードで歩を進める。
が、登山道に沿って沢が流れており、その心地よい音に怒りも静まる。
4か月間の錆びの具合は?からだ全身がギシギシと音を立てているような感覚で重い。
ピストン大丈夫かな?と、不安になりつつも状況によっては、途中引き返しも考慮する。
とりあえずは、50分行動の10分休憩を確実に取る事とする。古処山山頂付近では、苔生した景観が広がっており、日本庭園の様だ。下界には嘉麻の市街地が見渡せる。
8時26分、860mの古処山山頂に到着、温度計は18度、山の神様に御挨拶と御酒の奉納をして山行安全を祈願する。下界には朝倉、甘木、遠くには久留米の市街地が確認できる。自宅方向を見ると微かに建物が確認できた。と、そこへ、トレラン姿の若者が現れる。飯塚から来たとの事、馬見山ピストンをトレランで行うと言う。しばらく話をし、私が先行するも、直ぐさま抜かれ、姿が見えなくなる。
登山道には随所に標識があり、道は分かりやすい。
高低差は少ないが急登続きのアップダウンを繰り返し、体力を奪ってゆく。
9時30分、927mの屏山山頂に到着。
眼下に嘉麻市街ののどかな景色が広がる。遠くに福智山が確認できた。
時折、「カッコー、カッコー・・・」の鳴き声を聞きつつ、再び、高低差の少ない急登続きのアップダウンを繰り返し、9時59分、景観の開けない861mの江川岳山頂にとうちゃこ。この江川岳は最近、無名山から名前が付いた山の様である。気温も上昇気味で、水分補給が進む。
再び、高低差の少ない急登続きのアップダウンを繰り返し、10時19分宇土浦越に到着、水場まで降りて給水を行う事とした。踏み跡の不明瞭な、かなりの急登を下り、沢に出たが水場の標識がない。下へ下へと進むが、見当たらず、適当な場所を選び沢へ降りて行く。水を3リットル補給、元の道に戻ろうと沢を上がるが不明瞭な踏み跡を見失う。地図を確認し、とりあえず正面の尾根を上がり、尾根伝いにメインの登山道に出る事とした。地図と磁石で方向を確認、尾根伝いに歩いていると踏み跡を発見!変な方向から宇土浦越の標識に戻ることができた。いらん体力を使ってしまったと、少々後悔しつつ、水で更に重くなった荷物のせいなのか、足も中々前に出てくれなくなる。
幾度と足を止めながら、11時50分、馬見山山頂にとうちゃこ。数人の集団が昼食を摂っていた。その隣のベンチにへたり込んだ。帰りも高低差の少ない急登続きのアップダウンの繰り返し、大丈夫なのかと、不安になりつつも、とりあえず飯を摂る事とした。味噌ラーメンとパンを食べ、大休止。体力の戻りを期待する。
山頂にある見晴らし台では、左手に英彦山が、正面に江川湖、右手に古処山、屏山、江川岳と歩いてきた稜線が確認できる。視界が良ければ祖母山まで見えるそうだが、今日は霞がかかっており、近場の山までしか確認できなかった。新しく建てられた避難小屋があったので、中を見てみると、かなりのいい感じ。寝袋持って泊りもいいな~と感じさせてくれた。
幾分か、足も回復、軽くストレッチをして、12時43分、お隣の集団に「お先に、ご安全に」の声をかけて、下山の途に就く。
帰りは江川岳はパスし、近道ルートに進む。確実に休憩を取りながら、順調に足を進める。
14時10分、難関と思われた屏山山頂を通過、後は古処山の奥の院大将隠し経由のほとんどが下りとなる。足もいい感じで戻っている。安心感が出てきた。
奥の院への分岐から、これまた踏み跡の不明瞭な道が始まる。案の定、途中から踏み跡も道標のリボンも見当たらなくなる。当然、奥の院も大将隠しも確認できない。地図には、この道は載っていない。GPSで確認すると、沢を降りて行くように示されている。定石から言って、沢はないだろうと、地図で登山口まで続く適当な尾根を見つけ、磁石で方向を定め、尾根伝いで降りる事とした。道なき道を降りて行くと木に巻き付けた赤いテープを確認、正規ルートに合流した。ここから先は、リボンやテープが随所で確認でき、無事登山口まで辿り着く事ができた。途中、遊人の杜管理棟に立ち寄り、コーラを購入、一息就く。
15時39分、車に到着、無事下山した。

今回の反省事項としては、何よりも体力不足が1番に挙げられる。
2番手が、一歩間違えていれば遭難しかけていた事だ。山がそんなにも深くない事もあり、助かった感じではあるが、無理は禁物!
良かった点としては、地図読み、コンパスの使い方を勉強していたせいか、遭難する事無く、ルート復旧が出来た事が成果として挙げられる。

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フォトギャラリー:133枚

あの尖がりが気になっていました。今日は行きますよ~!

遊人の杜入口は、ロープが張っており、入れません。8時30分から開門だそうです。右手に登山道入口

ここを進みますが、登山計画書の提出箱なんてないぞ!!

石仏が見え始めます。

いい感じで苔生しています。

嘉麻市街方向

苔苔

朝倉、甘木、久留米方向

自宅の建物、微かに確認

山頂とうちゃこ

気温は18度

山の神様に御酒を奉納です。

飯塚から来たトレランの若者

枝から垂れ下がる苔

苔苔

屏山とうちゃこ

嘉麻市街方向

福智山が見えます。

帰りは近道します。

江川岳

宇土浦越、水場に降ります。

水補給

戻ってきました。

馬見山とうちゃこ

ヘロヘロ状態

江川湖

古処山の尖がりが見えます。

英彦山

尖がりアップで

避難小屋

中は綺麗です。水、トイレ無し。

お隣の集団、御先です。ご安全に。

先は長い・・・

近道中

屏山通過

ここから大変な事に

途中ロープも

尾根伝いを降ります。

分岐に出ました。

蛇イチゴ

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
【その他】 携帯トイレ、AMラジオ、携帯電話

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登った山

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